独立行政法人国民生活センターが、冬物衣料などの詐欺・偽物サイトへの注意を呼びかけています。
近年の傾向として、私たちが冬物の衣料を買う11月から1月にかけて、特に12月、1月にトラブルが集中しているようです。
まさにこれからがその時期。手口を知り、対策をしましょう。
被害の具体例
SNS上の広告から
「在庫処分80%OFFのダウンジャケット」をクレジットカードで購入。
商品到着まで1~2週間と書かれていたが、到着せず。
その後、クレジット会社から請求。
「300着限定の有名ブランドのダウンジャケット」を代金引換で購入。
届いた商品は明らかな偽物。
電話は不通、メールは返信なし。
広告メールから
「有名ブランドの公式サイトのブーツ」をクレジットカードで購入。
届いた粗悪な模倣品。
メールは返信なし。カード会社に連絡したが商品が届いているのでどうもできないと回答。
詐欺・偽物サイトの傾向
・見た目は本物そっくり。日本語の字体や表現が変なことも多いが、自然なサイトも増加
・事業者の住所の記載がないか偽住所
連絡方法は、専用フォーム、フリーメールだけ などが多い
・支払い方法は「銀行振込のみ」が多いが、減少傾向。「代金引換」が増加
・支払情報入力時などのページのアドレスバーに鍵のマーク(https://~)がない
対策
・疑わしい .top .xyz .bidなどのドメインのサイトにはアクセスしない
(ドメインとはURLの最初の「/」の前の.com .co.jp など)
・URLを検索する
例えばURLが「www.○○○.com」なら、「" www.○○○.com" "詐欺"」と入力して検索する
(詐欺サイトを発見した人がブログなどで注意喚起をしている場合が数多くあります)
・セキュリティソフトを使う
偽サイトと判明しているURL、疑わしいURLへのアクセスやページを解析してのブロックする機能や
多重的な防御機能により安全度が高くなります。
参考:(外部サイトが開きます)
国民生活センターの注意喚起
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20181023_1.html