多くのメーカーから、パソコン用のセキュリティソフトが発売されています。 また、Windowsには「Microsoft Defender(旧・Windows Defender)」というセキュリティアプリが標準で入っています。 元々使いたくて使うソフトではないし、難しい専門用語も多く、どれを選べばよいのか迷うことが多い分野です。 そこで、私たちはチームで議論し、目的別に、3つのおすすめの選び方を考えてみました。 ぜひ、参考になさってください。
INDEX
大前提、セキュリティソフトは必要か? おすすめの選び方1「第三者機関の性能テストの結果で選ぶ」 おすすめの選び方2「コストパフォーマンスで選ぶ」 おすすめの選び方3「軽さで選ぶ」 参考/国内で販売されているセキュリティソフト大前提、セキュリティ(ウイルス対策)ソフトは必要か?
結論から言えば、必要です。
昨今のウイルスは、金銭の搾取が目的です。不正入金が目的の直接的なものもあれば、
個人情報を盗み、なりすまして金銭を得たり、情報そのものを販売したりする間接的なものもあります。
知識として「不審なwebサイトにはアクセスしない」と知っていても、
誤って広告をクリックしたり、安全と思っているサイトで感染したりする危険はあります。
それにより、経済的な被害はもちろん、個人のプライバシーも侵害されます。
ウイルスの種類は日々増え、より巧妙に進化し続けています。
知識がなくても、以下のような被害を未然に防ぐのがセキュリティソフトです。
ウイルスによる被害
・パソコン内のデータやパソコンで入力した情報が抜き取られる
・ネット上で入力したID・パスワード、クレジットカードの番号などの情報が盗まれる
・パソコン内に保存した住所や氏名、電話番号、メールアドレス報を抜き取られる
無料のセキュリティ(ウイルス対策)ソフト「Microsoft Defender(Windows Defender)」ではだめか?
Microsoft Defenderには、マルウェア(悪意あるプログラム)やスパイウェアの
リアルタイム検出やブロック機能、ブラウザ保護など、基本的な保護機能が備わっています。同じくWindowsに標準搭載されている「Windows Firewall」は不正侵入を防ぎ、
「Smartscreen」はフィッシングの対策をします。
一方で、Microsoft Defenderには、以下の機能が標準搭載されていません。
Microsoft Defenderに搭載されていない機能
・ランサムウェア対策:データを人質に取るランサムウェアからの保護
・メール保護:スパムやマルウェアが含まれるメールの検出とブロック
加えて、Windows製品に特化しているため、Microsoft Edge以外のブラウザでフィッシング対策やブラウザ保護はできません。
多くの人が利用するGoogle Chromeが守られないことは、知っておくべきでしょう。
また、機能と性能は別ものです。記事の後半部では、世界のセキュリティソフトの性能テストを実施している第三者機関の結果や評価を紹介しています。
その中にはMicrosoft Defender(Windows Defender)の結果も含まれます。他の有料ソフトを含め、客観的に判断する材料になります。
「Microsoft Defender(Windows Defender)」で良いのかどうかは、そうした結果とパソコンをお使いになる環境や目的とを総合的に判断して決めるのが良いと思います。
Google Chromeを利用する方も多いと思いますが、その場合はフィッシング対策・ブラウザ保護を利用できません。
これらのことから、Microsoft Defender(Windows Defender)は基本的な保護機能はあるけれど、必要な機能をすべて備えているわけではないとわかります。
おすすめの選び方1「第三者機関の性能テストの結果で選ぶ」
さて、私たちが考えたおすすめの選び方の1つは、第三者機関の性能テストの結果を参考にして選ぶことです。
世界にはセキュリティソフトの性能を評価する第三者機関が複数あり、以下の4つの機関が有名です。
中でもAV-Comparatives、AV-TESTは定期的にさまざまなテストを実施し、1年を通じ最も優秀な成績を収めた製品にアワード(賞)を授与しています。ちなみに両機関とも「AV」が付きますが、AVは"AntiVirus"の頭文字です。
アワードには総合性能に対するものだけでなく、カテゴリーごとのアワードもあり、重視する性能で選ぶこともできます。
有名な性能テスト機関
AV-Comparatives
AV-TEST
Virus Bulletin
SE Labs
ここでは、AV-Comparatives、AV-TESTの、この10年間の年間アワードや最近のテスト結果をまとめています。
AV-Comparativesの性能テストと優秀製品
AV-Comparatives (オーストリア)は、1999年に設立された独立したセキュリティ製品のテスト機関です。年間を通じて世界の製品の性能をテストし、結果を公表しています。
AV-Comparativesでは次のようなテストを実施し、製品の評価をしています。
インターネット防御テスト(Real-World Protection Test)
・内容:
悪意のあるURL(ドライブバイダウンロードやマルウェア直リンク)などを使用し、実際のインターネット利用状況に近い環境でのセキュリティソフトの防御能力を評価します。
