脆弱性情報

安全上、マイクロソフト社から公開される修正プログラムのインストールは必須です。自動更新になっていることをお確かめください。

Microsoft Update, Windows Update自動更新の設定確認方法、設定方法

Microsoft Windowsに関する脆弱性情報

修正プログラムの公開について(2019/04/10)

マイクロソフト社から、深刻度が"緊急"、"重要"の修正プログラムが公開されました。脆弱性が攻撃者に悪用されると、コンピュータが勝手に制御されたり、保存しているファイルの情報を読み取られたり、削除されたりする危険性があります。公開された修正プログラムはそれらを防ぐためのものです。

製品 深刻度 影響 関連するマイクロソフト社のサポート情報
Windows 10 緊急 リモートでコードが実行される Windows 10 v1809 セキュリティ更新プログラム: 4493509

Windows 10 v1709 セキュリティ更新プログラム: 4493441

Windows 10 v1703 セキュリティ更新プログラム: 4493474

Windows 10 v1607 セキュリティ更新プログラム: 4493470

Windows 10 セキュリティ更新プログラム: 4493475

Windows 8.1、Windows 7 緊急 リモートでコードが実行される Windows 8.1Windows Server 2012 R2Windows RT 8.1 マンスリー ロールアップ: 4493446

Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 セキュリティのみ: 4493467

Windows Server 2012 マンスリー ロールアップ: 4493451

Windows Server 2012 セキュリティのみ: 4493450

Windows 7 および Windows Server 2008 R2 マンスリー ロールアップ: 4493472

Windows 7 および Windows Server 2008 R2 セキュリティのみ: 4493448

Windows Server 2008 マンスリー ロールアップ: 4493471

Windows Server 2008 セキュリティのみ: 4493458

Microsoft Edge 緊急 リモートでコードが実行される Windows 10 v1809 上の Microsoft Edge および Windows Server 2019 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493509

Windows 10 v1803 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493464

Windows 10 v1709 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493441

Windows 10 v1703 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493474

Windows Server 2016 上の Microsoft Edge および Windows 10 v1607 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493470

Windows 10 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493475

Internet Explorer 緊急 リモートでコードが実行される Windows 10 v1809 上の Internet Explorer 11 および Windows Server 2019 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493509

Windows 10 v1803 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493464

Windows 10 v1709 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493441

Windows 10 v1703 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493474

Windows Server 2016 上の Internet Explorer 11 および Windows 10 v1607 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493470

Windows 10 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493475

Windows Server 2008 上の Internet Explorer 9Windows 7 上の Internet Explorer 11Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 11Windows 8.1 上の Internet Explorer 11Windows Server 2012 R2 上の Internet Explorer 11Windows Server 2012 IE 上の Internet Explorer 10 累積的: 4493435

Windows Server 2012 R2 上の Internet Explorer 11 マンスリー ロールアップ: 4493446

Windows 7 上の Internet Explorer 11 および Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 11 マンスリー ロールアップ: 4493472

Windows Server 2012 上の Internet Explorer 10 マンスリー ロールアップ: 4493451

Windows Server 2008 上の Internet Explorer 9 マンスリー ロールアップ: 4493471

Microsoft Office 関連のソフトウェア
(SharePoint を含む)
重要 リモートでコードが実行される Microsoft Office 2016: 44622424462213

Microsoft Office 2013: 44645044462204

Microsoft Office 2013 RT: 4462204

Microsoft Office 2010: 44645204462223

Microsoft Excel 2016: 4462236

Microsoft Excel 2013 および Excel 2013 RT: 4462209

Microsoft Excel 2010: 4462230

Microsoft SharePoint Server 2019: 4464518

Microsoft SharePoint Server 2010: 4464525

Microsoft SharePoint Enterprise Server 2016: 4464510

Microsoft SharePoint Enterprise Server 2013: 4464511

Microsoft SharePoint Foundation 2013: 4464515

Microsoft SharePoint Foundation 2010: 4464528

ChakraCore 緊急 リモートでコードが実行される ChakraCore Chakra のコア部分であり、HTML/CSS/JS で記述された Microsoft Edge Windows アプリケーションを強化する高パフォーマンスの JavaScript エンジンです。詳細については、https://github.com/Microsoft/ChakraCore/wiki (英語情報) https://github.com/Microsoft/ChakraCore/releases/ (英語情報) を参照してください。
Adobe Flash Player 緊急 リモートでコードが実行される Adobe Flash Player セキュリティ更新プログラム: 4493478
Adobe Flash Player アドバイザリ: ADV190011

Microsoft Updateのページ

ご注意

これらの修正プログラムに関するご不明な点は、マイクロソフト社にお問い合わせください。


「ウイルスセキュリティ」の脆弱性情報

脆弱性とは

ウイルスなどの足がかりにされてしまうソフトの弱点です。脆弱性はどんなソフトにも存在する可能性があり、利用者が多いソフトほど狙われる傾向にあります。ソフトメーカー各社は脆弱性が発見され次第、セキュリティ修正プログラムを作成し配布します。Windowsのセキュリティ修正プログラムは、「Windows Update」を通じて配布されています。

Windows UpdateとMicrosoft Updateの違い

修正プログラムが適用されるソフトが違います。「Windows Update」はWindows(OS)、「Microsoft Update」は、それに加えてMicrosoft Office製品(Excel, Wordなど)も対象となります。

最大深刻度とは

Windows Updateの「セキュリティ問題の深刻度」は、以下のように意味付けられています。

緊急:ウイルスなどに悪用されると影響が広範囲に及ぶ可能性が高く、すぐに対策を行なうべきもの。

重要:悪用されにくいものの、広範囲に影響を及ぼす危険性が高い、または広範囲ではないが「プログラムの異常終了」など、重大な障害を起こす危険のあるもの。

警告:悪用されにくいか、悪用されても影響が少ないもの。

注意:多くの条件が揃わないと悪用されないか、影響が広範囲にはならないもの。

用語解説 クリックすると詳細を表示します

ActiveX (アクティブエックス)

Service Pack (サービスパック)

DirectX (ダイレクトエックス)

特権の昇格

リモートでコードが実行される