無料の定番から、使いやすい有料版、共同編集ができるクラウド型まで厳選比較しました。選び方のポイントも解説。用途に合わせてあなたに最適なOffice互換ソフトがきっと見つかります。
※情報確認日:2026年2月1日
「MicrosoftのOffice製品が高くて、導入をためらってしまう...代わりに使えるおすすめのOffice互換ソフトはないかな?」
「社内の全パソコンに純正のOffice製品を導入することが難しい。サブパソコンや個人パソコンで使えそうなOffice互換ソフトが知りたい」
仕事や学校でWordやExcelなどのOfficeを使う機会があるものの、純正の導入までは必要がないなと思い自分に合うOffice互換ソフトを探しているケースは多いのではないでしょうか。
Office互換ソフトにはさまざまな製品がありますが、厳選したおすすめのOffice互換ソフトは下記の7つです。
※本記事では、対応OS、費用、互換性、サポート体制、共同編集のしやすさを基準に選定しています
※リンクをクリックすると該当製品・ツールに移動します
無料のおすすめOffice互換ソフト | |
・幅広い機能を制限なく活用できる ・ExcelやWord向けの細かな機能がある | |
・Officeに近い画面設計で直感的に使える ・アップデートが少なく機能がシンプルにまとまっている | |
・400以上の関数や数式に対応している ・利用環境によっては他のツールと連携できる | |
有料のおすすめOffice互換ソフト | |
・Officeとの互換性が高くレイアウト崩れなどが起こりにくい ・表示画面のレイアウト、操作性がOfficeとほぼ同じになっている ※公式情報ではOffice形式への対応が案内されています。実際の表示はファイル内容により異なるため、重要な文書では事前確認をおすすめします | |
・操作性や表示形式を最大限Officeに寄せていて使いやすい ・本格的な機能を用意していて活用の幅が広がる | |
クラウドで利用できるおすすめOffice互換ツール | |
・WordやExcel、PowerPointと形式が変わらないので使いやすい ・無料なので他のOffice互換ソフトとの併用も検討できる | |
・必要な機能のみを選択して使いやすい ・権限を付与すると、オンライン上で複数人が同時編集、確認できる | |
Office互換ソフトごとの特徴や機能を把握して、自分に合う製品を選んで導入してみましょう。
そこで本記事では、おすすめのOffice互換ソフトの概要や特徴、Office互換ソフトの選び方をまとめて解説しています。
最後まで読めばOffice互換ソフトを導入したことがなくても、納得できるOffice互換ソフトを選択できるようになります。
WordやExcel、PowerPointをストレスなく扱える環境を整えるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
1.無料のOffice互換ソフトおすすめ3選
まずは、ランニングコストを抑えたい方におすすめの無料で使えるOffice互換ソフトをご紹介します。無料で使えるOffice互換ソフトのなかでも、日本語対応の使いやすいソフトに絞り込みました。
無料のOffice互換ソフト | 対応OS | 特徴 |
・Windows ・Mac ・Linuxなど | ・非営利組織運営のオープンソース ・定期的にバージョンアップしている ・機能が豊富で幅広く活用できる | |
・Windows ・Mac ・Linux | ・非営利組織運営のオープンソース ・大幅なバージョンアップが少ない ・直感的に操作できる画面設計で操作しやすい | |
・Windows ・Mac ・Linux | ・「Ascensio System SIA」が開発している ・細かな機能が豊富で高度な活用も目指せる ・環境によっては機能拡張ができる |
無料で使えるOffice互換ソフトはコストを抑えたい場合や、サブで使用するパソコンに導入したい場合などに向いています。どのようなソフトがあるのか、チェックしてみてください。
1-1.LibreOffice
【LibreOfficeの特徴】 ・無料で使えるオープンソースなのにも関わらず機能が豊富で幅広く活用できる ・定期的にバージョンアップしており機能の追加などが実施されている |
「LibreOffice」は、The Document Foundationという非営利組織が運営している無料のOffice互換ソフトウェアです。オープンソースとなっており、有志の人の協力を得ながらバグの修正や改良などを重ねています。
「LibreOffice」の強みは、幅広い機能を制限なく無料で利用できる点です。「無料だからシンプルな機能しか使えない」「広告が表示されてしまう」などがなく、快適に使用できます。
