ウイルス情報

P2PWorm (001aecad1)

対応日

2010-10-07

驚異レベル

低

種類

ワーム

影響のあるOS

Windows Vista Windows XP Windows 2003 Server Windows 2000

ファイルサイズ（バイト）

126976

別名

P2P-Worm.Win32.Palevo.awny ( Kaspersky Anti-Virus )

ウイルスの挙動

  1. 自身を"dlwry.exe"として%Application Data%フォルダ以下にコピーする
  2. システムの起動時に自身を立ち上げるため、以下のレジストリ値を追加する
    "msnmsg" = %Application Data%\dlwry.exe
    　・場所
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer\Run
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
  3. システムの起動時に自身を立ち上げるため、以下のレジストリ値を追加する
    "Taskman" = %Application Data%\dlwry.exe
    　・場所
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
  4. このワームは、感染したパソコンに他のウイルスをダウンロードする

駆除方法

  1. ウイルスセキュリティを最新の状態にアップデートします。※アップデート方法はこちら。
  2. パソコンをセーフモードで起動します。※セーフモードによる起動方法はこちら。
  3. パソコン全体の検査を行ないます。※検査方法はこちら。
  4. 検知したすべての感染ファイルを削除します。（通常は自動で削除されます。）
  5. レジストリエディタを開きます。※手順はこちら。
  6. 以下のレジストリを削除します
    　・値
    "msnmsg" = %Application Data%\dlwry.exe
    　・場所
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer\Run
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
  7. 以下のレジストリを削除します
    　・値
    "Taskman" = %Application Data%\dlwry.exe
    　・場所
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
  8. レジストリエディタを閉じます
  9. パソコンを再起動します

EmailWorm (001833091)　＜　P2PWorm (001aecad1)　＞　EmailWorm (001902b91)