ウイルス情報
Trojan (0001140e1)
対応日 | 2010-03-15 |
驚異レベル | 低 |
種類 | トロイの木馬 |
影響のあるOS | Windows Vista Windows XP Windows 2003 Server Windows 2000 |
ファイルサイズ(バイト) | 195584 |
別名 | Trojan-Spy.Win32.Zbot.agss (Kaspersky Anti-Virus) |
ウイルスの挙動
- "lowsec"フォルダをWindowsのシステムフォルダ以下に作成する
- 自身を"sdra64.exe"としてWindowsのシステムフォルダ以下にコピーする
- 下記のファイルを"lowsec"フォルダに追加する
local.ds
user.ds
user.ds.lll
- システムの起動時に自身を立ち上げるため、以下のレジストリ値を変更する
Userinit = "%System%\userinit.exe,%System%\sdra64.exe,"
・場所
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
- Internet Explorer上の操作を監視する
- このトロイの木馬は、感染したパソコンに他のウイルスをダウンロードする
駆除方法
- ウイルスセキュリティを最新の状態にアップデートします。※アップデート方法はこちら。
- パソコンをセーフモードで起動します。※セーフモードによる起動方法はこちら。
- パソコン全体の検査を行ないます。※検査方法はこちら。
- 検知したすべての感染ファイルを削除します。(通常は自動で削除されます。)
- レジストリエディタを開きます。※手順はこちら。
- 以下のレジストリ値
・値
Userinit = "%System%\userinit.exe,%System%\sdra64.exe,"
を下記のレジストリ値で書き換えます
Userinit = "%System%\userinit.exe,"
・場所
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
- レジストリエディタを閉じます
- パソコンを再起動します