例えば、表計算では、下記のように豊富な機能を使い、データ管理やレポート作成が可能です。
【LibreOfficeの表計算機能の例】 ・ピボットテーブル機能 ・テンプレート機能 ・共同編集 ・Excelの書き出し、編集 ・PDF保存 |
また、オフィスソフト向けのファイル形式である「ODF(Open Document Format)」を採用しているため、パソコンや使用環境によって開封できなくなるリスクが低いです。
一方で、「LibreOffice」は企業製品と異なり、コミュニティ主導で開発・改善が行われています。
問題が発生した場合は、コミュニティ内で質問するなどの方法で解決するため、時間と手間がかかることも考えられます。ユーザー側で安全に利用する意識を持つ必要があるでしょう。
【LibreOfficeの利用者の声】 ・社内業務で使用する文書作成や表計算など、通常行っている作業を行う上では、問題なく使用できます。 ・無料なので試しに導入して使い始めてみるのにはとてもいいと思います。自社内での作業しかないものはOfficeからこちらに変更したことで、コスト削減ができました。 ※出展:ITreview https://www.itreview.jp/products/libreoffice/reviews |
LibreOffice | |
主な機能 | ・Writer(ワープロ) ・Calc(表計算) ・Impress(プレゼンテーション) ・Draw(ベクタードロー) ・Base(データベース) ・Math(数式エディター) ・Charts(グラフ) ※拡張機能あり |
対応OS | ・Windows ・Mac ・Linuxなど |
画面設計 | ・シンプルで直感的に使いやすい |
費用 | ・無料 |
1-2.Apache OpenOffice
【Apache OpenOfficeの特徴】 ・直感的に操作できる画面設計で操作しやすい ・大幅なバージョンアップが少なくて機能の追加、削除などによる混乱が起こりにくい |
「Apache OpenOffice」は、Apache Software Foundationという非営利団体が運営している無料のOffice互換ソフトウェアです。
LibreOfficeは、旧OpenOffice.orgから分岐して誕生したオフィスソフトで、現在のApache OpenOfficeと共通のルーツを持ちます。基となるオープンソースは同じですが、その後のバージョンアップや運営体制などに違いがあります。
「Apache OpenOffice」の特徴は、使いやすい画面設計です。例えば、Writerは下記のようにWordの画面に似ており、感覚的に操作ができます。
必要な機能がメニューバーに集約されているので、フォントやサイズ、色などの変更にも迷うことがありません。
出典:Apache OpenOffice公式サイト「Writer」
一方で、「LibreOffice」と比較すると、OpenOfficeを引き継いでから大幅なバージョンアップをしていない背景があります。
機能の維持や軽微な修正が中心になっているので、Office互換ソフトとしての進化を求める場合には、物足りなさを感じる可能性があるでしょう。
【Apache OpenOfficeの利用者の声】 ・Officeとほぼ違和感無く使えたので、いいソフトだと思います。 ・在宅ワーク時の節約にApache OpenOfficeを使用しています。Officeと同様に使えますし、ファイルも開けるので重宝しています。 |
Apache OpenOffice | |
主な機能 | ・Writer(ワープロ) ・Calc(表計算) ・Impress(プレゼンテーション) ・Draw(ベクタードロー) ・Base(データベース) ・Math(数式エディター) ※拡張機能あり |
対応OS | ・Windows ・Mac ・Linux |
画面設計 | ・シンプルで直感的に使いやすい |
費用 | ・無料 |
1-3.ONLYOFFICEデスクトップエディター
【ONLYOFFICEデスクトップエディターの特徴】 ・細かな機能が充実していて活用できる幅が広がる ・使用環境によっては目的に応じた機能の拡張ができる |
「ONLYOFFICEデスクトップエディター」は、ラトビアに拠点を置く「Ascensio System SIA」が開発したOffice互換ソフトです。Officeの形式に適合しており、使いやすい設計と機能性の両立を意識している点が特徴です。
例えば、表計算では400以上の関数や数式に対応しているだけでなく、データ分析などの機能も備えています。レポート作成や自動計算など、目的に応じた活用ができるでしょう。
【表計算での機能例】 ・シートの保護 ・マクロの活用 ・表テンプレートの使用 ・図や画像の追加 |
参考:ONLYOFFICE「ウェブアプリ用の強力なオンラインスプレッドシートエディタ」
