SuperDAT パッケージ インストーラ v1.4.0 (c) 1992-2001 Networks Associates Technology, Inc. All Rights Reserved =============================================== リリース日: 2002/04/03 - DAT バージョン: 4195 - 最新 SuperDAT エンジン バージョン: 4.1.60 =============================================== Network Associates の SuperDAT パッケージ イン ストーラをご使用いただきありがとうございます。 本資料にはこのバージョンに関する重要な情報が含 まれていますので、ぜひご一読いただくようお願い いたします。 Network Associates では皆様からのご意見をお待ち いたしております。本製品に関するご意見、ご質問 等は本資料に記載されている連絡先をご使用にな り、テクニカル サポートまでご連絡ください。 4.1.60 エンジン コンポーネントを御使用になるに は、バージョン 4151 以上の DAT が必要です。 このパッケージには、Windows 3.1x 用のエンジンは 含まれていません。4.1.60 エンジンは、VShield DOS TSR スキャナ用には開発されていません。 _______________________________________________ 重要な注意事項 現在、Network Associates では、.DAT のみのアッ プデートを行う 40xxUPDT.EXE を提供しておりませ ん。このアップデート用として、4195XDAT.EXE というアップデート ユーティリティを提供していま す。4195XDAT.EXE は、毎週提供される SuperDAT ユーティリティと同じテクノロジを使用し ています。この変更は、定期的に提供される SuperDAT パッケージのリリースと配布には影響を及 ぼしません。 このバージョンの SuperDAT パッケージ インストー ラは、v4.5 以降を含む v4.x シリーズの Network Associates ウイルス対策製品と互換性があります。 このユーティリティは、以下の製品をサポートして いません。 - 4.x 以前のエンジンを搭載している Network Associates 製品。v3.x 製品、v2.x 製品、リテー ル版の VirusScan for Windows 95/98 v4.0.0 な どが対象になります。 - McAfee VirusScan 4.0.2 および NetShield NT 4.0.2 - NetShield for NetWare - GroupShield 4.x for Lotus Notes。 GroupShield Domino 5.0 この SuperDAT パッケージは、Digital Alpha コン ピュータにインストールしないでください。現在、 Alpha プラットフォームはサポートされていませ ん。 _______________________________________________ このファイルの内容 - .DAT ファイルとは? - SuperDAT パッケージ インストーラとは? - 4195XDAT.EXE ファイルとは? - SuperDAT パッケージ インストーラの利点 - 新機能 - SuperDat パッケージ インストーラを使用した アップデートとアップグレード - ご使用になる前に: パッケージ ユーティリティ について - .DAT ファイルとエンジン ファイルのインス トール - SuperDAT パッケージ インストーラの実行 - コマンドライン オプション - ネットワーク管理ソフトウェアによる SuperDAT ファイルの配布 - Management Edition による SuperDAT パッケー ジの配布 - 自動アップグレード機能による SuperDAT パッ ケージの実行 - この SuperDAT パッケージに含まれるファイル - インストールのテスト - 既知の問題 - 新しく検出と駆除ができるウイルス - 新しく検出可能になったウィルス - 新しく駆除可能になったウィルス - INTERNET.DAT による検出 - 新しい拡張子 - ウイルスの名前に関して - プリフィックス - インフィックス - サフィックス - Generic 検出 - ドキュメント - Network Associates の連絡先 - 著作権と商標 - 商標 - ライセンス条項 _______________________________________________ .DAT ファイルとは? ウイルス定義（.DAT）ファイルには、蔓延している 何千ものコンピュータ ウイルスからユーザのコン ピュータを保護するために Network Associates の ウイルス対策製品が使用する、最新のウイルス シ グニチャなどの情報が含まれています。Network Associates では、毎月出現する数 100 種類の新規 ウイルスからコンピュータを保護するため、定期的 に .DAT ファイルをリリースしています。これらの ウイルスの攻撃からコンピュータやネットワークを 保護するために、最新の .DAT ファイルをダウン ロードしてインストールしてください。 _______________________________________________ SuperDAT パッケージ インストーラとは? 新しい複雑なウイルスの出現により、Network Associates はウイルスの感染に適切に対処するた め、ウイルス対策製品に組み込まれているスキャン エンジンのアップグレードを必要とする場合があり ます。また、これを行うには、完全な製品リリース が必要です。Network Associates は、SuperDAT パッケージ インストーラにより、ウイルスに感染し たファイルの検出/ウイルス駆除に使用するスキャ ン エンジンをインストールできるアプリケーショ ンを提供します。 SuperDAT パッケージ インストーラにより、ソフト ウェアのアップグレード作業を最小限に抑えること ができます。実行中のスキャン処理、サービスある いはアップデートを妨げる可能性のあるすべてのメ モリ常駐プログラムを終了し、新規ファイルを適切 なフォルダにコピーした後、ウイルス対策プログラ ムを開始します。 _______________________________________________ 4195XDAT.EXE ファイルとは? このパッケージは、ウイルス対策製品の最新の .DAT ファイルをインストールします。このパッケー ジは、SuperDAT テクノロジを使用して、実行中の スキャン処理、サービスあるいはアップデートを妨 げる可能性のあるすべてのメモリ常駐プログラムを 終了し、新規ファイルを適切なフォルダにコピーし た後、ウイルス対策プログラムを開始します。これ は、通常の SuperDAT パッケージとは異なり、.DAT ファイルだけをアップデートします。したがって、 最新のスキャン エンジンがすでにある場合には、こ のパッケージを使用すると、時間と通信費を節約す ることができます。 注: 4195XDAT.EXE ユーティリティのプラット フォームと製品サポートは、SuperDAT ユーティ リティと同じです。 _______________________________________________ SuperDAT パッケージ インストーラの利点 Network Associates では、SuperDAT パッケージ インストーラを使用して、対象のウイルス対策製品 すべてのアップデート/アップグレードすることをお 勧めします。他のアップデート方法やアップグレー ド方法も可能ですが、SuperDAT パッケージ インス トーラを使用すると、簡単かつ効果的にアップデー トまたはアップグレードを行うことができます。 .DAT ファイルのみアップデートする場合には、 SDAT4195.EXE ではなく、4195XDAT.EXE を 使用してください。 