POCKETALK Sシリーズ 利用規約

本利用規約は、ポケトーク株式会社(以下「当社」といいます。)とお客様との間の合意をなすものです。お客様がご利用になるPOCKETALK Sのデバイス機器及び当該デバイス用のアクセサリ(以下「本デバイス」といいます)をご使用になる前に、本利用規約をお読みください。本規約は民法548条の2が定める定型約款に該当し、本デバイスを使用された時点で、お客様は本規約の各条項の拘束を受けることに同意したものとみなされます。本規約の各条項に同意できない場合、ご購入後14日以内に領収書と共に、販売元にご返却いただき、製品代金の返金を受けてください。本デバイスを使用された後は、ハードウェア保証書に定める他は、返金又は交換には応じられませんのでご了承ください。なお、本利用規約は、日本において販売された本デバイスのみに適用されるものであり、海外において販売された本デバイスには、適用されるものではありません。

第1条(デバイスの所有権移転及びソフトウェア使用許諾)

  1. 本デバイス及び本デバイスに同封される印刷物(マニュアル等)の所有権は、本デバイスの購入後、お客様が本規約に同意し遵守されることを条件として販売元からお客様に移転します。
  2. 当社は、お客様が本規約に同意し遵守されることを条件として、本デバイスに含まれるソフトウェア(以下「ソフトウェア」とします)を使用するための非独占的な権利をお客様に許諾致します。
  3. 当社は、本デバイス上での使用のために当社がお客様に提供するすべてのソフトウェア及びマニュアル等に関する著作権その他の知的財産権をお客様に譲渡するものではありません。

第2条(使用条件)

  1. デジタルコンテンツ、ソフトウェア及び本デバイスがお客様に提供するサポートその他のサービスの提供(以下「サービス」とします)において使用される一切のハードウェア及びソフトウェアは、当社又は当社が指定する第三者の知的財産であり、知的財産権に関する日本法および国際法により保護されます。
  2. お客様は、サービスの提供を受けるには、Wi-Fi接続等の通信環境の整備が必要であることを承諾致します。お客様がグローバル通信付きの本デバイスをご利用される場合、お客様は、サービスの提供を受けるにあたり、本規約に加えて、本規約と矛盾しない範囲で、グローバルSIMサービス利用規約(https://pocketalk.co.jp/rule/global-sim)(以下「SIMサービス利用規約」といいます。)の適用を受け、本デバイスの使用をもってSIMサービス利用規約に同意したものとみなします。SIMサービス利用規約の中で、「ユーザー」と規定されているところは、「お客様」と読み替えます。また本規約と当該規約に抵触がある場合、本規約が優先して適用されます。
  3. お客様が、当社が提供するSIMサービスを利用できず又は利用しない場合、お客様は、お客様の費用と責任で通信環境の設置や操作を行って頂く必要があります。この場合、当社は、お客様が行う通信環境の設置や操作について一切関与せず、お客様に対するサポートも行いません。
  4. 当社が提供するSIMサービスは、当社所定の手続きで更新を行うことにより、サービス利用期間を延長することができます。当社が別途定める場合を除き、SIMサービス利用期間の延長は有料です。
  5. 当社では、お客様への通知なく適宜、自動又は手動の当社ソフトウェアアップデートを提供する場合があります。アップデートされたソフトウェアにも本規約が当然に適用されるものとします。
  6. お客様が本デバイスを使用するにあたり、政府機関による許認可、認証、届出等が必要となるときは、販売元で許認可、認証、届出等を取得できる場合を除きお客様の費用と責任で処理解決して頂くものとします。

第3条(データ使用に対する同意等)

  1. 当社は、ソフトウェアを介して、お客様の情報を取得します。詳細はプライバシー・ポリシー(https://pocketalk.co.jp/privacypolicy)をご確認ください。当社に提供されるお客様の情報は、いかなる場合においても、プライバシー・ステートメントに従って取り扱われます。
  2. 本デバイスは、お客様を特定しない方法により、ソフトウェアを利用してお客様が発話した音声データ、カメラで撮影した画像及びその翻訳データを、インターネット経由で音声認識エンジン、音声合成エンジン、画像認識エンジン及び翻訳エンジンの提供元、並びに開発業務委託先、サポート業務委託先等(以下「サードパーティーパートナー」といいます。)のサーバに転送します。当社は、ソフトウェアの音声、画像識別翻訳機能を提供する目的のために、サードパーティーパートナーによる技術提供を受けております。お客様は、本デバイスを使用することによって、発話された音声データ、画像及びその翻訳データが本デバイス内に組み込まれた情報収集モジュール等により取得・蓄積され、お客様を特定しない方法により、サードパーティーパートナーへ転送されることに同意したものとみなされます。

