ウイルス情報
EmailWorm (000c2faf1)
対応日 | 2010-05-06 |
驚異レベル | 低 |
種類 | ワーム |
影響のあるOS | Windows Vista Windows XP Windows 2003 Server Windows 2000 |
ファイルサイズ(バイト) | 943064 |
別名 | W32.Harakit (Symantec) |
ウイルスの挙動
- 自身を"csrcs.exe"としてWindows Systemフォルダ以下にコピーする
- システムの起動時に自身を立ち上げるため、以下のレジストリ値を追加する
"csrcs" = %System%\csrcs.exe
・場所
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer\Run - システムの起動時に自身を立ち上げるため、以下のレジストリ値を変更する
"Shell" = Explorer.exe csrcs.exe
・場所
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon - 以下のレジストリ値を変更する
"Hidden" = 02
"ShowSuperHidden" = 00
"SuperHidden" = 00
・場所
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced - 各ドライブのルートフォルダに"Autorun.inf"のファイルを追加する
駆除方法
- ウイルスセキュリティを最新の状態にアップデートします。※アップデート方法はこちら。
- パソコンをセーフモードで起動します。※セーフモードによる起動方法はこちら。
- パソコン全体の検査を行ないます。※検査方法はこちら。
- 検知したすべての感染ファイルを削除します。(通常は自動で削除されます。)
- レジストリエディタを開きます。※手順はこちら。
- 以下のレジストリを削除します
・値
"csrcs" = %System%\csrcs.exe
・場所
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer\Run - 以下のレジストリ値
・値
"Shell" = Explorer.exe csrcs.exe
を下記のレジストリ値で書き換えます
"Shell" = Explorer.exe
・場所
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon - 以下のレジストリ値
・値
"Hidden" = 02
"ShowSuperHidden" = 00
"SuperHidden" = 00
を下記のレジストリ値で書き換えます
"Hidden" = 01
"ShowSuperHidden" = 01
"SuperHidden" = 01
・場所
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced - レジストリエディタを閉じます
- パソコンを再起動します