重要: Network Associates の Management Edition を 使用してアップデート用の .DAT ファイルを配 布する場合には、.DAT ファイルと SuperDAT パッケージ インストーラを同時に配布しないで ください。.DAT ファイルは他のバージョンの .DAT ファイルに上書きすることが可能なので、 古い方の .DAT ファイルが新しい方に上書きし てしまう可能性があります。 _______________________________________________ 新機能 この SuperDAT パッケージ インストーラには次の機 能があります。 - Network Associates ウイルス対策製品 v4.5 の 完全なサポート: - VirusScan for Windows 95、Windows 98、 Windows ME、Windows NT Workstation 4.0、 Windows 2000 Professional - NetShield for Windows NT Server/Windows 2000 Server - GroupShield Exchange - WebShield SMTP for Windows NT Server - VirusScan TC 6.0 の完全なアップデート/アップ グレード サポート - Network Associates スキャン エンジン 4.1.xx シリーズの完全なサポート このリリースの SuperDAT パッケージ インストーラ に含まれているスキャン エンジン v4.1.60 には、 次の機能が拡張または追加されています。 - MIME 形式のスキャンがデフォルトではオフに このリリースでは、MIME 形式のファイルがデフォ ルトでスキャンされないようになりました。メー ル クライアントによっては、ユーザ メッセージ が純粋な MIME 形式で格納されています (暗号化 されていない MIME 形式のデータベース/ファイル に格納されています)。MIME 形式のメッセージは スキャン対象となるため、サイズの大きい MIME データベースをスキャンすると、4150 エンジンの パフォーマンスに重大な影響を及ぼしました。こ の問題を解決するために、デフォルトでは MIME 形式のファイルがスキャンされないようになりま した。 - 暗号化された ASP スクリプト ファイルの処理が 改善 暗号化された ASP スクリプト ファイル (一般に Microsoft IIS サーバで使用) をスキャンすると きに、スキャン エンジンは、暗号化された部分に スクリプト ウイルスが潜んでいないかどうかを チェックします。1 つの文書内に非常に多くの暗 号化されたスクリプトが存在すると、エンジンが 不安定な状態になったり、障害が発生する場合が ありました。 - MIME バイナリ ファイルの処理が改善 非常に希な場合ですが、複数のヘッダーが存在す るときに、MIME 形式の添付ファイルのサイズが正 しく計算されず、エンジンが不安定な状態になる ことがありました。 - Windows 9x でのオンアクセス スキャナの パフォーマンスが向上 VxD のメモリ マネージャが修正されました。この 修正により、Windwos 9x と Windows ME 環境での オンアクセス スキャンのシステム パフォーマン スが向上しました。 - スクリプトが埋め込まれた HTML ファイルによる システムのハングアップ 4150 エンジンでは、スクリプトが埋め込まれた HTML ファイルの終わりが正しく識別できない場合 がありました。この場合、CPU の使用率が 100% になり、製品の再起動が必要になりました。 - 再帰的な MSG ファイルの処理が改善 ウィルスを修復しているときに、ファイル サイズ が正しく計算されず、ファイル サイズが大きくな ることがありました。 - RFC に準拠していない MIME 形式のメッセージ ヘッダの処理が改善 MIME 形式のメールのヘッダに無効な文字を含まれ ていると、メールのコンテンツが正しく計算され ず、エンジンの動作が不安定になったり、障害が 発生することがありました。 McAfee スキャン エンジン 4.1.50 の拡張機能と新 機能は次のとおりです。 - ACE (WinACE) 圧縮ファイルのサポート このリリースでは、WinACE で圧縮されたファイル のウイルスが検出できるようになりました。 - 新しい圧縮ユーティリティのサポート このリリースでは、PKLITE32、EliTeWrap、 Joiner、PEBundle、PEBundle、Write-To-Disk、 または tElock で圧縮されたファイルのウイルス が検出できるようにになりました。 - 圧縮ユーティリティの新規バージョンのサポート このリリースでは、UPX、ASPack、WWPack32、およ び Petite の新規バージョンでパックされたファ イルのウイルスが検出できるようになりました。 - BZIP 圧縮形式のサポート このリリースでは、BZI Pで圧縮されたファイルの ウイルスが検出できるようになりました。 - 新しい LHA 圧縮形式である LH6 と LH7 のサポート このリリースでは、LHA の新しい形式である LH6 または LH7 で圧縮されたファイルのウイルスが検 出できるようになりました。 - zcompress 圧縮形式のサポート このリリースでは、zcompress で圧縮されたファ イルのウイルスが検出できるようになりました。 - PDF 5.0 ファイルのサポート このリリースでは、Adobe Acrobat PDF 5.0 ファ イルに埋め込まれたオブジェクトのウイルスが検 出できるようになりました。 - デフォルトで MIME 形式をスキャン このリリースでは、MIME 形式のファイルがデフォ ルトでスキャンされるようになりました。コマン ドライン スキャナに新しく追加された 'nomime' スイッチを使用すると、MIME のスキャンを無効に することができます。 - MIME 形式のスキャン性能が向上 このリリースでは、標準以外の MIME 形式の電子 メールに感染したウイルスが検出できるようにな りました。このリリースでは、すべての添付ファ イルがスキャンされます。また、プレーンテキス ト以外のコンテンツもスキャンされます。 - Unicode および Unicode big-endian で保存され たスクリプトのサポート このリリースでは、Unicode または Unicode big-endian 形式で保存された VBS と Java スク リプトのウイルスが検出できるようになりました (この形式は Macintosh と UNIX のファイルにみ られます)。 - コンパイル済みヘルプ ファイルのサポート このリリースでは、コンパイル済み HTML ヘルプ ファイル (Microsoft の .CHM ファイル) のウイ ルスが検出できるようになりました。この圧縮形 式をスキャンするには、/UNZIP スイッチを使用す る必要があります。 - Microsoft Exchange の内部データ転送形式のサ ポート このリリースでは、TNEF (Transport-Neutral Encapsulation Format) 形式の Microsoft Exchange 電子メール ファイルのウイルスが検出 できるようになりました。 - IMC (Internet Message Connector) 圧縮形式の サポート このリリースでは、IMC メール圧縮ファイルに感 染したウイルスが検出できるようになりました。 - Visio ファイル内にある非圧縮 VBA のサポート このリリースでは、Visio ファイルに含まれる非 圧縮 VBA (Visual Basic for Applications) スク リプトのウイルスが検出できるようになりまし た。 - 32 ビット Windows アプリケーションでの ヒューリスティック解析の向上 このリリースでは、未知のウイルスを検出するた めに、Windows 32 ビット アプリケーションでの ヒューリスティック スキャン機能が改善されまし た。 - Microsoft Outlook メッセージに添付された圧縮 ファイルに含まれる RTF および HTML ファイルの サポート このリリースでは、Microsoft Outlook および Exchange 電子メールに添付された圧縮ファイル内 のウイルスが検出できるようになりました。 - Outlook Express 電子メール ファイルのサポート このリリースでは、Outlook Express 電子メール ファイル (.EML) がデフォルトでスキャンされま す。 - スクリプト コンポーネント タイプ ライブラリの サポート このリリースでは、スクリプト コンポーネント タイプ ライブラリ (.HTA ファイル) に感染した ウイルスが検出できるようになりました。 - NTFS ストリームのサポート (Windows 2000/NT のみ) このリリースでは、コマンドライン スキャナで NTFS ファイルの NTFS ストリームに感染したウイ ルスが検出できるようになりました。また、コロ ン (:) が認識されるようになり、新たに /STREAMS スイッチも追加されました。 - Windows 32 アプリケーション スキャン時の パフォーマンスの向上 新しいテクノロジが採用され、高水準言語で作成 された Windows 32 アプリケーションのウイルス 検出が可能になりました。 McAfee スキャン エンジン 4.1.40 の拡張機能と新 機能は次のとおりです。 - Microsoft Visio ファイル スキャン時の パフォーマンスの向上 Viso ファイルをスキャンする速度が改善されまし た。 - Corel Paint ファイル スキャン時の問題を解決 空の VBA プロジェクトを含む Corel Paint v9 ファイルをスキャンすると、スキャン エンジンが クラッシュする場合がありました。このリリース では、この問題は解決されています。 - Microsoft Office 2001 for Macintosh を新たに サポート - Visual Basic スクリプト内のヒューリスティック 検出 このエンジンでは、Visual Basic スクリプト内の 未知のウイルスを検出できるようになりました。 ウイルスの中には、電子メールの本文に Visual Basic スクリプトを隠すものがあります。 Windows または Internet Explorer では、 Microsoft Outlookで電子メールを開いたときに、 埋め込みスクリプトが実行できるように設定する ことができます。 - コマンドライン スキャナで、パスワード保護され た Windows Word 98/Windows 2000 文書をレポー トできるようになりました。 コマンドライン スキャナでのスキャン時に、パス ワード保護されたファイルをレポートできるよう になりました。以前のリリースでは、"The file could not be renamed - compound or archive" というレポートが生成されるだけでした。 - 新しいアンパック形式、Windows 実行ファイルの 圧縮、暗号化のサポート NeoLite、PE-Crypt、PECompact、PE-PaCK、およ び .BJFnt でパックされたファイルの内のウイル スが検出できるようになりました。 - 新しいバージョンのアンパック ユーティリティの サポート UPX、ASPack、WWPack32、および Petite の新規 バージョンでパックされたファイルのウイルスが 検出できるようになりました。 - オブジェクト パッケージャの RTF (埋め込み) 形式のサポート オブジェクト パッケージャで作成された RTF ファイルにある埋め込みオブジェクトのウイルス が検出できるようになりました。 - Autodesk AutoCAD 2000 のサポート Autodesk AutoCAD 2000 形式のファイル (拡張子 は.DWG、および .D?B) 内のウイルスが検出できる ようになりました。 - Corel Photo-Paint 9 のサポート Corel Photo-Paint 9 ファイル (拡張子は.CPT) 内のウイルスが検出できるようになりました。 - スキャンできるファイルタイプの拡充 スキャン可能なファイル タイプが増えました。 Network Associates では、新種のウイルスに対処 するために、このリストを頻繁に更新していま す。圧縮ファイルをスキャンするには、ウイルス 対策製品で適切なスキャン オプションが設定され てなければなりません。詳細については、ウイル ス対策製品のマニュアルを参照してください。 - ファイル拡張子の表示 コマンドライン スキャナに新しいスイッチ extlist が追加されました。このスイッチを使用 すると、スキャンされるファイル タイプの拡張 子をすべて表示することができます。 - 感染したファイルの名前の変更 .V?? という拡張子のファイルがウイルスに感染し ている場合、以前のエンジンでは、これらのファ イルに対するアクセスを防止するために、ファイ ルの名前が変更されませんでした。このバージョ ンのエンジンでは、これらのファイル名に .VIR という拡張子が付きます。スキャン対象にする ファイル名の指定方法については、ウイルス対策 製品のマニュアルを参照してください。 - トロイの木馬の亜種のレポート これまでもトロイの木馬ファイルは検出されまし たが、このバージョンでは、検出されたファイル が元のウイルスか亜種かもレポートされるように なりました。 _______________________________________________ SuperDat パッケージ インストーラを使用した アップデートとアップグレード ご使用になる前に: パッケージ インストーラ について SuperDAT パッケージ インストーラは、アイコンを ダブルクリックすることで起動する標準的な Windows アプリケーションです。このパッケージ イ ンストーラの Windows 95、Windows 98、Windows ME、Windows NT、および Windows 2000 バージョン には、ウィザード形式でわかりやすいユーザ イン ターフェースが用意されています。ウィザード画面 に表示される指示に従って操作することにより、 ファイルをアップデートすることができます。 注: SuperDAT パッケージ インストーラは、ウイル ス対策ソフトウェアのアップデートとアップグ レードが完了したら、将来もう一度アップデー トまたはアップグレードを行うためのコピーを 保存しておく必要がない限り、ハードディスク から削除しても構いません。 重要: NetShield for Windows NT と VirusScan for Windows NT のスキャン エンジンをアップグ レードするには、ウイルススキャン本体及び、 スキャンエンジンのフォルダに書き込み権限を 持つユーザでのログオンが必要となります。 対象のコンピュータにユーザ レベルの権限だけ でログオンした場合、そのコンピュータ上の .DAT スキャン エンジンはアップグレードされ ない場合があります。 対象のコンピュータに管理者として直接ログオ ンできない場合には、各ソフトウェア製品の自 動アップグレード ユーティリティを使用して、 アップグレード タスクをスケジュールすること ができます。自動アップグレード ユーティリ ティは、スケジュールされたアップデート タス クを実行する場合に管理者権限を使用します が、ユーザが [今すぐアップグレード] ボタン をクリックした場合には使用しません。 詳細については、このファイルの「自動アップ グレード機能によるSuperDAT パッケージの実 行」を参照してください。 .DAT ファイルとエンジン ファイルのインストール Network Associates では、ダウンロード時間を節約 するために、.DAT ファイルとエンジン ファイルを 圧縮形式で配布しています。SuperDAT パッケージ インストーラの実行ファイル (SDAT4195.EXE) には、これらのアップデート ファイルがパッケージ 化されています。 