2010年9月25日以降、一部のお客様から「Security Tool」に感染したとのお問い合わせを頂戴しております。
ウイルスセキュリティは「Security Tool」に対応しておりますが、製品が最新になる前に感染された場合、
ウイルスセキュリティ自体が起動しなくなる場合がございます。
そのような場合は、以下の手順で「Security Tool」を駆除いただくことができます。
■「Security Tool」の駆除手順
- こちらの手順でパソコンをセーフモードで起動します。
- 「ctrl + alt + delete」キーを同時に押して、「タスク マネージャ」を起動します。
※コンピュータのロック画面が表示される場合は、「タスクマネージャ」または、「「タスクマネージャの起動」」を選択します。
- 「プロセス」タブを選択し、一覧から[ランダムな数字].exe を選択し、右クリックから「プロセスの終了」を選択します。
※Windows 7、Windows Vista の場合は、まず「すべてのユーザーのプロセスを表示」をクリックします。
- 確認画面が表示されますので、「はい」または「プロセスの終了」をクリックします。
- 下記のフォルダとファイルを削除します。
・Windows XPの場合
C:\Documents and Settings\[ユーザーアカウント名]\Application Data\[ランダムな数字]\
C:\Documents and Settings\[ユーザーアカウント名]\Application Data\[ランダムな数字]\[ランダムな数字].exe
・Windows Vistaの場合
C:\ユーザー(またはUser)\[ユーザーアカウント名]\AppData\Roaming\[ランダムな数字]\
C:\ユーザー(またはUser)\[ユーザーアカウント名]\AppData\Roaming\[ランダムな数字]\[ランダムな数字].exe
C:\ユーザー(またはUser)\[ユーザーアカウント名]\AppData\Local\[ランダムな数字]\
C:\ユーザー(またはUser)\[ユーザーアカウント名]\AppData\Local\[ランダムな数字]\[ランダムな数字].exe
※[ランダムな数字].exeのファイルは複数ある場合があります。すべて削除してください。
※以下のようなアイコンであることが多いです。(ファイル名は一例です。)
※「Application Data」フォルダが表示されない場合
「コントロールパネル」-「フォルダ オプション」-「表示」の順にクリックし、下記にチェックを入れます。
・Windows XP/Windows Vista の場合
「すべてのファイルとフォルダを表示する」
・Windows 7 の場合
「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」
- 画面左下の「スタート」または「Windowsマーク」をクリックし、下記の入力箇所に、regedit と入力し、エンターを押します。
※ユーザーアカウント制御の画面が表示される場合は、「続行」または「はい」を選択します。
・Windows XP の場合
「ファイル名を指定して実行」
・Windows Vista の場合
「検索の開始」
・Windows 7 の場合
「プログラムとファイルの検索」
- レジストリエディタが起動しますので、[HKEY_LOCAL_MACHINE]の左の[+]ボタンを押し、
[SOFTWARE]-[Microsoft]-[Windows]-[CurrentVersion]-[Uninstall]-[Security Tool]の順にフォルダをクリックします。
- [Security Tool]を右クリックし、「削除」を選択します。
- [HKEY_CURRENT_USER]の左の[+]ボタンを押し、[SOFTWARE]-[Security Tool]の順にフォルダをクリックします。
- [Security Tool]を右クリックし、「削除」を選択します。
- [HKEY_LOCAL_MACHINE]の左の[+]ボタンを押し、
[SOFTWARE]-[Microsoft]-[Windows]-[CurrentVersion]-[Run]の順にフォルダをクリックします。
- 画面右側の[ランダムな数字].exeを右クリックし、「削除」を選択します。