ウイルス情報

EmailWorm (000563891)

対応日

2010-03-05

驚異レベル

低

種類

ワーム

影響のあるOS

Windows Vista Windows XP Windows 2003 Server Windows 2000 Windows ME Windows 98

ファイルサイズ（バイト）

0

別名

W32.Imaut.CN (Symantec)

ウイルスの挙動

  1. 自身を"regsvr.exe"としてWindowsのフォルダ以下にコピー
  2. 自身を"regsvr.exe"、"svchost.exe"としてWindowsのシステムフォルダ以下にコピー
  3. Windowsのシステムフォルダに"setting.ini"、"setup.ini"のファイルを追加する
  4. WindowsのTasksフォルダに"At1.job"のファイルを追加する
  5. システムの起動時に自身を立ち上げるため、以下のレジストリ値を追加する
    　Msn Messenger = "%System%\regsvr.exe"
    　
    　・場所
    　　HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    　
  6. システムの起動時に自身を立ち上げるため、以下のレジストリ値を追加する
    　Shell = Explorer.exe regsvr.exe
    　
    　・場所
    　　HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\
    Winlogon
    　
  7. Windowsのレジストリエディタを無効にするため、以下のレジストリ値を変更する
    　DisableTaskMgr = 0
    　DisableRegistryTools= 1
    　
    　・場所
    　　HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\
    System
    　
  8. 各ドライブのルートフォルダに"Autorun.inf"のファイルを追加する

駆除方法

  1. ウイルスセキュリティを最新の状態にアップデートします。※アップデート方法はこちら。
  2. パソコンをセーフモードで起動します。※セーフモードによる起動方法はこちら。
  3. パソコン全体の検査を行ないます。※検査方法はこちら。
  4. 検知したすべての感染ファイルを削除します。（通常は自動で削除されます。）
  5. レジストリエディタを開きます。※手順はこちら。
  6. 以下のレジストリを削除します
    　・値
    　　Msn Messsenger = "%System%\regsvr.exe"
    　・場所
    　　HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    　
  7. 以下のレジストリ値
    　・値
    　　Shell = Explorer.exe regsvr.exe
    　
    　・を下記のレジストリ値で書き換えます。
    　　Shell = Explorer.exe
    　
    　・場所
    　　HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\
    Winlogon
    　
  8. 以下のレジストリを削除します。
    　・値
    　　DisableTaskMgr = 0
    　　DisableRegistryTools = 1
    　
    　・場所
    　　HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\
    System
    　
  9. レジストリエディタを閉じます
  10. パソコンを再起動します

P2PWorm (0014483e1)　＜　EmailWorm (000563891)　＞　NetWorm (0014544f1)