SuperDAT パッケージ インストーラを使用して、ウ イルス対策製品のアップデートまたはアップグレー ドを行うには、ハードディスクに一時ディレクトリ を作成し、Network Associates の Web サイトから このディレクトリに SDAT4195.EXE をダウン ロードします。 この他に、ファイルの解凍など他の作業を行う必要 はありません。 SuperDAT パッケージ インストーラの実行 SuperDAT パッケージ インストーラのプログラム ア イコンをダブルクリックして、インストール ウィ ザードを起動します。表示される指示に従って、 ファイルのアップデートを行ってください。 注: SuperDAT パッケージ インストーラは、ウイル ス対策ソフトウェアのアップデートとアップグ レードが完了したら、将来もう一度アップデー トまたはアップグレードを行うためのコピーを 保存しておく必要がない限り、ハードディスク から削除しても構いません。 また、8 つのオプションのいずれかを指定して、コ マンド プロンプト ウィンドウからユーティリティ を実行することもできます。これらのオプションに ついては、このファイルの「コマンド ライン オプ ション」を参照してください。 以下の手順に従って、SuperDAT パッケージ インス トーラを実行してください。 1. Windows のタスクバーで [スタート] をクリッ クし、[ファイル名を指定して実行] を選択しま す。 2. [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボッ クスで、使用したいオプションを付けて X:\SDAT4195.EXE と入力します。 X: には、SDAT4195.EXE ファイルが格納さ れたフォルダのドライブとパス名を指定してく ださい。 3. [OK] をクリックします。 4. 指定したオプションに従って、パッケージ イン ストーラが実行されます。 注: オプションの中には、アプリケーションを実 行せずに、パッケージに関する情報やオンラ イン ヘルプを表示したり、パッケージ ファ イルを解凍するだけのオプションもありま す。詳細については、「コマンド ライン オ プション」を参照してください。 コマンドライン オプション SuperDAT パッケージ インストーラには、異なる アップデート方法の指定や、ユーティリティまたは エンジン ファイルのパッケージに関する情報を入手 するためのオプションが 8 つあります。これらのオ プションは、次のとおりです。 /logfile ログ ファイルを指定したパスに保存します。デ フォルトでは、SuperDAT パッケージ インストー ラはカレント ディレクトリにログ ファイルを作 成します。このオプションを使用すると、ハード ディスクの任意の場所にログ ファイルを作成する ことができます。 /prompt アップデートまたはアップグレードが完了したと きに、[システムのシャットダウン] ダイアログ ボックスのみを表示します。このオプションは /silent オプションとともに指定した場合のみ有 効です。 /silent バックグラウンドでアップデートを実行します。 ダイアログ ボックスも表示されません。 /reboot このオプションを /silent オプションとともに使 用すると、ファイルの置換を完了するために必要 であれば、コンピュータを再起動します。 このオプションを使用しない場合、またはユーザ のアップデート スクリプトに類似のコマンドを含 まない場合、SuperDAT パッケージ インストーラ はコンピュータを再起動しません。 注: Network Associates のウイルス対策製品に よっては、新しいアップデート ファイルを使 用するために対象となるコンピュータを再起 動する必要になる場合があります。このオプ ションを使用したときに SuperDAT パッケー ジ インストーラが実際にコンピュータを再 起動するかどうかは、以下の条件によって異 なります。 - インストールされているウイルス対策製 品、対象のプラットフォームと OS - SuperDAT パッケージ インストーラの起動 時に使用していたプログラム - インストールされているエンジン ファイルを置換するためにコンピュータの 再起動が必要なければ、再起動は行いませ ん。 /e SuperDAT パッケージに圧縮されているファイル を で指定したディレクトリに解凍しま す。このオプションを使用すると、パッケージ内 のファイルを検証することができます。このオプ ションは、SuperDAT パッケージ インストーラを 実行したり、ソフトウェアをアップデートしたり しません。 を指定しない場合、SuperDAT パッケージ インストーラはパッケージの内容をカ レント ディレクトリに解凍します。 /v Windows 95、Windows 98、Windows ME、Windows NT、および Windows 2000 での SuperDAT パッ ケージの検証情報を表示します。CRC (cyclical redundancy check) コード、バージョン情報、日 付などの情報を表示します。このデータを、 SuperDAT パッケージに含まれている SDATPACK.LST に記載された情報と比較すること で、パッケージの内容を検証できます。このオプ ションは、SuperDAT パッケージ インストーラを 実行したり、ソフトウェアをアップデートしたり しません。 /f 既にインストールされているファイルのバージョ ンに関わらず、最新のパッケージでソフトウェア のアップデートとアップグレードを行います。こ のオプションでは、最新バージョンのファイルに "強制的に" アップデートされるので、壊れたファ イルを上書きしたり、ウイルス対策ポリシーを施 行する場合に使用することができます。 /? SuperDAT パッケージ インストーラで利用可能な コマンド オプションの説明を表示します。このオ プションは、SuperDAT パッケージ インストーラ を実行したり、ソフトウェアをアップデートした りしません。 ネットワーク管理ソフトウェアによる SuperDAT ファイルの配布 自動アップグレード ユーティリティである、 Network Associates Management Edition や Microsoft System Management Server (SMS) を使用 してアップデートまたはアップグレードファイルを 配布する場合には、SuperDAT パッケージの配布に必 要なパッケージ記述ファイルまたはスクリプトを下 記の Network Associates FTP サイトから入手する ことができます。 ftp://:@ftp.nai.com /licensed/antivirus/superdat/tools/ 注: ここでの はユーザの Network Associates コーポレートサイト アクセス ユーザ名、 はコーポレートサイト アクセス パスワードです。これらのファイルを ダウンロードするには、ライセンス ユーザとし てのアクセス権が必要です。 このサイトには、各配布管理ツールに対応したアー カイブ ファイルがあります。 ME+DATNUM+.ZIP Management Edition 用スクリプト ファイル SMS.ZIP System Management Server 用パッ ケージ定義ファイル (.PDF) AUTOUPG.ZIP 自動アップグレード用パッケージ定義 ファイル Management Edition による SuperDAT パッケージ の配布 重要: v.4.5 シリーズのウイルス対策製品をアップ デートまたはアップグレードするには、 SuperDAT ユーティリティ v1.2 以降を使用する 必要があります。SDAT4195.EXE 以降のパッ ケージでは、v1.2 以降の SuperDAT を使用して います。 SuperDAT パッケージを Management Edition で配布 するには、次の手順に従ってください。 1. ハードディスクに一時ディレクトリを作成し、 このディレクトリに ME.ZIP をダウンロードし ます。 2. WinZip や PKZip などのユーティリティを使用 して、ME.ZIP のスクリプト ファイルを解凍し ます。 