プロレベルの仕上がりを、低価格で 「CorelCAD 2021(コーレルキャド)」は、2D作図ツールと3D設計ツールを搭載したCADソフトです。コーレル社が開発し、ソースネクストが販売・サポートしています。テクニカルデザインに求められる細かい作図にも対応し、プロレベルの仕上がりを実現できます。Windows、Macのどちらでも使えます。年額課金の製品に比べて経済的なことも魅力です。また、DWGファイル(AutoCADの拡張子)など業界標準のファイル形式と高い互換性があります。CADソフト初心者や、自宅のPCにCADソフトの導入を検討している人におすすめです。 2D作図、3D設計、3D印刷に対応 2Dから3Dへ簡単変換 数クリックで2Dの設計を3Dのグラフィックに変換できます。簡単に3DCGを設計でき、作品を素早く仕上げられます。 制作の一連作業を、すばやく実行 デザイン業界のプロのために設計されたツールを搭載し、効率的に作業できます。本製品1つで、コンセプトの立案、下書き、レイアウト準備、編集ができます。 高精度の出力 プロ仕様のツールにより、触感がリアルに伝わる精度の高い出力ができます。また、STLファイルにも対応し、3Dプリンターでの印刷も簡単です。 高い互換性 DWGファイルと高い互換性があり、AutoCADを利用するデザイナーとファイルを共有して作業できます。機能のカスタマイズや自動化にも対応し、さまざまな作業環境で活躍します。 2021の新機能 比較パレット 2つのファイルを簡単に比較できます。複数の色でハイライトを設定でき、変更の履歴を素早く確認できます。 ダイナミックブロックをカスタムブロックに変換 AutoCADのダイナミックブロックをCorelCADのカスタムブロックに変換し、定義を変更できるようになりました。より柔軟な編集ができます。ブロックとは複数の図形をまとめて1つにしたオブジェクトのことです。ダイナミックブロックはAutoCAD独自のもので、CorelCADで同等の機能を持つのがカスタムブロックです。 パターンコマンドの強化 パターン機能を使うと、同じオブジェクトを素早く複製できます。自動調整機能を追加し、ドラッグするとパスに沿ってオブジェクトを複製できるようになりました。 印刷ダイアログの一新(Windowsのみ) 表示オプションをさらに追加し、複数のオプションを1カ所で確認できます。コントロール力が高まり、印刷プロセスを効率化できます。 PDFへの出力を強化(Windowsのみ) ラスター画像やベクター画像の画質設定の機能が強化されました。出力時のニーズに合わせて、サイズや画質をより細かく調整できます。 プロ仕様のCAD機能を搭載 「CorelCAD 2021」には強力なツールが多数搭載されており、簡単にプロレベルの仕上がりを実現できます。 ▼2D作図 ▼3Dモデリング ▼生産性 ▼注釈、共同編集 ▼互換性 2D作図 マルチリーダーと寸法線ツール 図面に注釈を付けるコールアウト・ツールが搭載されています。コールアウトに引き出し線の追加・削除ができ、図面の変更に合わせて簡単に調整・編集できます。マルチリーダーのスタイル変更機能を使うと、書式をまとめて変更できます。 カスタムブロックの機能 カスタムブロックにより部品/コンポーネントを繰り返し使用できるため、図面をよりスムーズに作成できます。 図面の制限機能 制限表示形式を設定できるコマンド(SetConstraintNameFormat)で、寸法をどのように表示させるかを指定し、形状を寸法の制限に対応させられます。 パスに沿ったパターン 線、弧、楕円などさまざまな形をパスに沿って複製できます。 オブジェクトのスナップとグリップ オブジェクトスナップ、グリップ、円柱状ガイドなどのオブジェクトを再配置できます。コンテキストに適したショートカットメニューにより、インタラクティブなジオメトリの編集ができます。 3Dモデリング 高度なツールで、プロレベルの出力ができます。 3D設計および編集ツール 3D のソリッド、サーフェス、メッシュ、リージョンのエッジからワイヤーフレーム形状を作成できます。OffsetEdges を使うと、3D のソリッドやサーフェスの境界から 2D エンティティを作成できます。 2Dから3Dへの変換 CorelCADで2D設計できるのはもちろん、2Dデータを読み込み3Dに変換できます。2Dエンティティの押し出しや回転、パスに沿ったスイープ操作ができます。 STLファイルのインポート 3Dオブジェクトが含まれるステレオリソグラフィ ファイル(.stl形式)を読み込み、3Dオブジェクトを挿入できます。すでにある3D設計データを読み込み、変更を追加できます。 3Dソリッド編集とモデリングのツール ポリソリッドを使って、3Dソリッドオブジェクトを多角形壁の形状で描けます。FaceやLoopオプションのあるChamferEdgesを適用して3Dソリッドオブジェクトを斜角化できます。 3Dマウスのサポート 3Dconnexion入力デバイスに対応しており、3Dでナビゲーションできます。 生産性 生産性を上げるための便利な機能も多数搭載しています。すばやく簡単にプロレベルのプロジェクトを作れます。 レイヤーのグループ化フィルター 外部参照を添付する際に、自動作成される他の図面の参照レイヤーをすべてグループ化できます。 業界で使われている主要なCADソフトと連携 主要なCADプログラムと連携しており、コマンドやツールバーなど基本的な操作はすぐに馴染めるよう設計されています。 設計リソース CADプロジェクトに使用するブロック、スタイル、図面、画像などの要素に簡単にアクセスし、管理できます。 レイヤーパレット 図面作成画面を閉じずに、レイヤーのコントロール画面にアクセスできます。レイヤーの結合も簡単に実行できます。 注釈、共同編集 メッセージ、コメント、指示を簡単に追加できます。 注釈とマークアップ メッセージ、コメント、指示をVoiceNotesツールを使って図面に追加できます。注釈を除外するために図面の一部をマークしたり、マスクすることもできます。 表のサポート 表をCSV形式で出力し、エクセルやデータベース・アプリケーションで使用できます。セル内に計算式を追加し、CorelCADの画面上で編集できます。 データ抽出ウィザード CADファイルのメタデータを簡単に抽出できます。例えば、図面に表示された部品の情報を抽出し、そのデータをもとに部品表の作成、コスト計算や注文処理などに活用できます。 CorelDRAW および Corel DESIGNER ファイルに対応(Windowsのみ) CorelDRAW(.CDR形式)やCorel DESIGNER(.DES形式)のファイルも簡単に読み込み、書き出しできます。CADとグラフィックスの間のワークフローを円滑にできます。 互換性 プラットフォームのサポート、ファイル互換性のサポート、デバイスのサポートなど、他製品にはない優れたサポートを提供します。 Windows、Mac両方で使える Windows、Macの両方に対応しているので、慣れた環境やお好きな環境でご利用いただけます。 モバイルアプリ iOS・Android向けの無料アプリ「CorelCAD Mobile」を使うと、どこからでも設計や注釈の追加ができます。DWGファイルの2D・3Dビュー機能、基本的な注釈追加機能などを搭載しています。 ファイルサポート AutoCADのDWGファイルの読み込み、編集、保存ができます。ビジネスパートナーや仕事の関係者にもファイルをそのまま共有でき、すばやく確認と編集ができます。