会議室用の高品質マイク＆スピーカー「YVC-1000」

8～40人規模の会議室に最適な、高品質マイク＆スピーカー

ヤマハ製の高品質な会議室用マイク＆スピーカーです。ハンドマイクを接続することで、遠隔セミナーでも使えます。

特長

独自の高音質技術で、快適な遠隔コミュニケーションを実現
フレキシブルな接続性、優れた拡張性
本体（スピーカー兼コントロールユニット）１台に、マイク１台が標準で付属
オプションの拡張マイクを4台まで増設可能（付属マイクと合計で最大5台）

ミーティングオウルとの組合せで、会議品質をアップ

映像と音声の一体感。遠隔コミュニケーションがさらに自然に

本製品は、マイクとスピーカーを独立させた分離型を採用。
低音から高音までクリアに再生できるスピーカーをディスプレイの前に置くことで、映像と音声の一体感が生まれます。
さらに、ストレスのない双方向会話をサポートする適応型エコーキャンセラーなどヤマハの音声処理技術を多数搭載。
自然で快適な遠隔コミュニケーションを実現します。

さらに本製品は、リモート会議用360°カメラのミーティングオウルと接続して使用（動作確認済み）できます。
ミーティングオウルの生み出すカメラワークが加わり、臨場感のある会議を可能にします。

ミーティングオウルの詳細＞

フレキシブルな接続性

PCやスマートフォン、タブレット、ビデオ会議システムなどと自在に接続

3つのインターフェースを搭載しているので、デバイスや会議システムの種類を問わずフレキシブルに対応します。

USB：PCベースのweb会議など
Bluetooth：スマートフォンやタブレットを使う場合
オーディオ入出力端子（RCAピンプラグ）：ビデオ会議など

例えば、web会議中にインターネット回線に障害が発生してweb会議が継続できない緊急時でも、スマートフォン経由の音声会議に切り替えて会議を続行することも可能です。Bluetoothは広帯域のデータ伝送（mSBC）に対応しています。

NFC対応、スムーズにBluetooth接続

NFC対応のスマートフォンやタブレットなら、かんたんに接続できます。Bluetoothボタンを一度押し、青色に点滅中に本体上面のNFCロゴマークにかざすだけです。

NFC対応機種によっては動作しない、または接続可能な距離が異なる場合があります。

優れた拡張性で幅広い用途に対応

マイクや外部スピーカーとの接続で、さまざまな規模や使用方法に対応

本製品にオプションのヤマハスピーカー用拡張マイク(YVC-MIC1000EX）を4台まで設置でき、部屋の大きさや参加人数に合わせてレイアウトできます。さらに外部スピーカーを接続することでより広範囲をカバーできるので、大規模会議や大きな会場での遠隔セミナーなどでも活躍します。

市販のアンプ内蔵スピーカーを2台まで接続できます。
動作確認済みの外部スピーカーは「STAGEPAS 400BT」となります。

簡単に使える親切設計

音響設定を自動で最適化

ヤマハマイク＆スピーカーは使用中に室内の音響環境を学習することで音響設定を自動で最適化します。また、使用前に「音叉ボタン」を押しておくと、あらかじめ最適化*1ができます。

音響状態の問題を検知した場合には、「音叉ボタン」がオレンジ点灯して異常を通知。点灯中に「音叉ボタン」を押せば、音声ガイダンス*2により問題の内容を確認できます。
音声ガイダンスは、自動音響調整機能の実行時以外にもBluetooth接続完了時の音声アナウンスなど、さまざまなシーンで操作をサポートします。

*1 使用する空間の音響特性、マイクおよびスピーカーの設置位置を自動測定し、適応型エコーキャンセラーのフィルター係数を調整するなど内部パラメーターを最適化します（適応型エコーキャンセラーおよびオートルームEQの設定最適化/内蔵スピーカーと外部スピーカーの遅延差補正/外部スピーカーの周波数特性補正を行います）。
*2 英語 / 日本語 / 中国語 / 韓国語 / フランス語 / スペイン語 / ドイツ語に対応。工場出荷時設定は英語になっています。

使い方がひろがる便利な機能

オーディオミキサー機能で、各種回線のミックス通話ができる

それぞれのインターフェース（USB/Bluetooth/オーディオ入出力）に接続した複数の入力音声をミキシングして、異なる回線間での通話を可能にするオーディオミキサー機能を搭載。USBでWeb会議に接続しながら、スマートフォンともBluetoothで接続して、両方の音声をミキシングして通話することもできます

外部マイク接続機能により、遠隔授業や遠隔セミナーでさらに使いやすく

ハンドマイクとの接続が可能になる、外部マイク接続機能を搭載。ハンドマイクの音声を、ヤマハマイク＆スピーカーの本体スピーカーからも出力することが可能になります。講師の音声を遠隔拠点側に配信しながら自拠点にも拡声できるので、セミナー配信や遠隔授業などの用途にも最適です。
外部マイク機能の利用にはPCによる設定（設定アプリケーション「YVC-1000 Configurator」）が必要です。

外部マイク機能対応のファームウェアおよびYVC-1000 Configuratorはこちら

接続可能な外部マイク

本製品の音声端子はRCA（メス）です。ファンタム電源供給機能はありません。
専用の拡張マイク（YVC-MIC1000EX)以外のバウンダリマイクはハウリングが発生するため、ご利用いただくことができません。
付属/拡張用のYVC-1000専用マイクは、自拠点のスピーカーから拡声できません。遠隔地へ音声を配信する用途に利用可能です。

有線ハンドマイク

有線ハンドマイクを直接本製品に接続できます。
マイク感度が「-54.0±6.0 dBV / Pa」の仕様を満たすものをお使いください。

無線マイクシステム

マイクレベル/ラインレベルどちらの出力レベルの無線マイクシステムでも本製品に接続できます。

動作確認済マイク

	動作確認済	必要なオーディオケーブル
有線ハンドマイク	オーディオテクニカ：PRO41	「RCA ピンプラグ↔XLR（Female）」のオーディオケーブル例：オーディオテクニカ ATL417A/3.0、カナレ電気 RC05-X1
有線ハンドマイク	Shure：SM58
無線マイクシステム	Line 6：XD-V35	XD-V35 レシーバーの接続端子に合わせてご準備ください。・アンバランス 1/4 インチ・オーディオ・アウトプット・コネクターの場合「RCA ピンプラグ↔PHONE プラグ（モノラル）」のオーディオケーブル例：カナレ電気 QC018 ・バランス XLR オーディオ・アウトプットの場合「RCA ピンプラグ↔XLR（Female）」のオーディオケーブル例：オーディオテクニカ ATL417A/3.0、カナレ電気 RC05-X1
無線マイクシステム	Revolabs HD Dual	「RCA ピンプラグ↔ミニプラグ（モノラル）」のオーディオケーブル例：ソニー RK-G50

臨場感あふれる高音質

独自の高音質技術を多数搭載。快適な遠隔コミュニケーションを実現します。

高性能の適応型エコーキャンセラーをはじめ、ヤマハが長年培ってきた高音質技術を数多く搭載。マイクで収音した音から人間の声を高い精度で判定する技術「Human Voice Activity Detection（HVAD）」をさまざまな音声処理に組み込むことにより、音声とノイズをしっかり仕分けして、「話しやすく」「聞きやすく」「疲れない」音声コミュニケーションを実現します。