・評価:
Advanced+ (最高評価): 非常に高い保護率と低い誤検出率を示す製品
Advanced: 高い保護率を示すが、誤検出がやや多い製品
Standard: 平均的な保護性能を示す製品
マルウェア防御テスト(Malware Protection Test)
・内容:
マルウェアの検出とブロック能力を評価します。テストには約1万個のマルウェアサンプルが使用され、誤検出率も評価されます。
・評価:
Advanced+ (最高評価): 高い検出率と低い誤検出率を示す製品
Advanced: 高い検出率を示すが、誤検出がやや多い製品
Standard: 平均的な防御性能を示す製品
軽さテスト(Performance Test)
・内容:
セキュリティソフトがコンピュータ全体のパフォーマンスにどのような影響を与えるかを評価します。
・評価:
Very Fast: ほとんど影響を与えない極めて高速な製品
Fast: わずかな影響を与えるが高速な製品
Mediocre: 中程度の影響を与えやや遅延を感じさせる製品
Slow: 大きな影響を与え顕著な遅延が発生する製品
誤検知テスト(False-Alarm Test)
・内容:
セキュリティソフトが無害なファイルをマルウェアとして誤って検出した数と影響を評価します。不要な警告や作業の妨害、混乱を防ぐことが目的です。
・評価:
Advanced+: 誤検知が非常に少ない製品
Advanced: 誤検知が少ない製品
Standard: 平均的な誤検知率の製品
サイバー攻撃防御テスト(Advanced Threat Protection Test)
・内容:
特定の企業を狙う標的型攻撃や脆弱性に対する修正プログラムが提供されるまでのゼロデイ攻撃などに対する防御能力を評価します。2012年から実施しているテストです。
・評価:
Advanced+: 非常に高い防御能力を示す製品
Advanced: いくつかの攻撃シナリオには改善の余地があるが高い防御能力の製品
Standard: 平均的な防御能力の製品(複雑な攻撃に対しては限界があります)
テスト別の成績順位による評価
AV-Comparativesは2021年より、上記の各種目別のレベル別の評価に加えて、成績ランキングによる賞を授与しています。文字通り金・銀・銅の順位を表しており、その年のベスト3がわかります。
Gold(ゴールド): 各テストカテゴリで最高の成績を収めた製品
Silver(シルバー): Goldに次ぐ成績を収めた製品
Bronze(ブロンズ): Silverに次ぐ成績を収めた製品
年間での総合成績による最高賞「プロダクト・オブ・ザ・イヤー(Product of the Year)」
前述のGold・Silver・Bronzが各テストごとの順位を示すのに対して、「プロダクト・オブ・ザ・イヤー」は、すべてのテストで一貫して高得点を獲得し、年間を通じて最も優れた総合成績を収めた製品に与えられる最高の賞です。次点の製品または、2年連続でトップの成績を収めた製品や同点の製品が他にもある場合は、「アウトスタンディング・プロダクト・アワード(Outstanding Product Award)」が授与されています。Outstandingは、ずばぬけた、極めて優れたという意味の言葉です。
プロダクト・オブ・ザ・イヤー受賞歴 | |
---|---|
2023年 | Kaspersky |
2022年 | Bitdefender |
2021年 | McAfee |
アウトスタンディング・プロダクト・アワード受賞歴 | |
---|---|
2023年 | Bitdefender |
2022年 | - |
2021年 | Bitdefender AVAST AVG |
AV-Testの性能テストと優秀製品
AV-Testは、2004年に設立されたドイツの独立したITセキュリティ研究機関です。主にWindows、MacOS、Androidプラットフォームの製品の品質と効果を評価、認証しています。
AV-Testでは、主要な3つのカテゴリーの定期的な性能テストと、セキュリティ情勢の変化を反映して新たに追加された各種のカテゴリーのテストを実施しています。
それらの内容と評価の方法は次の通りです。
防御力(Protection):
ウイルス、ワーム、トロイの木馬などのマルウェアをどれだけ効果的に検出・ブロックできるかを評価します。最新のマルウェアを用いて製品をテスト、評価します。
軽さ(Performance):
webサイトへのアクセス時間や一般的なアプリケーションのダウンロードやインストール速度、起動速度への影響、ローカルおよびネットワーク間でのファイルコピー速度などを評価します。
使いやすさ(Usability):
無害なソフトやwebサイトが悪意のあるものと判定される数などを評価します。
評価方法
3つの主要カテゴリーごとに各最大6ポイント、合計18ポイント満点でスコアを算出し、一定の基準に達した製品に賞と認証を授与しています。
TOP PRODUCT:
定期的なテストで高得点(17.5ポイント以上)を獲得した製品に授与される賞。
AV-TEST CERTIFIED:
基本的なセキュリティ要件(10ポイント以上)を満たした製品に与えられる認証。
上記以外の追加テストカテゴリー
次のようなカテゴリーが追加され、それぞれに合わせた独自の評価がされています。
