印刷の設定と実行

ポスターの貼り合わせ

印刷/ポスターの貼り合わせ

印刷の設定と実行

印刷の実行

出来上がった作品を印刷しましょう。最大4000mmx4000mmの大きさで印刷する事ができるので、全身写真を撮って等身大のポスターを作成したり、大判サイズのカレンダーなどアイデア次第で楽しさが広がります。
※本手順は印刷方法の案内です。WordやExcel、PowerPoint、PDFなどのファイルを拡大印刷する際の事前準備については、こちらをご覧ください。

印刷ボタンを押してください。

印刷設定ダイアログ

印刷の設定と実行ボタンを押すと印刷の設定ダイアログが表示されます。このダイアログボックスでは、印刷データの精度、印刷の解像度、部数や範囲、トンボの有無などを設定できます。
部分印刷指定フィールドは、分割印刷される場合に、枚数に合わせたイメージが表示されています。コマに赤い斜線が描かれている物は印刷対象です。印刷したくない部分や、特定の場所だけ印刷したい場合には、コマをクリックして目的の部分だけ有効にしてください。

注意
用紙設定で[トンボを印刷しない]を選択している場合は、印刷設定の[トンボを印刷しない]項目はグレーアウトしています。
   
①印刷設定
この設定では、トンボ(貼り合わせ用の示線)印刷の有無、アウトライン(画像の枠)印刷の有無を指定と、印刷の精度を指定します。
注意
[トンボを印刷しない]にチェックを入れると、貼り合わせに必要な情報が印刷されません。フチ無し印刷する場合にチェックを入れてください。
   
②印刷品位
印刷品位は、5段階で「速く」印刷するか「きれい」に印刷するかを指定することができます。文字やカレンダーだけで構成される画像は、「速い」の設定でも印刷品位は落ちません。用途に合わせて設定してください。
 
③印刷範囲
印刷する範囲を任意の設定で行なえます。
・すべて 全ページ印刷を行ないます。
・クリア 選択フィールドをクリアします。
・ページ 指定したページ範囲を印刷します。
・選択した部分 部分印刷指定フィールドでコマ選択されているページを印刷します。

規定用紙を利用する場合

ロール紙を利用する場合

部分印刷指定フィールド(赤囲みの部分)
分割印刷される場合に、この様に枚数に合わせたイメージが表示されています。コマに赤い斜線が描かれている物は 印刷対象です。印刷したくないコマや、特定の場所だけ印刷したい場合には、クリックして目的のコマだけ有効にしてください。

④印刷部数
印刷部数を指定します。

⑤印刷
印刷を開始します。

 

プログラムがプリンタへ出力を待っている場合は、以下のダイアログが表示されます。ズバリ巨大プリント 2では、1枚の印刷が終了するのを待ってデータ転送を行ないます。これは、印刷しながら次データを転送するよりも、1枚の印刷が終了してからデータ転送を行った方が効率がよく、プリンタが安定動作するためです。[強制印刷]ボタンを押すと印刷終了を待たずに次データ転送を行ないます。この場合、印刷品質によっては大量のメモリを必要とするだけでなく、動作が不安定になる可能性もあります。1枚目の印刷時にこのダイアログが表示される場合は、チェックボックスを有効にして[強制印刷]ボタンを押してください。それ以外は、強制印刷を推奨いたしません。

印刷中ダイアログ

プログラムがプリンタへ出力を待っている場合は、以下のダイアログが表示されます。
ズバリ巨大プリント 2では、1枚の印刷が終了するのを待ってデータ転送を行ないます。これは、印刷しながら次データを転送するよりも、1枚の印刷が終了してからデータ転送を行った方が効率がよく、プリンタが安定動作するためです。
[強制印刷]ボタンを押すと印刷終了を待たずに次データ転送を行ないます。この場合、印刷品質によっては大量のメモリを必要とするだけでなく、動作が不安定になる可能性もあります。1枚目の印刷時にこのダイアログが表示される場合は、チェックボックスを有効にして[強制印刷]ボタンを押してください。それ以外は、強制印刷を推奨いたしません。

