脆弱性情報

安全上、マイクロソフト社から公開される修正プログラムのインストールは必須です。自動更新になっていることをお確かめください。

Microsoft Update, Windows Update自動更新の設定確認方法、設定方法

Microsoft Windowsに関する脆弱性情報

修正プログラムの公開について(2017/11/15)

マイクロソフト社から、深刻度が"緊急"、"重要"の修正プログラムが公開されました。脆弱性が攻撃者に悪用されると、コンピュータが勝手に制御されたり、保存しているファイルの情報を読み取られたり、削除されたりする危険性があります。公開された修正プログラムはそれらを防ぐためのものです。

製品 深刻度 影響 関連するマイクロソフト社のサポート情報
Windows 10 緊急 リモートでコードが実行される Windows 10 1709: 4048955、Windows 10 1703: 4048954、Windows 10 1607: 4048953、Windows 10 RTM: 4048956
Windows 8.1 重要 リモートでコードが実行される Windows 8.1: 4048961 (セキュリティのみの更新プログラム) と 4048958 (マンスリー ロールアップ)。
Windows RT 8.1 重要 リモートでコードが実行される Windows RT 8.1: 4048958。注: Windows RT 8.1 の更新プログラムは Windows Update からのみ入手できます。
Windows 7 重要 リモートでコードが実行される Windows 7: 4048960 (セキュリティのみの更新プログラム) と 4048957 (マンスリー ロールアップ)。
Internet Explorer 緊急 リモートでコードが実行される Internet Explorer 9: 4047206 (IE 累積的)、Internet Explorer 10: 4047206 (IE 累積的) と 4048959 (マンスリー ロールアップ)、Internet Explorer 11 (累積的): 40406854047206、Internet Explorer 11 (マンスリー ロールアップ): 404168140489574048958、 Internet Explorer 11 (セキュリティ更新プログラム): 4041689404289540489524048953404895440489554048956
Microsoft Office 関連のソフトウェア 重要 リモートでコードが実行される マンスリー セキュリティ更新プログラムのリリースの Microsoft Officeに関連するサポート技術情報の記事の数は、CVE の数、および影響を受けるコンポーネントの数によって変わります。 次のサポート技術情報は Office または Office 関連のコンポーネントを参照しています。25532043162047401119740111994011205401120640112204011233401124240112444011245401124740112504011257401126240112644011265401126640112674011268401127040112714011276
.NET CoreとASP.NET Core 重要 特権の昇格 .NET Core は、Microsoft と GitHub の .NET コミュニティが保守している汎用開発プラットフォームです。ASP.NET Core は、クロスプラットフォームで高パフォーマンスのオープンソース フレームワークです。インターネットに接続する最新のクラウドベース アプリケーションを構築する場合に適しています。
ChakraCore 緊急 リモートでコードが実行される ChakraCore は Chakra のコア部分であり、HTML/CSS/JS で記述された Microsoft Edge と Windows アプリケーションを強化する高パフォーマンスの JavaScript エンジンです。詳細については、https://github.com/Microsoft/ChakraCore/wiki を参照してください。
Adobe Flash Player 緊急 リモートでコードが実行される Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム: 4048951

Microsoft Updateのページ

ご注意

これらの修正プログラムに関するご不明な点は、マイクロソフト社にお問い合わせください。


「ウイルスセキュリティ」の脆弱性情報

脆弱性とは

ウイルスなどの足がかりにされてしまうソフトの弱点です。脆弱性はどんなソフトにも存在する可能性があり、利用者が多いソフトほど狙われる傾向にあります。ソフトメーカー各社は脆弱性が発見され次第、セキュリティ修正プログラムを作成し配布します。Windowsのセキュリティ修正プログラムは、「Windows Update」を通じて配布されています。

Windows UpdateとMicrosoft Updateの違い

修正プログラムが適用されるソフトが違います。「Windows Update」はWindows(OS)、「Microsoft Update」は、それに加えてMicrosoft Office製品(Excel, Wordなど)も対象となります。

最大深刻度とは

Windows Updateの「セキュリティ問題の深刻度」は、以下のように意味付けられています。

緊急:ウイルスなどに悪用されると影響が広範囲に及ぶ可能性が高く、すぐに対策を行なうべきもの。

重要:悪用されにくいものの、広範囲に影響を及ぼす危険性が高い、または広範囲ではないが「プログラムの異常終了」など、重大な障害を起こす危険のあるもの。

警告:悪用されにくいか、悪用されても影響が少ないもの。

注意:多くの条件が揃わないと悪用されないか、影響が広範囲にはならないもの。

用語解説 クリックすると詳細を表示します

ActiveX (アクティブエックス)

Service Pack (サービスパック)

DirectX (ダイレクトエックス)

特権の昇格

リモートでコードが実行される