新脅威(Advanced Threat Protection):
特にランサムウェアやゼロデイ攻撃に対する防御力を評価
モバイルセキュリティ(Mobile Security):
AndroidやiOSデバイスのマルウェア検出能力やフィッシング対策機能などを評価
MacOSセキュリティ(MacOS Security):
MacOSに最適なセキュリティプログラムを評価
AV-Test Annual Awards(年間アワード)
上記の各カテゴリーで年間を通じて一貫して最高の優れた性能を示したセキュリティ製品に授与される、AV-Testで最も権威のある賞です。具体的なアワードの名称は下の通りです。
AV-Testの年間アワードはカテゴリー別のため、重視する性能に合わせて選びやすいと思います。
AV-Test AWARD
主要な3カテゴリーのアワード
Best Protection for Consumer Users (最優秀「防御力」賞)
Best Performance for Consumer Users (最優秀「軽さ」賞)
Best Usability for Consumer Users (最優秀「使いやすさ」賞)
追加されたカテゴリーのアワード
法人用 Best Advanced Protection for Corporate Users (最優秀「新脅威への防御」賞)
一般用 Best Advanced Protection for Consumer Users (最優秀「新脅威への防御」賞)
Best Mobile Security for Consumer Users (最優秀「モバイルセキュリティ」賞)
一般用 Best MacOS Security for consumer Users(最優秀「MacOSセキュリティ」賞)
法人用 Best MacOS Security for Corporate Users(最優秀「MacOSセキュリティ」賞)
2023年の受賞歴 | |
---|---|
「防御力」賞 | Avast, AVG, Bitdefender, McAfee, Norton |
「軽さ」賞 | PC Matic |
「使いやすさ」賞 | F-Secure |
「モバイルセキュリティ(android)」賞 | Bitdefender,Trend Micro |
「Mac OSセキュリティ」賞 (2020年より新設) |
ESET,Kaspersky |
「新脅威への防御」賞 (2022年より新設) |
AhnLab,Kaspersky,McAfee,PC Matic |
おすすめの選び方2「コストパフォーマンスで選ぶ」
2つめの選び方は「安さ」です。有料ソフトの場合には、機能や性能とは別に費用という観点があります。継続的に使うソフトなだけに、費用は重要なポイントです。
ご自身で複数のパソコンを使っていたり、ご家族やお子様用にもパソコンを使っていたりする人も多いと思います。
当然、パソコンごとに用途や使用頻度が異なり、しっかり守りたいパソコンもあれば、さほど使わないパソコンもあるはず。
それら全部を1つのソフトで統一する必要はありません。パソコンごとに使い分けるのは経済的なメリットだけでなく、合理的です。
セキュリティソフトは、通常のソフトと違い、ベンダーにより販売方法が異なります。大きく分けると次の2つです。
セキュリティソフトの提供方式
◼︎年額のサブスクリプション方式
・ほとんどのベンダーが採用する業界で長く続いている方式
・有効期限により1年版、3年版、5年版などがあり
・期限が切れると機能停止になる
・期間ごとに契約更新や継続手続きなどをする場合もある
◼︎永続使用の買い切り方式
・ソースネクストのみが、2006年から採用する方式
・端末固定でインストールした端末だけを、使えなくなるまで守る
・追加費用なし
これはどちらが良いかというより、支払う金額が少ない方が良いに決まっているので、比べて計算すれば、すぐ答えが出ます。
機能・性能は同じではないので、前述の性能評価や実績を参考に、使い方で決めましょう。
返金保証のある製品なら、実際に試して、思わしい結果が得られなければ返品することもできます。
逆に、十分な満足を得られたら、他のパソコンも同じものにするのも良いかもしれません。
製品 | Kasperskey Internet Security |
McAfee Total Protection |
ZEROスーパー セキュリティ |
---|---|---|---|
価格 (1年版) |
¥5,120 | - | ¥9,900 ※更新費用なし |
価格 (3年版) |
¥9,700 | ¥15,000 | - |
インストール 可能台数 |
3台 | 10台 | 3台 |
返金保証 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
おすすめの選び方3「軽さで選ぶ」
セキュリティソフトは常時パソコンを監視するため、ファイルを開くスピードやインターネットの読み込み速度が遅くなるなど、少なからずパソコンの動作に影響を与えます。
軽さがパソコンの快適さに大きく影響し、動作が重いとストレスになります。
第三者機関のテストの中には、軽さのテストもあります。
少しでも軽くしたいなら、軽さの性能テストの結果で選ぶというのも得策です。
ここでは、先ほどのAV-Comparatives、AV-TESTで軽さで実績のある製品をピックアップしておきます。