印刷の注意点

カラー印刷には少なからずコストが掛かります。インクを消費し、高価な専用紙を使うのですから、失敗したくないものです。印刷に失敗しないように、予め確認を行なっておくことで無用なトラブルを回避することができます。 
●インクの残量は足りていますか?
カラーインクが一つインクカートリッジに入っている機種では、カートリッジ全体としてはインク残量があっても、いずれか一色でも切れると望んだ色が出ない場合があります。インク残量は、印刷時の色の濃さにそのまま影響いたしますので、印刷始めた最初と最後で色合いが変わってしまい、貼り合わせたときに境界が目立つ、ということに成りかねません。インク残量は、印刷前に必ずチェックしてください。
 
●ロール紙印刷について
ズバリ巨大プリント 2からはロール紙の残量がわかりません。ロール紙(長尺紙)に印刷する場合は、ロール紙の残量を確認することをお勧めします

ポスターの貼り合わせ

印刷の上がったポスターを貼り合せましょう。ここでは、トンボを印刷していることを前提に貼り合せの方法を説明しています。
用意するもの
はさみ、定規、カッターナイフ、セロハンテープ、段ボール(厚手のボール紙など)をご用意ください。
下敷きを広げます机の上に段ボール(厚手のボール紙など)を広げて作業場を作ります。これはカッターナイフの刃が机に通らないように下敷きにするためです。段ボール以外にも、専用のゴム製カッティングボードなどでもOKです。

印刷したポスターの天地をそろえます
分割印刷したポスターは、天地と組み合わせがあります。1コマ単位の上下は、余白に印刷された情報欄で確認します。下の例では「Page-1/6(1,1) iF Poster Maker [b0000017.jpg]」と情報が記載されている方が上になります。まずは、全ての印刷されたポスターの上下をそろえましょう。
情報欄が記載されている方が上です。
 


組み合わせる順番を確認しましょう
分割印刷したポスターの情報欄に(1,1)とカッコに囲まれた数字が記載されています。例えば、(1,1)の場合はこの数字は碁盤の目の様に左から1番目、上から1番目、つまり一番左上のコマであると示しています。これを確認しながら一度ならべて全体を確認しましょう。
   
左から1番、上から1番のコマから順番に…
左から1番、上から1番(1,1)のコマを敷きます。次に、左から2番、上から1番(2,1)のコマを用意します。左上が(1,1)右下が(3,2)と並べます。

   
トンボの斜め線に合わせてカットします
敷いた(1,1)のコマの上から重ねるコマの、左余白の上下にあるトンボの斜め線にそってハサミでカットします。この部分を線に沿って切り取ります。

① この部分を線に沿って切り取ります。
 
カットした部分を敷いたコマのトンボに合わせて乗せます
トンボの桝目のパターンを良く見ながら、濃い色の桝目同士を合わせます。上下とも合わせたら、少し引いて重なった部分に違和感がないかどうか、確かめて下さい。OKならば、斜めに切り落とした部分と、裏の合わせ目にセロハンテープを貼って仮止めします。
   
仮止めしたら、同じく濃い色の桝目同士を合わせた所に定規をあて、カッターナイフで重ねた下の画像といっしょに切り落とします。


① 濃い色の桝目同士の合わせ目に定規をあてて縦に切ります。

   
順番に重ねて行くコマのトンボを斜めに切ります
同じように、上から重なるコマの接合部分のトンボを斜めに切り落とし、重ねていきます。右端のコマまで終了し、一列できあがったら、下の段も一列すべてつなげます。

   
貼り合わせ下の段の左右を斜めにカットし、重ねます
列として出来上がったら、下の段の左右トンボの斜め線を切り落とし、上の段に重ね仮止めします。あとは縦に切り落とすのと同様に、横へ切り落として貼りつけていきます。
ヒント
横を切り落とす時、画像のヘリと平行に定規を当ててカッターの歯を入れます。印刷された画像は1センチ重なるようになっていますので、多少ずれても大丈夫です。
   
余分な部分を切り落として完成!