alt

【Dropbox】無料版でも便利機能が豊富!使い方や有料機能について解説

カテゴリ: バックアップ・データ復元 2025年09月12日 公開
【Dropbox】無料版でも便利機能が豊富!使い方や有料機能について解説

クラウドストレージの代表格として知られるDropboxは、データの保存や共有を手軽に行える便利なサービスです。無料版のDropbox Basicでも、基本的なファイル管理から電子署名機能まで、多彩な機能を利用することができます。

Dropboxは2007年のサービス開始以来、ビジネスからプライベートまで幅広い場面で活用されており、現在では世界中で7億人以上のユーザーが利用しています。特に、複数のデバイス間でのファイル同期や、大容量データの共有がスムーズに行えることから、仕事での利用も増加しています。

初めてDropboxを使う方でも、アカウントの作成からファイルの管理まで、直感的な操作で簡単に始められます。

本記事では、Dropboxの基本的な使い方から、無料版で利用できる便利な機能、さらに有料版の特徴まで、詳しく解説していきます。これから始める方も、すでに利用している方も、Dropboxをより効率的に活用するためのヒントが見つかるはずです。

  • ・この記事を読んで分かること
    機能と料金プランの明確な区分け、無料版の便利機能、有料版の便利機能

Dropbox(ドロップボックス)を使いこなそう

Dropboxは、ファイルやフォルダーをクラウド上で管理できる便利なストレージサービスです。無料版でも2GBまでのストレージが利用でき、基本的なファイル共有やバックアップ機能を活用できます。

特に以下の機能が無料版でも使えるため、個人での利用には十分な機能が揃っています:

  • ・クラウドストレージ(2GB)
  • ・ファイル共有機能(一部)
  • ・ファイルの復元(過去30日間)
  • ・動画編集(5分以内動画のみ編集可能)
  • ・電子署名(署名は無制限、署名依頼は月3回)

まずは無料版の基本機能から使い方を見ていきましょう。

【無料版】Dropbox Basicの機能と使い方

Dropbox Basicは、無料で使える基本プランです。主にファイルの保存、共有、同期といった基本機能が利用できます。これから紹介する操作方法を覚えることで、効率的なファイル管理が可能になります。

アカウント作成

Dropboxを利用するには、まずアカウントを作成する必要があります。以下の手順で簡単に登録できます:

  • 1.公式サイトにアクセス
    https://www.dropbox.com/ja/buyを開き、「Basicを利用する」をクリックします。

  • 2.必要情報の入力
    Googleアカウントでも登録可能です。メールアドレス、氏名、パスワードを入力します。

  • 3.アカウントの有効化
    確認メールが届いたら、リンクをクリックして完了です。

登録後は、デスクトップアプリをインストールすることで、より便利に利用できます。

データのアップロード

Dropboxへのファイルアップロードは、以下の2つの方法があります:

  • 【方法1:ドラッグ&ドロップ】
    Dropboxのウェブサイトを開き、アップロードしたいファイルをドラッグして画面上の任意の場所にドロップします。

  • 【方法2:アップロードボタン】
    「アップロード」ボタンをクリックし、ファイルを選択して「開く」をクリックします。

どちらの方法でも、アップロードの進捗状況が表示され、完了するとすぐにファイルが利用可能になります。

ファイルのダウンロード

Dropboxからファイルをダウンロードする方法は、個別ファイルとフォルダーで異なります。主な手順は以下の通りです:

  • 【個別ファイル】
    ファイルを選択し、「ダウンロード」ボタンをクリックします。

  • 【フォルダー】
    フォルダーを選択し、「ダウンロード」をクリックするとZIP形式で保存されます。

ダウンロードしたファイルは、ブラウザの設定した保存先フォルダーに保存されます。

データの削除

Dropbox上のファイルやフォルダーを削除する際は、右クリックメニューまたは上部のメニューから「削除」を選択します。

削除の注意点:

  • ・削除したファイルは「ゴミ箱」に移動します。
  • ・共有フォルダー内のファイルを削除すると、全メンバーに影響します。
  • ・誤削除防止のため、確認メッセージが表示されます。

安全な削除のために、重要なファイルは事前にバックアップを取ることをお勧めします。

データの復元方法は?無料版は保存期限が短いため注意

無料版Dropboxでは、削除したファイルは30日間のみ復元が可能です。この期限を過ぎると完全に削除されてしまうため、注意が必要です。

復元手順:

  • ・「ゴミ箱」フォルダーを開く
  • ・復元したいファイルを選択
  • ・「復元」ボタンをクリック
  • ・元の保存場所に戻る

特に重要なファイルは、定期的にバックアップを取ることをお勧めします。30日以内であれば、複数のファイルを一括で復元することも可能です。

Dropbox Basicでも使える便利な機能

Dropbox無料版には、基本機能以外にも便利な機能が搭載されています。これらの機能を活用することで、より効率的なファイル管理や共有ができます。

誰にでもファイル/フォルダーの送信ができる

Dropboxの共有リンク機能を使えば、Dropboxアカウントを持っていない相手とも簡単にファイルを共有できます。

共有リンクの作成手順:

  • ・共有したいファイルを選択
  • ・「共有」ボタンをクリック
  • ・「リンクをコピー」を選択
  • ・リンクを相手に送信

共有されたファイルは、リンクを受け取った人なら誰でもアクセスできます。

電子署名が使える

無料版でも電子署名機能「Dropbox Sign」が利用可能です。契約書や重要書類への署名が必要な場合に便利です。

電子署名の使用方法:

  • ・PDFファイルを選択
  • ・「署名」機能を選択
  • ・署名を描くか、タイプ入力
  • ・署名を配置して保存

月に3件まで無料で電子署名を使用できるため、個人での利用には十分な量です。

簡単な動画編集ができる

Dropboxの動画編集機能「Clipchamp」を使えば、基本的な動画編集が可能です。

主な編集機能:

  • ・動画のトリミング
  • ・切り取り
  • ・回転

編集した動画は、そのままDropbox上で保存・共有できるため、便利です。ただし、Basic版は5分以内の動画の編集のみになります。

Dropbox Basic(無料版)に物足りなさを感じたら

無料版の制限に不便を感じる場合は、有料版への移行を検討しましょう。特に容量が不足している場合やビジネスで利用する場合、より高度なセキュリティ機能が必要な場合は、有料版が適しています。

以下ではl、個人の利用とビジネスでの利用それぞれにおすすめのDropbox製品を紹介します。

個人利用の場合は「Dropbox Plus」がおすすめ

個人利用で有料版のDropboxへ移行を検討されている場合には、「Dropbox Plus」がおすすめです。

無料版から有料版へ移行を検討する最大の理由は容量不足だと思います。無料版では2GBまでの保存容量となっておりすぐに容量不足になってしまいますが、有料版では2TB(2,048GB)まで容量が拡大されます。

また、無料版では100MBまでとなっているファイルの転送容量が「Dropbox Plus」では2GBまで拡張され、大容量ファイルの転送も可能です。

そのため、無料版では不充分だと感じる方は、「Dropbox Plus」への移行をおすすめします。

「Dropbox Plus」はソースネクストで購入するのがおすすめ

無料版から「Dropbox Plus」への移行を検討されている場合には、ソースネクストから購入するのがお得です。

公式サイトから最安プランを3年間継続購入する場合と比較して、ソースネクストが提供している3年版のDropbox Plusでは4,820円も安く購入できます。

▼Dropbox Plusを3年間継続利用する場合の料金

購入元 料金
Dropbox公式サイト 47,520円
ソースネクスト 42,700円

複数セットを同時購入する場合には、よりお得に購入できるので、将来的に継続して利用し続けるのであれば2セット(6年間分)、3セット(9年間分)を購入しておくと更新の手間も省けるのでおすすめです。

ビジネス利用の場合は「Dropbox Essentials」がおすすめ

ビジネス目的で利用する場合には、「Dropbox Essentials」がおすすめです。

有料版のEssentialsでは、以下のような高度な機能が利用できます:

【主な機能と特徴】

  • ・ストレージ容量:3TB
  • ・ファイル復元期間:180日
  • ・権限管理
  • ・共有コンテンツの認証設定
  • ・PDF編集
  • ・透かし機能

これらの機能により、より安全で効率的なファイル管理が可能になります。

編集権限の管理

Essentialsでは、共有ファイルの編集権限を詳細に設定できます。

権限設定オプション:

  • ・閲覧のみ
  • ・編集可能
  • ・コメント追加のみ
  • ・ダウンロード制限

これにより、用途に応じた適切なアクセス管理が可能です。

ダウンロードの無効

共有ファイルのダウンロードを制限することで、情報漏洩を防止できます。閲覧は許可しながら、ダウンロードだけを禁止する設定が可能です。この機能は機密性の高い資料の共有時に特に有用です。

透かし機能でデータ保護

機密文書や著作物の保護のため、PDFファイルに透かしを入れることができます。閲覧者の情報を透かしとして表示することで、無断転載や情報漏洩を抑止できます。

共有コンテンツの認証設定

パスワード保護やアクセス期限の設定により、セキュアな共有が可能です:

  • ・パスワード設定
  • ・有効期限設定
  • ・アクセス制限
  • ・閲覧履歴確認

これらの設定により、重要データの安全な共有が実現できます。

他にも機能が豊富にありますので、ご興味のある方は下記から機能の詳細をご確認ください。

Dropbox Essentialsの料金

Dropbox Essentialsの料金プランについて、具体的な内容を説明します:

基本料金体系:

  • ・月額払いの場合:2,400円
  • ・年間払いの場合:月額2,000円
  • ・支払方法:クレジットカード/デビットカード

年間契約を選択すると、月額料金と比べて約17%お得になります。

IT系のお仕事をされている方やファイル管理をされている方はストレージ容量が大きく、データのアクセス権限を設定することができるEssentialsプランの検討をしてみてはいかがでしょうか?

さらにチームで共同作業を行うなら「Dropbox Business」

Businessプランは、チームでの共同作業に最適化された機能を提供します。

主な特徴:

  • ・チームフォルダー機能
  • ・管理者コンソール
  • ・セキュリティ監査
  • ・SSO(シングルサインオン)
  • ・API連携

料金は1ユーザーあたり月額1,800円(年払いは月額1.500円)からで、最小3ユーザーから契約可能です。職場のチームでデータを共有したい、クライアントとのデータ共有もしないといけない場合などはセキュリティも高いビジネス用Dropboxがおすすめです。

詳細を確認したい場合は下記のURLからご確認ください。