また、OSによってはAIなどの外部サービスとの連携やプラグインの活用など、目的に応じた機能の拡張が可能です。Office互換機能を環境に合わせてカスタマイズして使いたい場合に向いているでしょう。
一方で、ダウンロードや設定に少し手間がかかるケースがあります。事前にダウンロード方法などを把握してから、進めるといいでしょう。
【ONLYOFFICEの利用者の声】 ・見た目、使い心地などOfficeに大変近く違和感なく使えます。 ・Office形式との互換性が非常に優れています。編集作業に必要なすべての機能を提供していると思います。 |
ONLYOFFICEデスクトップエディター | |
主な機能 | ・ドキュメント編集 ・スプレッドシート編集 ・プレゼンテーション編集 ・図の表示 ・PDF編集(一部機能) ※拡張機能あり |
対応OS | ・Windows ・Mac ・Linux |
画面設計 | ・Officeに似ていて使いやすい |
費用 | ・無料(デスクトップ版) |
【ONLYOFFICEはオンラインで編集するエディターも用意している】 ONLYOFFICEは、パソコンにダウンロードして使用するデスクトップ版だけでなく、ブラウザ上でOfficeファイルを編集できるオンラインエディターや、複数人での共同編集・管理が可能なプラットフォームも提供しています(有料プラン)。 オンライン環境で使えるOffice互換ツールも視野に入れている場合は、検討してみるといいでしょう。 |
2.有料のOffice互換ソフトおすすめ2選
続いて、有料版のOffice互換ソフトをご紹介します。多機能で使いやすいソフト2つに厳選しました。
有料のOffice互換ソフト | 費用 | 対応OS | 特徴 |
・通常版:3,960円 ・Premium版:6,490円 | ・Windows ・Mac | ・Officeとの互換性が高くレイアウト崩れなどが起こりにくい ・表示画面のレイアウト、操作性がOfficeとほぼ同じになっている | |
・Personal:4,190円(税込) ・Standard:5,690円(税込) ・Complete:9,480円(税込) | ・Windows ※Macはクラウド版のみ | ・操作性や表示形式を最大限Officeに寄せている ・日本語対応のユーザーセンターを開設していてサポートを受けられる |
※費用はWindows版を記載・1ライセンスで2台まで
有料版のOffice互換ソフトは、会社などで同じソフトウェアを活用する環境を整えたい場合や、継続的にOffice互換ソフトを使用したい場合に向いています。
目的に合うOffice互換ソフトがあるかどうかを確認してみましょう。
2-1.Polaris Office
【Polaris Officeの特徴】 ・Officeとの互換性が高くレイアウト崩れなどが起こりにくい ・あると嬉しい細かな機能が揃い活用の幅が広がる ・全世界で5,000万人以上が利用している ※出典:ソースネクスト公式サイト、確認日:2026年2月1日 |
「Polaris Office」は、韓国のポラリスオフィス社が製造しているOffice互換ソフトウェアです。
Officeとの互換性が高く、WordやPowerPointなどが問題なく表示できるのはもちろん、レイアウトも崩れにくいです。(独自の機能で作成された部分は、正常に表示されない場合があります)。
下記のように、表示画面のレイアウト、操作性がOfficeとほぼ同じなので、使い方に悩むことがありません。
また、Officeを使うときにあると嬉しい機能が揃っており、活用できる幅が広がる点も強みです。
【Polaris Officeの機能の一例】 ・PDFの作成や簡易的な編集 ・Microsoft Officeに収録されているものと同じ和文フォント29書体の収録(Premium版のみ) ・人物や建物のクリップアートの収録 ・VLOOKUPやIF関数など460の関数に対応 |
例えば、文書作成ではOfficeと同じフォントを使える(Premium版のみ)ので、文字やレイアウト崩れを防げるようになります。
このように、「Polaris Office」は、「Officeに近い操作感を重視したい」「細かな機能までしっかりと揃えたい」という場合に、おすすめのOffice互換ソフトだと言えるでしょう。
【Polaris Officeの利用者の声】 ・Officeがなくても、表計算、プレゼンテーションなど十分な機能で、問題ありません。何よりも安いのが魅力です。 ・最低限度のOfficeとの互換性があり、関数を用いた作業まで余り不足なくできるのでありがたい製品です。 |
Polaris Office | |
機能 | ・文書作成 ・表計算 ・プレゼンテーション ・PDF編集 |
対応OS | ・Windows ・Mac |