第4条(サービスの一時的な中断、終了又は廃止等)

本デバイスを通じてサービスを利用するに際して、第三者サーバに接続する必要があります。当社は、サービスの安定した運営に最善を尽くします。もっとも、以下の各号のいずれかに該当する場合には、お客様に事前に通知することなく一時的にサービスを中断又は終了する場合があります。

  1. サーバ、通信回線もしくはその他の設備の故障、障害の発生又はその他の事由によりサービスの提供ができなくなった場合
  2. システムの保守、点検、修理、変更を定期的に又は緊急に行う場合
  3. 火災、停電などによりサービスの提供ができなくなった場合
  4. 地震、噴火、洪水、津波などの天災によりサービスの提供ができなくなった場合
  5. 戦争、変乱、暴動、騒乱、労働争議等その他不測の事態によりサービスの提供ができなくなった場合
  6. その他、運用上又は技術上本サービスの一時的な中断が必要と判断される場合

第5条(禁止事項)

お客様が以下の各号の行為を行うことを禁止致します。

  1. 当社又は第三者の著作権、商標権、特許権、意匠権等の知的財産権、その他法令上又は契約上の権利を侵害すること
  2. ソフトウェアを複製し、変更し、又は二次的著作物を作成すること
  3. ソフトウェアの一部を他のプログラムに統合又は組み合わせてコンパイルすること
  4. ソフトウェアの改変・結合・リバースエンジニアリング(逆アセンブル等)・解析等を行うこと
  5. ソフトウェアを第三者へ再使用許諾又は配布すること
  6. ソフトウェアを使用し、他ソフトウェアを個人利用の範囲を超えて無断複製及び無断使用すること
  7. ソフトウェアを第三者に送信可能な状態でネットワーク上に蓄積すること
  8. 本デバイス、ソフトウェア、当社若しくは他人の信用を毀損する行為、又は、他人に対する嫌がらせ、若しくは誹謗中傷を行うこと
  9. 上記のいずれかに該当する行為を助長する行為

第6条(効力の発生等)

  1. 本規約の効力は、お客様が本デバイスを使用した時点で発生するものとします。
  2. お客様が、本規約のいずれかの条項に違反することが確認された場合、又は当社若しくは第三者の著作権その他の知的財産権を侵害した場合には、当社は、お客様への通知なく、ソフトウェアの利用を停止し、又はお客様へのソフトウェアの使用許諾を解除することができます。
  3. ソフトウェアの利用停止措置が採られ、又は、ソフトウェアの使用許諾が解除されたことにより、お客様に損害が発生した場合でも、当社は、一切の責任を負いません。

第7条(免責及び責任の制限)

  1. 本デバイスが提供する翻訳は全てそのまま提供され、いかなる種類の保証をも行うものではありません。また、当社は、デバイスが行ういかなる翻訳についても、完全性、正確性、お客様にとっての有用性、お客様がサービスを受ける目的への適合性、又はその他のいかなる保証をも行うものではありません。当社は、当社の資材又はサービスから生じるいかなる明示又は黙示の保証であっても、商品性に関する保証、特定の目的への適合性、権利不侵害の保証を含め行うものではありません。当社は、(1) サービス又は当社の資材がお客様の要求を満たすものであり、中断されることなく安定してエラーなしに得られることや、(2) サービスや当社の資材に関する品質、正確性、即時性、真実性、完全性、信頼性について、保証するものではありません。
  2. 当社は、お客様が本デバイスの生成した翻訳を使用し又はこれに依拠したことにより生じたいかなる損害についても責任を負いません。
  3. 当社の責めに帰すべき事由によって本デバイスまたは本サービスに関してお客様に損害が生じた場合であっても、当社は当社に故意または重過失がある場合にのみ損害賠償責任を負うものとします。 その場合であっても、当社、当社への供給者、及び当社へのライセンサーは、 (A) 契約、不法行為、製造物責任、その他いかなる法理論に基づくかを問わず、本規約に基づき又はサービス及び当社の資材を使用できなかったことに基づく、利益の喪失、データの喪失、サービスの中断、コンピュータへの損害、システム障害、偶然損害、特別損害、懲罰的損害、間接損害につきその賠償責任を負うものではありません。また、(B) お客様が本デバイスに対して支払った金額が、当社が賠償責任を負う最大の額となるものとします。
  4. 当社は、第4条各号のいずれかに該当する事由によりサービスの提供が遅延し、中断し又は終了したとしても、これに起因するお客様又は他の第三者が被った損害について一切の責任を負いません。