3. 手順 2 でスクリプト ファイルを解凍したディ レクトリに SDAT4195.EXE をコピーしま す。このパッケージの入手方法については、前 述の ｢SuperDat パッケージ インストーラを使 用したアップデートとアップグレード｣を参照し てください。 4. Management Edition を起動して、Management Edition コンソールからソフトウェア リポジト リを開きます。 5. ソフトウェア リポジトリのダイアログ ボック スで [インストール] をクリックします。表示 されたダイアログ ボックスで [製品] をクリッ クします。 標準の [フォルダの参照] ダイアログ ボックス が表示されます。 6. 手順 1 で作成したディレクトリを選択して [OK] をクリックし、その内容をソフトウェア リポジトリに登録します。 7. 通常どおり、インストール操作が継続します。 Management Edition によるインストール方法に ついては、Management Edition の管理者ガイド を参照してください。 すでに Management Edition を使用して SuperDAT パッケージを配布している場合には、対象のコン ピュータのコンポーネント リストに SuperDAT が 表示されます。最新の SuperDAT パッケージを配布 するには、次の手順でバージョン番号をアップデー トする必要があります。 1. 配布リストで対象のコンピュータを右クリック し、表示されたショートカット メニューから [コンポーネントの追加/削除]を選択します。 2. 表示された SuperDAT コンポーネントのバー ジョン番号を配布するバージョンの番号に変更 します。 3. 通常の配布操作を継続します。 自動アップグレード機能による SuperDAT パッケー ジの実行 自動アップグレードは、Network Associates ウイル ス対策製品の機能です。自動アップグレード機能で SuperDAT パッケージを使用できるようにするには、 パッケージを修正する必要があります。 この作業は、以下の手順で行ってください。 1. SDAT4195.EXE を SETUP.EXE にリネームし ます。 2. 次の FTP サイトにある AUTOUPG.ZIP をダウン ロードします。 ftp://:@ftp.nai.com/licensed/antivirus/superdat/tools/ 注: ここでの はユーザの Network Associates コーポレートサイト アクセス ユーザ名、 はコーポレートサイ ト アクセス パスワードです。これらの ファイルをダウンロードするには、ライセ ンス ユーザとしてのアクセス権が必要で す。 AUTOUPG.ZIP に含まれている PKGDESC.INI を解 凍し、ネットワーク上の他のコンピュータから アップデート ファイルをダウンロードするサー バに、解凍したファイルと SDAT4195.EXE の両方をコピーしてください。自動アップグ レードでファイルをダウンロードするには、 PKGDESC.INI と SDAT4195.EXE の両方が 必要です。 注: UNIX など大文字と小文字を区別するオペ レーティング システムでアップグレード サーバを実行する場合には、PKGDESC.INI ファイルの名前が正しいかどうか確認して ください。VirusScan for Windows 95、 Windows 98、Windows ME、Windows NT Workstation 4.0、および Windows 2000 Professional の自動アップグレード機能 では、ファイル名はすべて小文字 (pkgdesc.ini) とみなされます。 NetShield および以前のバージョン (v4.0.3 以前) の VirusScan for Windows NT では、ファイル名はすべて大文字 (PKGDESC.INI) とみなされます。 3. SETUP.ISS ファイルを作成して、新しいファイ ルのダウンロード元になるディレクトリにコ ピーします。 SETUP.ISS は、自動アップグレードによる製品 のアップグレード/アップデート方法が記述され ている単純なテキスト ファイルです。このファ イルは、標準のテキスト エディタで作成し、 保存することができます。設定オプションを指 定しない場合には、0 バイトのSETUP.ISS ファ イルを作成してください。 重要: v4.0.3 以前のウイルス対策製品の自動 アップグレードでは、設定オプションの指 定に関係なく、SETUP.ISS ファイルを実行 する必要がありました。 v4.5 シリーズの自動アップグレードでは、 SETUP.ISS ファイルを実行する必要はあり ません。 SETUP.ISS ファイルに設定オプションを指定する場 合には、以下の例を参考にしてください。この例を 切り取ってテキスト ファイルに貼り付け、 SETUP.ISS という名前でファイルを保存することも できます。 [SuperDATOptions] bReboot=1 bPrompt=1 szLogFile=C:\temp\mylog.txt このファイルのステートメントの意味は次のとおり です。 - bReboot=1 ウイルス対策製品のアップデートまたはアップグ レードを完了するために必要であれば、対象のコ ンピュータを再起動します。ファイルのアップ デート後に対象のコンピュータを再起動しない場 合には、bReboot= に0 を設定するか、このステー トメントを SETUP.ISS から削除してください。 注: SETUP.ISS ファイルのこのステートメント、 コマンドライン、アップデート スクリプト のいずれかで再起動を指定しなければ、コン ピュータは再起動しません。 Network Associates のウイルス対策製品に よっては、新しいアップデート ファイルを使 用するために対象となるコンピュータを再起 動する必要になる場合があります。このス テートメントを SETUP.ISS ファイルに記述し たときに SuperDAT パッケージ インストーラ が実際にコンピュータを再起動するかどうか は、以下の条件によって異なります。 - インストールされているウイルス対策製 品、対象のプラットフォームと OS - SuperDAT パッケージ インストーラの起動 時に使用していたプログラム - 既にインストールされている .DAT ファイ ルとエンジンのバージョン 新しいファイルを使用するために必要がな ければ、このステートメントに関係なく、 コンピュータは再起動しません。 - bPrompt=1 アップデートまたはアップグレードが完了したと きに、[システムのシャットダウン] ダイアログ ボックスのみを表示します。 - szLogFile= ログ ファイルを指定したパスに保存します。デ フォルトでは、SuperDAT パッケージ インストー ラはカレント ディレクトリにログ ファイルを作 成します。 この SuperDAT パッケージに含まれるファイル SuperDAT インストーラ コンポーネント GLOBALS.NSG グローバル変数定義ファイル NAISCRIP.NS スクリプト ファイル SDATPACK.LST パッケージ内容のリストと VALIDATE.EXE の出力コード GSDSUPER.DLL GroupShield for Lotus Domino サポート ファイル DAT ファイル SCAN.DAT ウイルス スキャン用 DAT ファイル NAMES.DAT ウイルス名 DAT ファイル CLEAN.DAT ウイルス駆除用 DAT ファイル INTERNET.DAT 有害な Java/ActiveX オブ ジェクト検出用 DAT ファイル エンジン コンポーネント MCSCAN32.DLL Network Associates スキャン エンジン MCTOOL.EXE 最終アクセス日付を Novell NetWare サーバ ボリューム上に 保存するため使用されるサポー ト ファイル AVPARAM.DLL VirusScan 32/16 ビット サポート ファイル PSAPI.DLL NT サポート ライブラリ VirusScan for Windows 