パソコンを上手に使って毎日の生活でできるECOを考えました。

パソコンでリサイクル

1.改正リサイクル法に従って処分しよう

不要になったパソコンやモニタの回収と再資源化をメーカーに義務付ける法律が制定されました。回収された機器は、ハードディスク、基板など部品単位に分解され、再利用できるものはそのまま保守部品として使われます。それ以外の部品も破砕し、そこからアルミや金、銀、ガラスなど再び資源として利用できるものを取り出し、リサイクルします。

2.リサイクルショップで買い取ってもらおう

大手のパソコンショップなどでは中古パソコンの買取を行なっているお店があります。本体が売れなくても、デスクトップ型のパソコンであれば、モニタなど単体でも買い取ってくれる場合もあります。リサイクルできそうなものを探してみましょう。

1 2 3 4 5次へ

パソコンの低電力機能

パソコンには、数段階の低電力状態で電力を消費する機能があります。それぞれの特性を理解し、特性を活かした節電を行ないましょう。また、パソコンの起動時にかかる電気消費量は、パソコンを2時間つけたままにした電気消費量と同じくらいだといわれています。こまめに電源を落とすよりも、スリープや休止状態を上手に使ったほうがお得だといえます。


  • シャットダウン
    Windowsを完全に終了して電源を切る方法です。
  • スリープ
    Windows Vistaの機能。作業中の状態がメモリとハードディスクに保存され、画面が消えて省電力の状態になります。起動するには保存した内容をメモリに読み込むだけで済むので、短時間で起動できます。 スタンバイ時より省エネで、休止状態時よりも起動が速いのが特長です。
  • スタンバイ
    Windows XPの機能。Windows XPの終了方法の1つです。作業中の状態がメモリに保存され、画面が消えて省電力の状態になります。メモリに電力が供給されているので、どれかキーを押すだけで素早く起動できます。
  • 休止状態
    作業中の状態がハードディスクに保存されて、画面が消えます。起動するには保存した内容をメモリに読み込むだけで済むので、短時間で起動できます。

戻る1 2 3 4 5次へ

電気代を計算してみよう

電気料金 = 消費電力(kWh)× 使用時間(h)×使用日数(日)×電力単価

時間当たりの電力単価を22円とします(契約条件により異なります)。

例)100Wのデスクトップパソコンを1日8時間使用した場合の1カ月あたりの使用料金
>0.1kWh×8h×20日×22円=352円なります。

戻る1 2 3 4 5次へ

デスクトップ型パソコンとノート型パソコンはどちらが省エネ

使わないときは電源を切って1日1時間利用時間を短縮した場合

■デスクトップ型

年間で31.57kWhの省エネ 約690円の節約
原油換算 7.96L Co2削減量 12.9kg

■ノート型

年間で5.48kWhの省エネ 約120円の節約
原油換算 1.38L Co2削減量 2.2kg


電源オプションを見直した場合

電源オプションを「モニタの電源OFF」から「システムスタンバイ」にした場合(3.25時間/週、52週)

■デスクトップ型

年間で12.57kWhの省エネ 約280円の節約
原油換算 3.17L Co2削減量 5.2kg

■ノート型

年間で1.50kWhの省エネ 約30円の節約
原油換算 0.38L Co2削減量 0.6kg


出所:(財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典 2008年版」

戻る1 2 3 4 5次へ

省エネ製品を選ぶコツ

省エネラベル

新しく電化製品を購入する際は「省エネラベル」に注目。省エネラベルは国の定める目標値(トップランナー基準=省エネ基準)をどの程度達成しているか、その達成度合い(%)を表示しています。 省エネラベルの付いている製品を選べば、二酸化炭素の削減だけでなく、光熱費が安くなったりと節約にも役立ちます。

  • 省エネ性マーク
    省エネ性能の優れた製品(省エネルギー基準を達成した製品省エネ基準達成率100%以上の製品))は、緑色のマークが表示されます。
  • 省エネ基準達成率
    その製品が属する区分の目標基準値をどの程度達成しているかを示しています。目標基準値は省エネ法に基づいて、製品ごとに設定されています。達成率が、 100%以上 200%未満であれば「A」、200%以上 500%未満であれば「AA」、500%以上であれば「AAA」で表示されます。
  • エネルギー消費効率
    省エネ法で定める測定方法により測定した消費電力(アイドル状態と低電力状態の消費電力の平均値(W))を複合理論性能(MTOPS)で除した値(W/MTOPS)です。同一区分において、この値が小さいほどエネルギー消費効率に優れています。

国際エネルギースタープログラム

「国際エネルギースターロゴ」がついたオフィス機器は、稼働していない状態が一定の時間を経過すると、省エネモードに自動的に切り替わる機能を持っています。購入する際は、右記のロゴを目印にしましょう。
対象はコンピュータ、ディスプレイ、プリンタ、スキャナ、ファクシミリなどです。

出所:(財)省エネルギーセンター


戻る1 2 3 4 5