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有名企業を騙ったフィッシング詐欺の増加

ネット詐欺 フィッシング

2018/09/13

有名企業を騙ったフィッシング詐欺が後を絶ちません。注意すべき点を下記にまとめました。




 

怪しくないメールやSMSが、怪しい


 LINE、Yahoo、Amazon、佐川急便、日本郵便、MUFG、セゾンカード

   上に挙げた企業の共通点がわかりますか?
   共通点は、先月(8月)にフィッシング対策協議会が、
   これらの企業を騙ったフィッシング詐欺が増加していると
   注意を呼びかけた企業名であることです。有名企業への信頼を
   悪用した巧妙な手口が増えていることを物語っています。

    フィッシング詐欺 とは
      メールやSMSから偽サイトに誘導して、IDやクレジットカード番号などを
      入力させたり、電話させたり、ウイルス感染させたりすること。


 

LINEでの実例


    例えばLINEのケースは、下記のようなものです。
    LINEを使っているユーザーなら当然気になる内容です。
    何だろうと思って、メールを開いて、
    記載されている手順通りに操作して、詐欺サイトのURLをクリックして
    個人情報を入力してしまうというものです。
    サイトは本物そっくりですし、メールに記載されているURLも、
    その企業名が記載され実にリアルです。

    LINEを騙ったメールの実例
      件名
       「LINE---安全認証」など
      本文
       「お客様のLINEアカウントに異常ログインされたことがありました。
        お客様のアカウントの安全のために(以下略)・・・」


 

被害に遭わない3箇条


    こうした巧妙な詐欺手法に対抗する有効な方策は、
    まず、日頃から手口情報を知っておくことです。
    それにより、慌てずに疑うことができます。
    有名な企業だから大丈夫と考えるのではなく
    有名な企業だから、使っている人が多く、詐欺に悪用されやすいことを
    しっかりと認識しておく必要がありそうです。
    また、普段から使っているサイトやサービスなどは、
    ブラウザのブックマーク(お気に入り)などに登録し、そこからアクセスすること。
    不安な時は「"該当URL" "詐欺"」で検索して確かめること。
    そして、セキュリティソフトを入れておくこと。うっかり先に進んでも、
    多重的な防御機能で、被害に遭う確率を下げることができます。

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