95/98用ファイル MCSCAN32.VXD Network Associates スキャン エンジン VSHIELD.VXD バックグラウンドで動作する VShield スキャナ RWABS16.DLL VirusScan 16 ビット サポート ファイル RWABS32.DLL VirusScan 32 ビット サポート ファイル VirusScan コマンド ライン用ファイル LICENSE.DAT VirusScan ソフトウェアの ライセンス情報 MESSAGES.DAT メッセージ ファイル BOOTSCAN.EXE エマジェンシディスク コマンドライン スキャナ SCAN.EXE 32ビット用 VirusScan コマンドライン スキャナ SCANPM.EXE プロテクトモード用 VirusScan コマンドライン スキャナ SCAN86.EXE リアルモード用 VirusScan コマンドライン スキャナ (v4.1.40) _______________________________________________ インストール後のテスト EICAR 標準ウイルス対策製品テスト ファイルは、世 界中のウイルス対策製品のメーカが協力して作成し た標準試験ファイルで、このファイルを使用してテ ストすることにより、製品が正しくインストールさ れているかどうかを確認することができます。 インストール後のテストは、次の手順に従って ください。 1. 新規にテキスト ファイルを作成し、次の行を入 力します。行の途中でスペースや改行を入れな いでください。入力したら、EICAR.COM という 名前で保存します。 X5O!P%@AP[4\PZX54(P^)7CC)7}$EICAR-STANDARD-ANTIVIRUS-TEST-FILE!$H+H* ファイル サイズは 68 または 70 バイトになり ます。 2. ウイルス対策ソフトウェアを起動し、 EICAR.COM を含むディレクトリがスキャンされ るように設定します。 ウイルス対策製品がこのファイルをスキャンす ると、EICAR テスト ファイルが検出されたこと を示すレポートを生成します。 3. 他のユーザに通知されないよう、インストール 後のテストが終了したらこのファイルを削除し てください。 重要: このファイルはウイルスではありません。 ____________________________________________ 既知の問題 1. 以下の環境で VirusScan for Windows 95/98 を 使用すると、システムが停止する場合がありま す。 (1) VirusScan v4.0.1 または v4.0.2 がインス トールされている環境にSuperDAT パッケージ インストーラを使用してスキャン エンジンと 関連ファイルをアップグレード。 (2) この環境に重ねてVirusScan v4.0.3 をイン ストール。 (3) ここでコンピュータを再起動するとエラーが 発生する。 ここで発生するエラーは、v4.0.3 の VShield VxD ファイルと以前のバージョンのVirusScan ファ イルが一致していないために発生します。 このエラーを回避するには、新しい v4.0.3 の インストール後、コンピュータを再起動する前 に、SuperDAT パッケージ インストーラを使用 して、エンジンと関連ファイルをもう一度アッ プグレードしてください。 すでにエラーが発生している場合には、コン ピュータを Safe Mode モードで起動し、 SuperDAT パッケージ インストーラでエンジン と関連ファイルをアップグレードすると、問題 を修復することができます。その後、コン ピュータを通常どおり再起動すると、実行する ソフトウェアとファイルのバージョンが一致し ます。 2. SuperDAT ログ ファイルは現在、最長 64K に制 限されています。ログファイルがこのサイズに 達するとイベントの記録は継続されますが、 ファイルは切りつめられます。 3. SuperDAT パッケージ インストーラを実行し て、既存のバージョンの VirusScan for Windows 95/98 （たとえば v4.0.3）をアップ デートした後で、同じ製品の新しいバージョ ン (たとえば v4.5.1) をインストールした場合 には、SuperDAT パッケージ インストーラをも う一度実行して、エンジン ファイルを最新の状 態に更新する必要があります。 4. SuperDAT パッケージ インストーラは現在、 Novell NetWare ログイン スクリプトで使用す る @ 記号をサポートしていません。Network Associates では、特定の環境で使用するログイ ン スクリプトの提供や、サポートは行いませ ん。 5. SuperDAT パッケージ インストーラは、システ ムのセキュリティ制限下で動作します。 Windows NT 上で、ウイルス対策製品のアップグ レードを行うには管理者権限が必要です。シス テム サービスを中止したり開始したりする権限 が必要なので、ウイルス対策製品をインストー ルしたときと同じアカウントでシステムにログ オンする必要があります。 6. Network Associates のスキャン エンジンは、 トロイの木馬の検出を行います。これにより、 ウイルス対策製品は有害な「トロイの木馬」処 理をシャットダウンし、コンピュータから有害 なソフトウェアの痕跡をすべて除去することが 可能です。 Windows NT 上でこの機能を有効にするには、 2 つのダイナミックリンク ライブラリ (.DLL) ファイル、PSAPI.DLL と VDMDBG.DLL が \WINNT\System32フォルダにインストールさ れている必要があります。 VDMDBG.DLL がシステム上に存在してなければな りませんが、NT 4.0 環境によっては、 PSAPI.DLL が存在していない場合があります。 PSAPI.DLL が \WINNT\System32 フォルダに存在 していない場合には、このファイルのコピーを Microsoft から入手してください。 注: すでに PSAPI.DLL がインストールされてい るシステムに、PSAPI.DLL をコピーするこ とはできません。 注： Windows NT 3.51 には PSAPI.DLL をインス トールしないでください。 _________________________________ 新しく検出と駆除ができるウイルス 毎月、非常に多くのウイルスや亜種が新しく出現しています。 以下では、Network Associates の標準的な方法で検出および 駆除できるようになったウイルスと亜種の総数を示します。 ウイルスと亜種、トロイの木馬プログラムとその他の悪意あ るソフトウェアの検出： 60248 * - 新しく検出可能になったウイルス * このリリースで新規に検出できるウイルス数: 39 BOOT-SECTOR VIRUSES (0) ----------------------- No new detections DOS FILE-INFECTING VIRUSES (5) ------------------------------ DANISH TINY.315 DARK MATTER.3032 FIST.659 JERU.1846 XANY.319 INTERNET WORM (11) ------------------ VBS/ANNOD VBS/CHICK.B@M W32/GOROUND.WORM W32/LEAVE.WORM.GEN.J W32/MYLIFE.GEN2@MM W32/MYLIFE.C@MM W32/MYLIFE.D@MM W32/MYLIFE.E@MM W32/MYLIFE.F@MM W32/MYLIFE.EML W32/NAVIDAD.G@M LINUX/UNIX FILE-INFECTING VIRUSES (0) ------------------------------------- No new detections MACRO VIRUSES (2) ----------------- X97M/BLOS X97M/BLOS.SRC MULTIPARTITE VIRUSES (0) ------------------------ No new detections WINDOWS PORTABLE EXECUTABLE FILE VIRUSES (5) -------------------------------------------- W32/CHITON.D W32/CHITON.D.DR W32/LANGLY.OW W32/ZIKAM W32/ZIKAM.DR SCRIPT VIRUSES (0) ------------------ No new detections TROJAN HORSE PROGRAMS/MALWARE (16) ---------------------------------- BACKDOOR-ACA BACKDOOR-YA.DR DOWNLOADER-R DOWNLOADER-S FDOS-RETRACE JS/SEEKER.GEN.U KEYLOG-DAFUNK.DR KEYLOG-SKLOG MULTIDROPPER-CU NUKE-NUKEIT.AC QDEL218.GEN QDEL219 QDIR3 QQSPY SHEATH VBS/FORMATC * - 新しく駆除可能になったウイルス * このリリースで新規に駆除できるウイルス数: 39 ファイルに感染しているウイルス コードを削除、あるいはファ イルを削除することによってウイルスを駆除します。 注: この新規駆除リストでは .DATファイルがある特定のタイプ のウイルスを駆除できない場合、その旨が記述されます。 この場合は、感染ファイルを削除するか、有害なコードを 削除することによってウイルスを駆除しなければなりませ ん。詳細については、以下のウイルス百科事典を参照して ください。 http://www.nai.com/japan/virusinfo/vlibrary.asp BOOT-SECTOR VIRUSES (0) ----------------------- No new removals DOS FILE-INFECTING VIRUSES (5) ------------------------------ DANISH TINY.315 DARK MATTER.3032 FIST.659 JERU.1846 XANY.319 INTERNET WORM (11) ------------------ VBS/ANNOD VBS/CHICK.B@M W32/GOROUND.WORM W32/LEAVE.WORM.GEN.J W32/MYLIFE.GEN2@MM W32/MYLIFE.C@MM W32/MYLIFE.D@MM W32/MYLIFE.E@MM W32/MYLIFE.F@MM W32/MYLIFE.EML W32/NAVIDAD.G@M LINUX/UNIX FILE-INFECTING VIRUSES (0) ------------------------------------- No new removals MACRO VIRUSES (2) ----------------- X97M/BLOS X97M/BLOS.SRC MULTIPARTITE VIRUSES (0) ------------------------ No new removals WINDOWS PORTABLE EXECUTABLE FILE VIRUSES (5) -------------------------------------------- W32/CHITON.D W32/CHITON.D.DR W32/LANGLY.OW W32/ZIKAM W32/ZIKAM.DR SCRIPT VIRUSES (0) ------------------ No new removals TROJAN HORSE PROGRAMS/MALWARE (16) ---------------------------------- BACKDOOR-ACA BACKDOOR-YA.DR DOWNLOADER-R DOWNLOADER-S FDOS-RETRACE JS/SEEKER.GEN.U KEYLOG-DAFUNK.DR KEYLOG-SKLOG MULTIDROPPER-CU NUKE-NUKEIT.AC QDEL218.GEN QDEL219 QDIR3 QQSPY SHEATH VBS/FORMATC INTERNET.DAT による検出 .DAT ファイルに含まれている INTERNET.DAT によ り、VirusScan for Windows 95/98 v4.x は、130 種 の悪質な Java クラスおよび 6 種の悪質な ActiveX コントロールを検出することができます。 このリストは DAT4050 から変化していません。 新しい拡張子 次の拡張子を持つファイルがスキャン可能になりま した。 このリリースでは新しい拡張子の追加はありません。 _______________________________________________ ウイルスの名前に関して Network Associates では、検出および駆除するウイ ルスの名前に関しては業界の標準に従っております が、あるウイルスの名前に関しては業界標準と異な るものもあります。 明らかに新種として特徴づけられる一連の性質を持 つ最初のウイルスには "ファミリ" 名が付けられま す。ウイルス研究家たちは、ウイルスの識別にその ウイルスの持つ特異な性質、すなわちテキスト スト リング、またはペイロード効果などからファミリ名 をとります。 ファミリ名には、ウイルスのバイト数を表す数値が 含まれる場合があります。ウイルスの研究家は、類 似した亜種を識別するために、この名前を使用して います。 ウイルス ファミリ内の亜種の名前は、ファミリ名と サフィックス (例：.A) で構成されていま す。サフィックスの指定はアルファベット順で .Z に達するまで続きます。その後、再び .AA で開始 し、.AZ に到達するまで続きます。それ以降の亜種 はサフィックス .BA から .BZ まで、そしてサ フィックス指定が .ZZ に到達するまで続きます。そ の後、別の亜種が発見された場合には、.AAA という サフィックスが付きます。 新しいウイルスが出現したときに、ウイルス名によ り多くの情報を含めることが業界標準とされていま す。たとえば、ある種のウイルスについては、それ が稼動するプラットフォームが名前に含まれていま す。最も蔓延しているマクロ ウイルスはより多くの パーツからなる複雑な名前を持つことがあります。 ウイルス対策ソフト ベンダーの中には、ウイルス名 に下記のものを含めている場合があります。 プリフィックス プリフィックスは、ウイルスが感染するファイルの タイプまたはウイルスが稼動できるプラットフォー ムを指定します。DOS で稼動するウイルスにはプリ フィックスは付きません。Network Associates がウ イルス名として使用しているのは以下のプリフィッ クスです。 A97M/ Microsoft Access 97 のファイルに感染 するマクロ ウイルス。 APM/ Ami Pro ドキュメントとテンプレート ファイルに感染するマクロまたはトロイ の木馬。 BV/ バッチファイルウイルスまたはトロイの 木馬。これらのウイルスは通常バッチま たはスクリプト ファイルとして動作し、 特定のプログラムに影響を与えるか、 バッチまたはスクリプトとして解釈され ます。これらは非常にポータブルであっ て、バッチやスクリプトを実行できるど んなプラットホームにも影響を与えるこ とができます。このファイルには、.BAT という拡張子が付いています。 CSC/ Corel スクリプト ウイルスまたはトロイ の木馬。Corel Draw ドキュメントファイ ル、テンプレートファイル、スクリプト に感染するウイルス。 HLL/ 高級言語で書かれたファイル感染型ウイ ルス。 HTML/ HTMLファイルに感染するスクリプト ウイ ルス。 IRC/ インターネット リレー チャット スクリ プト ウイルス。このタイプのウイルス は mIRC クライアント ソフトウェアの初 期のバージョンを利用し、ウイルスまた はペイロードを蔓延させます。 JS/ JavaScript ウイルスまたはトロイの 木馬。 