残念ながらセキュリティ事故は毎日のように報道され、ご利用中のwebサービスなどから自分の情報が漏洩してしまうことも考えておかなければなりません。
そこで、漏洩した場合にどのように対処すれば良いのかをまとめました。
どうやって漏洩に気づくか?
まず、自分の情報が漏洩したことにどう気づけるのでしょう?
主に次のようなケースが考えられます。
・webサービスからの連絡や報道
・webサービス、クレジットカードの利用履歴
利用履歴に、不明な購入履歴、心当たりのない投稿などがある。
・ウイルス感染に気づいた
ウイルスによっては端末内の情報を収集して外部送信するものがある。
・フィッシング詐欺に引っかかったことに気づいた
個人情報を入力させるフィッシング詐欺はそれ自体が漏洩。
犯罪者は盗んだアカウントでログインしてさらに情報を盗むおそれもある。
どのように対処するか?
漏洩した可能性のある情報ごとに以下の対処があります。
・クレジットカード情報
すぐにクレジットカード会社に連絡し、カードを止め、
新しい番号に変えてもらいましょう。
・webサービスのIDやパスワード
IDを変えることは容易ではないので、パスワードを変更します。
その際、もしウイルス感染が疑われる場合には、
別の安全を確認済みの端末から変更しましょう。
・webサービスアカウントの乗っ取り
漏洩ではありませんが、アカウントが乗っ取られてしまった場合は、
そのアカウントを使って別の人がだまされるかもしれません。
SNSなどで他の人とつながっている場合は、関係者に自身のアカウントが
乗っ取られたことを伝え、二次被害を防ぎましょう。
・免許証や健康保険証などの身分証データ
こうしたデータの漏洩で一番心配なのは、自分になりすまされて
借金をされたり、銀行口座を開かれて悪用されることです。
以下の機関にデータの漏洩被害にあったことを申告するのが良いでしょう。
https://www.jicc.co.jp/kaiji/loss/
https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/return/
https://www.cic.co.jp/mydata/declaration/index.html
困った時は?
一人で悩まずに身近な人や専門機関に相談することも大切です。
以下に主な窓口を紹介します。
内容により対応できない場合もあるでしょうが、その場合も、
対応してくれそうな別の窓口を紹介してくれるでしょう。
・国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/
・消費者ホットライン
https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/
・警察庁
https://www.npa.go.jp/cybersafety/
・IPA情報セキュリティ安心相談窓口
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/index.html
その他、さまざまな手口を知って被害に遭うのを防ぎましょう。
キ・ケ・ンの取説
https://www.sourcenext.com/product/security/blog/