画面設計 | ・Officeとほぼ同じ画面で使いやすい |
費用 | <Windows> ・通常版:3,960円 ・Premium版:6,490円 <Mac> ・Polaris Office for Mac:4,378円 ※買い切り(1ライセンスで2台まで) |
2-2.WPS Office2
【WPS Office2の特徴】 ・操作性や表示形式を最大限Officeに寄せているのでOfficeに慣れている人でも違和感がない ・細かな機能までこだわっており本格的な活用ができる ・全世界で5億人のユーザーが利用している ※出典:キングソフト公式サイト、確認日:2026年2月1日 |
「WPS Office2」は、中国のKingsoftが開発し、日本ではキングソフト株式会社が販売しているOffice互換ソフトです。
操作性や表示形式を最大限Officeに寄せており、今までOfficeを使用してきた人でも違和感なく使える工夫をしています。
Officeと同じ日本語フォント11書体(全29種類)を標準搭載している他、上位モデルではPDFへの直接編集も可能です。
また、文書作成や表計算、スライド作成など、それぞれ本格的な機能を用意している点も特徴です。
例えば、スライド作成では、無料のテンプレートや効果音、細かな設定に対応して、より効果のあるスライド作成ができるようになっています。
【スライド作成機能の例】 ・ハイパーリンクや動画、音楽の挿入など細かい設定に対応 ・100種類のアニメーション効果や無料テンプレートを用意 ・細かな図形、イラストの作成に対応 |
日本語対応のユーザーセンターを開設しているため、パソコン移行時の手続きや初回導入時の設定など、つまずきやすいポイントをサポートしてもらうことも可能です。
必要な機能が揃ったOffice互換ソフトを長く愛用していきたい場合に、向いている商品だと言えるでしょう。
【WPS Office2の利用者の声】 ・Office製品ライセンスは非常に高価なため、代替え品としてWPS Officeを購入しています。ExcelやWordのような使い勝手の良さがあり、慣れている方でも問題なく利用できます。 ・個人使用には十分な機能でOfficeとも操作性も遜色なく、マニュアルなしで使えて、この価格なのは人に勧める価値があります。 |
WPS Office2 | |
主な機能 | ・文書作成 ・表計算 ・スライド作成 ・PDF編集(Completeのみ直接編集が可能) |
対応OS | ・Windows ※Macはクラウド版のみ |
画面設計 | ・操作性や表示形式を最大限Officeに寄せている |
費用 | ・Personal:4,190円(税込) ・Standard:5,690円(税込) ・Complete:9,480円(税込) ※買い切り(1ライセンスで2台まで) ※法人は別途プランあり |
3.【共同作業がしたい場合】クラウドで利用できるOffice互換ツールおすすめ2選
ここまで、パソコンにダウンロードをして使用するオフライン作業可能なOffice互換ソフトをご紹介しました。
オンライン環境が利用できるのであれば、無料で使えるOffice互換ツールを活用してみるのも1つの方法です。下記のようなOffice互換ツールでは、リアルタイムでの共同作業もできるようになります。
無料のOffice互換ツール | 特徴 |
・Microsoftが提供しているWebブラウザ上で使用できるOffice ・WordやExcel、PowerPointと形式が変わらないので使いやすい | |
・Googleが提供しているクラウド型の編集ツール ・権限を付与すると、オンライン上で複数人が同時編集、確認できる |
機能面ではOffice互換ソフトより制限があるので本格的に活用したい場合は不向きかもしれませんが、オンライン環境で手軽に編集、確認したい、複数人で共同作業したい場合に活用できます。
他のOffice互換ソフトとの併用も検討できるので、ぜひチェックしてみてください。
3-1.Microsoft 365 for the web
出典:Microsoft 365 for the web公式サイト
【Microsoft 365 for the webの特徴】 ・WordやExcel、PowerPointと形式が変わらないので使いやすい ・デスクトップ版と比較すると一部機能制限があるので全く同じように活用することは難しい |
「Microsoft 365 for the web」は、Microsoftが提供しているWebブラウザ上で使用できるOfficeです。Microsoftアカウントがあれば、無料で利用できます。
WordやExcel、PowerPointと同じファイル形式で作成・編集できるため、Office互換ソフトで起こりがちな「書式が崩れる」「文字化けする」などのトラブルが起きにくい点がメリットです。