JV/ 悪意あるソフトウェアとして機能する Java アプリケーションまたはアプレッ ト。 JVS/ JavaScript ウイルスまたはトロイの 木馬。 O2KM/ Microsoft Office 2000 のファイルに感 染するマクロ ウイルス。 P98M/ Microsoft Project ドキュメントとテン プレートに感染するマクロウイルスまた はトロイの木馬。 PP97M/ Microsoft PowerPoint 97 のファイルに 感染するマクロ ウイルス。 V5M/ Visio VBA（Visual Basic for Applications） に感染するマクロまたは スクリプトウイルス、またはトロイの木 馬。 VBS/ Visual Basic スクリプトに感染するスク リプト ウイルス。 W32/ 32ビット Windows (95、98、NT) 環境で 稼動するファイル型、ブートセクタ型ウ イルス。 WIN/ 16 ビットおよび 32 ビット Windows (3.1x、95、98、NT) 環境で稼動するファ イル型ウイルス。 W95/ Windows 95/98 環境下で稼動するファイ ル型ウイルス。 W97M/ Microsoft Word 97 のファイルに感染す るマクロ ウイルス。 WM/ Microsoft Word 95 のファイルに感染す るマクロ ウイルス。 X97F/ Excel の式で Microsoft Excel 97 に感 染するマクロ ウイルス。 X97M/ Microsoft Excel 97 のファイルに感染す るマクロ ウイルス。 XF/ Excel の式で Microsoft Excel 95/97 に 感染するマクロ ウイルス。 XM/ Microsoft Excel 95 のファイルに感染す るマクロ ウイルス。 インフィックス 通常、ウイルス名の中間に使用します。Network Associates はこれらの名前を規定しておりますが、 業界標準とは異なります。 .CMP. ウイルスが既存の実行ファイルに追加す るコンパニオン ファイルを示します。感 染防止のため、コンパニオン ファイルは 削除されます。 .MP. Network Associates が命名したマルチ パーティ ウイルス。 .OW. 上書きウイルス。このウイルスはデータ を上書きしたとき、修復不可能な損傷を 与えるウイルス。このファイルは削除す る必要があります。 サフィックス 通常、ウイルス名の最後に使用します。ウイルス名 は 1 つ以上のサフィックスを持つことがあります。 たとえば、１つは亜種を示し、もう１つは追加情報 を示します。Network Associates は多くの名前を使 用しますが、業界標準とは異なります。 @MM 大量のメール配信。このウイルスは、自 分自身を普及させるために標準的なテク ニックを使用する可能性があります。ま た、主に電子メール システムを使用して 広める場合もあります。 .A 〜 .ZZZ ウイルス亜種 .APP アペンドウイルス。感染ファイルにウイ ルスのコードが追加されましたが、本来 の複製処理に失敗したウイルスを表しま す。Network Associates ではウイルスの 誤認を避けるため、この種のファイルの 検出も行っています。 .CAV キャビティ ウイルス。プログラム ファ イル内で "キャビティ" な部分 (すべて 0 の領域) に自分自身をコピーするウイ ルスを表します。 .CLI インターネットを介して侵入するトロイ の木馬のクライアント サイド コンポー ネント。 .DAM 損傷したファイル。ウイルス感染により 損傷、破壊されたファイルを意味しま す。 .DR ドロッパ ファイル。このファイルはホス ト プログラムにウイルスを侵入させま す。 .GEN 一般検出。Network Associates ウイルス 対策製品が特定のコード ストリングを使 用しないで検出できるウイルス。 .GR 一般検出および駆除。Network Associates ウイルス対策製品が特定の コード ストリングを使用しないで検出お よび駆除できるウイルス。 .INTD "未完成" ウイルス。通常のウイルスとし ての機能を持っているものの複製に失敗 するウイルス。Network Associates のウ イルス対策製品では、誤認を避けるた め、この種のウイルスの検出も行ってい ます。 .SFX 「トロイの木馬」プログラム用自己解凍 型インストール ユーティリティ .SRC ウイルス ソース コード。通常、複製や ファイル感染はできませんが、ウイルス ドロッパがこれを感染サイクルの一部と してファイルに追加する場合がありま す。Network Associates 製品は、この種 の追加コードを持つファイルを削除しま す。 .SVR インターネットを介して侵入するトロイ の木馬のサーバ サイド コンポーネン ト。 Generic 検出 スキャナが W97M/Generic@MM または X97M/Generic@MM をレポートした場合、エンジン (4070 以降のみ) が、大量メール配信型のウイルス である可能性が非常に高い VBA マクロをヒューリス ティックに検出しています。このようなウイルスの 駆除は可能ですが、非常に慎重に行う必要がありま す。ウイルスの駆除を行う前に、ファイルのコピー を作成し、サンプルを AVERT までお送りください。 _______________________________________________ ドキュメント この製品には、以下のドキュメントが付属していま す。 1. README.TXT ファイル (このファイル) 2. CONTACT.TXT ファイル。国内または海外にある 弊社事業所の連絡先が記載されています。 _______________________________________________ Network Associates の連絡先 テクニカル・サポートに関して Network Associates カスタマ サポートの受付時間 は下記のとおりです。 土曜、日曜、祭日、年末、年始を除く平日 9:00 から 12:00、13:00 から 17:00 <ご契約をいただいているお客様向け (有償)> 所定の連絡先へお問い合わせ下さい。お問い合わせ 先がご不明の場合は、販売担当営業、もしくは販売 代理店までお願いします。 <ご契約をされていないお客様向け (無償)> 無償テクニカルサポートライン 03-3379-7770 お問い合わせに対して迅速にご回答するために、お 電話をされる前に次の情報を事前にご用意くださ い。 - お問い合わせの製品の名前とバージョン番号 - ご使用されているコンピュータの名前とモデル名 - ご使用されているコンピュータに接続されている 周辺装置 - 使用されている OS とそのバージョン番号 - 使用されているネットワーク OS の名前とバー ジョン番号 必要な場合） - ネットワーク・カードの名前（必要な場合） - モデムの名前、速度等（必要な場合） - 使用しているブラウザの名前とバージョン番号 - 問題の再現方法があればその詳細 - ご連絡先の電話番号、e-mail アドレス等 テクニカル・サポート以外のお問い合わせ先 03-5428-1100 _______________________________________________ AVERT アンチウイルス リサーチ サイトについて 新種のウイルスの脅威、ウイルス感染している可能 性のあるファイルのサンプルの送信、アップデート されたスキャン エンジン ファイルのダウンロー ド、EXTRA.DAT ファイル、テスト用の類似のウイル ス対策ソフトウェアに関する最新情報をご覧になる には、下記の AVERT リサーチ サイトまでアクセス してください。 http://www.nai.com/japan/virusinfo/avresearchcenter.asp _______________________________________________ 著作権と商標 (c) 2001 Networks Associates Technology, Inc. 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