脆弱性情報

安全上、マイクロソフト社から公開される修正プログラムのインストールは必須です。自動更新になっていることをお確かめください。

Microsoft Update, Windows Update自動更新の設定確認方法、設定方法

Microsoft Windowsに関する脆弱性情報

修正プログラムの公開について(2022/12/14)

マイクロソフト社から、深刻度が"緊急"、"重要"の修正プログラムが公開されました。脆弱性が攻撃者に悪用されると、コンピュータが勝手に制御されたり、保存しているファイルの情報を読み取られたり、削除されたりする危険性があります。公開された修正プログラムはそれらを防ぐためのものです。

製品 深刻度 影響 関連するマイクロソフト社のサポート情報
Windows 11 緊急 リモートでコードが実行される Windows 11 5021234
v22H2 5021255
Windows 10 緊急 リモートでコードが実行される 5021233
Windows 8.1 緊急 リモートでコードが実行される Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Monthly Rollup 5021294
Security Only 5021296
Windows Server 2012
Monthly Rollup 5021285
Security Only 5021303
Microsoft Office 関連のソフトウェア 重要 リモートでコードが実行される セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://learn.microsoft.com/officeupdates を参考にしてください。
Microsoft SharePoint 緊急 リモートでコードが実行される セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://learn.microsoft.com/officeupdates/sharepoint-updates を参考にしてください。
Microsoft .NET 重要 リモートでコードが実行される セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://learn.microsoft.com/dotnet を参考にしてください。
Microsoft Visual Studio 関連のソフトウェア 重要 リモートでコードが実行される セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://learn.microsoft.com/visualstudioを参考にしてください。

Microsoft Updateのページ

ご注意

これらの修正プログラムに関するご不明な点は、マイクロソフト社にお問い合わせください。


「ウイルスセキュリティ」の脆弱性情報

脆弱性とは

ウイルスなどの足がかりにされてしまうソフトの弱点です。脆弱性はどんなソフトにも存在する可能性があり、利用者が多いソフトほど狙われる傾向にあります。ソフトメーカー各社は脆弱性が発見され次第、セキュリティ修正プログラムを作成し配布します。Windowsのセキュリティ修正プログラムは、「Windows Update」を通じて配布されています。

Windows UpdateとMicrosoft Updateの違い

修正プログラムが適用されるソフトが違います。「Windows Update」はWindows(OS)、「Microsoft Update」は、それに加えてMicrosoft Office製品(Excel, Wordなど)も対象となります。

最大深刻度とは

Windows Updateの「セキュリティ問題の深刻度」は、以下のように意味付けられています。

緊急:ウイルスなどに悪用されると影響が広範囲に及ぶ可能性が高く、すぐに対策を行なうべきもの。

重要:悪用されにくいものの、広範囲に影響を及ぼす危険性が高い、または広範囲ではないが「プログラムの異常終了」など、重大な障害を起こす危険のあるもの。

警告:悪用されにくいか、悪用されても影響が少ないもの。

注意:多くの条件が揃わないと悪用されないか、影響が広範囲にはならないもの。

用語解説 クリックすると詳細を表示します

ActiveX (アクティブエックス)

Service Pack (サービスパック)

DirectX (ダイレクトエックス)

特権の昇格

リモートでコードが実行される