編集画面もWordやExcel、PowerPointと同じなので、Officeに慣れている場合は問題なく操作ができるでしょう。
オンラインでの共同作業にも対応しているので、リアルタイムでWordやExcelを確認するなどの使い方にも対応できます。
一方で、デスクトップ版のOfficeと比較すると機能に一部制限があります。例えば、Excelは、「Microsoft 365 for the web」経由だと、下記のような機能が使用できません。
【Microsoft 365 for the webでできないことの例】 ・マクロの実行 ・外部参照や一部のデータソースを使ったグラフの作成 など ※出展:Microsoft公式 サイト 確認日:2026年2月1日 |
そのため、簡易的な編集、作成はできますが、本格的な分析などを目的にする場合は、「Microsoft 365 for the web」では物足りなさを感じる可能性があるでしょう。
【Microsoft 365 for the webの利用者の声】 ・インターネット環境さえあれば、どこでもOffice作業ができるのが最大の魅力です。 |
Microsoft 365 for the web | |
機能 | ・Word ・Excel ・PowerPoint ※デスクトップ版より機能は少ない |
対応OS | ・Webブラウザで使用 |
画面設計 | ・デスクトップ版Officeと似ている |
費用 | ・無料 |
3-2.Google ドキュメント・スプレッドシート・スライド
【Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドの特徴】 ・権限を付与すると、オンライン上で複数人が同時編集、確認できる ・Word・Excel・PowerPointと互換性のある各ツールを用途に応じて使い分ける形になっている |
「Googleドキュメント・スプレッドシート・スライド」は、Googleが提供しているクラウド型の編集ツールです。Googleアカウントがあれば、無料で使用できます。
Office互換ソフトのように1つのソフトに全機能が集約されているわけではなく、Word・Excel・PowerPointと互換性のある各ツールを、用途に応じて使い分ける仕組みになっています。
ツール名 | 概要 |
・文書作成や編集ができるツール ・Wordと互換性がある | |
・表計算やグラフ作成などができるツール ・Excelと互換性がある | |
・イラストや図表を使いスライドを作成、編集できるツール ・PowerPointと互換性がある |
例えば、Googleドキュメントの場合は、Googleドライブ(クラウド上のファイル、文書の保管場所)にWordをアップロードしておけば、Googleドキュメントを使って編集ができます。
編集後には再度Wordで保存する、PDFに変換するなど、目的に応じた保存形式に変えることが可能です。また、権限を付与すると、オンライン上で複数人が同時編集、確認ができます。
オンライン環境は必要ですが、Officeで作成したデータをすぐに編集、保存できる点はメリットだと言えます。
一方で、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどの操作画面は、Officeに近い部分はあるものの完全に寄せているわけではありません。
例えば、Wordは操作画面の上部に見やすいツールバーがあり感覚的に使えます。Googleドキュメントはシンプルなツールバーを採用しているため、ある程度機能を把握して使う必要があります。
このように、Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドは使い勝手の良さと同時編集機能が魅力なので、チームでOffice作成データを編集、確認したい場合に向いています。
【Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドの利用者の声】 ・Googleドキュメントで複数人が同時に編集・コメントできるようになり、メールのやり取りが不要になりました。 ・表計算ソフトとして、日常的な業務やデータ管理には十分すぎるほどの性能です。インストール型のソフトと違い、URLを共有するだけでデータ共有できるため、バージョン管理などの手間がなくなりました。 |
Googleドキュメント・スプレッドシート・スライド | |
機能 | ・Googleドキュメント:文書作成、編集 ・Googleスプレッドシート:表計算、グラフ作成 ・Googleスライド:スライド作成、編集 |
対応OS | ・Webブラウザで使用 |
画面設計 | ・Officeよりもシンプル |
費用 | ・無料(法人向けGoogle Workspaceは有料) |