第8条(損害賠償等)

お客様が、本規約のいずれかの条項に違反して当社に損害(弁護士費用も含みます)を発生させたときは、これを賠償する責任を負います。

第9条(β版機能に関する特約)

  1. 当社は、本デバイスまたは本サービスに関して正式リリース前の早期バージョンの機能又は追加サービス(以下「β版機能」といいます。)を提供することがあります。この場合、本条の定めが本規約の各条項に優先して適用されます。
  2. お客様は、β版機能は、正式版リリース前であることを理解し、その性質上、正常に機能しない場合があることに同意するものとします。また当社はお客様に通知することなく、β版機能の全部もしくは一部を変更し、中断、又は提供を終了することがあります。お客様は、β版機能へのアクセスと使用について責任を追うものとし、本条各項に同意されない場合は、ベータ版機能を使うことができません。
  3. お客様はベータ版機能について、フィードバックやその他の情報(以下「フィードバック等」といいます。)を当社に提供することができます。当社は、フィードバック等の使用、編集およびその他利用について、非独占的、恒久的かつ全世界的な権利とライセンスを有するものとします。ただし、お客様が特定されるフィードバックや情報の一般開示については、事前にお客様の承諾を得るものします。
  4. 当社は、β版機能に関して、独自の裁量において、サポートサービス(β版機能の全部または一部のアップデート、機能強化、機能変更等を含みます。)を提供する場合がありますが、お客様に対し、かかるサービスを提供する義務を負うものではありません。
  5. 当社は、法令に定める場合を除いて、β版機能の使用に起因するお客様の損害について、一切の責任を負いません。お客様は、β版機能が正式版リリースの完成に向けて実施・提供されるものであり、当社はβ版機能(β版機能のパフォーマンスや機能、特定の目的への適合、正確性、完全性、信頼性、有用性および安全性が含まれますが、これに限定されません。)に関して、いかなる保証もしないことを了承し、これに同意します。

第10条(その他)

  1. 本規約は日本法に従って解釈されるものとします。
  2. 当社は、お客様の一般の利益に適合する場合のほか、社会情勢、経済事情、税制の変動等の諸般の状況の変化、法令の変更、本サービスに関する実情の変化その他相当の事由があると認められる場合には、民法548条の4の規定に基づいて、本デバイス及び本サービスの目的の範囲内で、その内容、条件その他本規約の内容を変更できるものとします。
  3. 当社は、前項の定めに基づいて本規約の変更を行う場合は、変更後の本規約の内容を、所定のwebサイト上(https://pocketalk.co.jp/rule/pt-s)に表示し、または当社の定める方法によりお客様に通知する方法で周知するものとし、相当な期間を経過した日から、変更後の利用規約は適用されるものとします。
  4. お客様は、第1項の定めに基づき本規約が変更された後において本デバイス及び本サービスの利用継続を望まない場合、前項に定める変更後の利用規約が適用される日までの間、当社が定める方法により、本規約の解約を申し出ることができます。ただし、その場合も、当社はお客様が支払済みの本デバイスの代金を返金することはありません。
  5. 本規約の定めは、お客様が販売元との間で別途異なる定めを置くことを妨げるものではありません。
  6. 本デバイス、ソフトウェア及び本規約に関連する紛争については、東京地方裁判所を第一審専属管轄裁判所とします。
  7. この規約の一部が不正又は無効であり、何らかの理由で施行できない場合は、その規約は可分であるとみなされ、それ以外の規約の有効性および拘束力に影響を及ぼすことはありません。

2023年7月14日
ポケトーク株式会社