※上記はGoogleドキュメントの詳細です
4.知っておきたいOffice互換ソフトの選び方4つ
ここまで、おすすめのOffice互換ソフトをご紹介しました。最後に改めて、Office互換ソフトを選ぶときに着目したいポイントをご紹介します。
失敗しないためのOffice互換ソフトの選び方4つ |
・目的に応じた機能が備わっているか ・操作しやすい画面設計になっているか ・使用するOSに対応しているか ・適切な費用かどうか |
Office互換ソフトは公式サイトを見ただけでは「どこが違うのだろう」と感じてしまう部分が多いので、どこをチェックしておけばいいのか把握しておきましょう。
4-1.目的に応じた機能が備わっているか
1つ目は、目的に応じた機能が備わっているかどうかです。Office互換ソフトは、WordやExcel、PowerPointなどのOfficeのファイルを閲覧・編集できるソフトウェアを指します。
ここまで紹介してきたように、基本的には下記のような機能が備わっています。
主な機能 | 概要 |
Word 文書の作成、編集 | ・Wordの編集、閲覧 ・文書を作成、編集してWordとして保存 |
Excel 表計算、グラフの作成、編集 | ・Excelの編集、閲覧 ・表計算、グラフなどの作成、編集してExcelとして保存 |
PowerPoint スライドの作成、編集 | ・PowerPointの編集、閲覧 ・スライドを作成、編集してPowerPointとして保存 |
その他機能 | ・PDFの編集、閲覧 ・イラストや図の作成、保存 |
Office互換ソフトは機能だけに着目してしまうと違いが発見しにくいので、下記の3つの視点で機能性を確認することが大切です。
【Office互換ソフトの機能を確認するポイント】 1.目的を達成できる主な機能が備わっている (例:Wordの編集がしたいからWordの編集、閲覧ができる機能がある) 2.主な機能に紐づく細かな機能に過不足がない (例:文書の編集機能を見るとフォントや編集機能が充実していて十分使えるイメージが持てた) 3.口コミや評価を確認する (例:Word化したときに崩れる、文字化けするなどの口コミが少ない) |
例えば、学校や業務で使うWordの編集や閲覧がしたい場合は、Wordと互換性があり文書の編集、閲覧ができるソフトに着目します。
次に、文書の編集や閲覧の細かな機能を確認して、目的に応じて有効活用できそうか確認しましょう。例えば、作成した文書をPDF化する、複数人でコメントを添付するなどの機能は、差が出やすい部分です。
Office互換ソフトで使いたい機能をしっかりと網羅しているか確認しておくと、導入後に使いにくさを感じることが少ないでしょう。
そして、忘れてはいけないのは、Office互換ソフトの口コミや評判を確認することです。
Office互換ソフトはOfficeの仕組みを完全再現しているわけではないので、公式サイトには掲載されていないバグやレイアウト崩れなどが起きている可能性があります。
リアルな声を把握したうえで、目的に応じた活用ができそうか確認すると安心です。
4-2.操作しやすい画面設計になっているか
2つ目は、操作しやすい画面設計になっているかどうかです。WordやExcelなどに慣れている場合は、同じように使えると新しいソフトウェアに慣れる負担が少なくなります。
ここまで紹介してきたように、多くのOffice互換ソフトはOfficeの画面設計に寄せていますが、下記のような部分に差が出やすいので確認しておきましょう。
【画面設計で確認したいポイント】 ・ツールバーの配置、表示内容 (例:よく使用する機能がすぐに見つかるか) ・メニュー階層の深さ (例:メニューを開いたときに分かりやすくまとまっているか) ・ショートカットキーの互換性 (例:WordやExcelのショートカットキーをそのまま使えるか) |
画面設計は、各Office互換ソフトの公式サイト内で紹介されています。
例えば、WordやExcelの上部に配置されているツールバーと同じように、Office互換ソフトもツールバーを設けているケースがあります。表記や並びを見て、普段使っている機能が簡単に使えそうか確認するといいでしょう。
操作性や作業時の画面が気になる場合は、試しに使ってみる(無料体験版を利用してみる)などをして自分に合うかチェックしてみることをおすすめします。
4-3.使用するOSに対応しているか
3つ目は、使用するOSに対応しているかどうかです。所有しているパソコンのOSに対応していないと、ダウンロードして試用することが難しいためです。
今回ご紹介したOffice互換ソフトの対応OS一覧は、下記のとおりです。
Office互換ソフトの対応OS一覧 | |
LibreOffice | ・Windows ・Mac ・Linuxなど |
Apache OpenOffice | ・Windows ・Mac ・Linux |
ONLYOFFICEデスクトップエディター | ・Windows ・Mac ・Linux |
Polaris Office | ・Windows ・Mac |
WPS Office2 | ・Windows ※Macはクラウド版のみ |
Office互換ソフトによっては、OSのバージョンごとに異なるソフトウェアを用意しています。使用しているOSのバージョンも確認しておくと、より的確に今使えるOffice互換ソフトを選定できます。
4-4.適切な費用かどうか
4つ目は、適切な費用かどうかです。Office互換ソフトには、有料と無料があります。一例として下記のような使い分けが検討できるでしょう。
無料・有料が向いているケース例 | |
無料 | ・使いたい機能が限られている場合 ・ランニングコストを抑えたい場合 ・メインデバイスのサブ機に導入したい場合 |
有料 | ・会社などで同じソフトウェアを活用する環境を整えたい場合 ・継続的にOffice互換ソフトを使用したい場合 |
無料のOffice互換ソフトは、ランニングコストを抑えたい場合に向いています。
一方で、有料のOffice互換ソフトは、複数人で同じソフトウェアを使う環境を整えたい場合や、使用頻度が高く安心して使える環境を整えたい場合におすすめです。
また、業務用のパソコンには有料版を使用して、個人用のパソコンでは無料版を使うなどの使い分けも検討できるでしょう。
5.【弊社提供サービス】 Office互換ソフトに迷ったら高い互換性と使いやすさを両立した「Polaris Office」
ここまで、おすすめのOffice互換ソフトを厳選してご紹介しました。Office互換ソフトはWordやExcelなどのソフトウェアを導入しなくても、編集や閲覧ができる利便性の高さが大きな魅力です。
Office製品の価格の高さをカバーしながら使用できるため、早速利用してみたいと感じた方も多いでしょう。
Office互換ソフトに迷ったら高い互換性と使いやすさを両立した「Polaris Office」をご検討ください。「Polaris Office」は、Officeとの互換性が高いだけでなく、見た目や操作性がほぼ同じで使いやすさにこだわっています。
また、細かな機能までこだわっており、Officeファイルの編集や閲覧だけでなく、幅広い業務に活用できます。
【「Polaris Office」の強み】 ・全世界で5,000万人以上が利用している ・460の関数やピボットテーブルに対応している ・和文フォント29書体を収録している(Premium版のみ) |
また、「Polaris Office」は買い切りなので、一度購入すればランニングコストがかからない点も大きな魅力です。「Polaris Office」は下記より購入できますので、ぜひチェックしてみてください。
6.まとめ
本記事では、おすすめのOffice互換ソフトをまとめてご紹介しました。最後に、この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
無料のおすすめOffice互換ソフト | |
LibreOffice | ・定期的にバージョンアップしている ・機能が豊富で幅広く活用できる |
Apache OpenOffice | ・大幅なバージョンアップが少ない ・直感的に操作できる画面設計で操作しやすい |
ONLYOFFICEデスクトップエディター | ・細かな機能が豊富で高度な活用も目指せる ・環境によっては機能拡張ができる |
有料のおすすめOffice互換ソフト | |
Polaris Office | ・Officeとの互換性が高くレイアウト崩れなどが起こりにくい ・表示画面のレイアウト、操作性がOfficeとほぼ同じになっている |
WPS Office2 | ・操作性や表示形式を最大限Officeに寄せている ・日本語対応のユーザーセンターを開設していてサポートを受けられる |
クラウドで利用できるおすすめOffice互換ツール | |
Microsoft 365 for the web | ・WordやExcel、PowerPointと形式が変わらないので使いやすい |
Google ドキュメント・スプレッドシート・スライド | ・権限を付与すると、オンライン上で複数人が同時編集、確認できる |
〇失敗しないためのOffice互換ソフトの選び方は下記のとおり
・目的に応じた機能が備わっているか
・操作しやすい画面設計になっているか
・使用するOSに対応しているか
・適切な費用かどうか
Office互換ソフトを使うと、MicrosoftのOfficeが導入できなくても、WordやExcelなどの編集、閲覧ができるようになります。今回ご紹介したおすすめソフトを参考に、自分に合う製品を導入してみましょう。