2023年の結果 | 製品名 |
---|---|
AV-Comparatives:GOLD | K7(ZEROウイルスセキュリティ) 返金保証:30日間 |
AV-Comparatives:SILVER | Avira 返金保証:60日間 |
AV-Comparatives:BRONZE | Kaspersky 返金保証:30日間 |
ESET 返金保証なし |
|
AV-TEST | PC Matic 返金保証:30日間 |
以上が、私たちが考えたセキュリティソフトのおすすめの選び方です。参考になれば幸いです。
参考/国内で販売されているセキュリティソフト
(AV-Comparatives、AV-testの性能テスト結果に掲載されている製品、アルファベット順)
Avast
引用元:https://www.avast.co.jp/
Avast Free Antivirus, Avast Premium Security, Avast Ultimate
製品の詳細を見る価格 | Avast Free Antivirus: 無料 Avast Premium Security: 1年版 ¥6,480(1台)/ 3年版 ¥19,480(1台) Avast Ultimate: 1年版 ¥9,680(1台)/ 3年版 ¥28,980(1台) |
---|---|
販売元 | デジタルリバージャパン株式会社 |
Avastは、無料で利用できるセキュリティソフトの1つです。
ランサムウェア対策やフィッシング詐欺対策、ファイアウォールなど、セキュリティソフトに必要なさまざまな機能を無料で利用することができます。
2023年のAV-Comparativesでは、インターネット防御とマルウェア防御の部門において金賞を獲得しています。そのため、無料であるものの、非常に高いセキュリティ性能を利用できます。
ただし、無料で利用する場合は広告が表示されるため、操作中のストレスになる可能性がある点には注意が必要です。
AVG
引用元:https://www.avg.com/ja-jp/homepage
AVG AntiVirus Free, AVG Internet Security, AVG Ultimate
製品の詳細を見る価格 | AVG AntiVirus Free: 無料 AVG Internet Security: 1年版 ¥7,880(1台)/ 1年版 ¥8,880(10台) AVG Ultimate: 1年版 ¥12,580(10台) |
---|---|
販売元 | デジタルリバージャパン株式会社 |
AVGは、Avastの子会社であるAVG Technologiesが開発したセキュリティソフトです。日本では、Avastと同じく、デジタルリバージャパン株式会社が販売を行っています。
Avastと同じく無料版があり、マルウェア保護やメールシールドの機能を利用できます。
ただし、無料版では有害ソフトのダウンロード防止や迷惑メールの防止は利用できないので注意しましょう。
Avira
引用元:https://www.avira.com/ja
Avira Free Security, Avira Internet Security, Avira Prime
製品の詳細を見る価格 | Avira Free Security: 無料 Avira Internet Security: 1年版 ¥5,744(1台)/ 1年版 ¥6,893(3台) Avira Prime: 1年版 ¥12,618(5台)/ 1年版 ¥15,519(10台) |
---|---|
販売元 | Gen Digital Inc.(旧Avast Software Japan合同会社) |
Aviraが搭載されているAvira Free SecurityやAvira Internet Security、およびAvira Primeは、ドイツ製のセキュリティソフトです。
無料版の場合、ウイルススキャン機能や、ランサムウェア、スパイウェアなどのマルウェアからの保護が利用できます。
また、月500MBの制限はありますが、VPN機能も無料で使えます。
Aviraも無料版の場合は広告が表示されるので、ストレスなくパソコンを利用したい方は気をつけましょう。
Bitdefender
引用元:https://www.sourcenext.com/
ZERO スーパーセキュリティ
製品の詳細を見る価格 | ZERO スーパーセキュリティ: 1台 ¥4,950 / 3台 ¥9,900 / 5台 ¥13,200 |
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販売元 | ソースネクスト株式会社 |
Bitdefenderを搭載する「ZERO スーパーセキュリティ」は、ソースネクスト株式会社が販売するセキュリティソフトです。
セキュリティソフトは、年間のサブスクリプション型が多いなか、ソースネクストの販売するセキュリティソフトは買い切りとなっています。
また、Bitdefenderは、AV-Comparativesの性能テストにおいて2014年から2023年の10年間で3回のプロダクト・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。アウトスタンディングプロダクトアワードは10年間で5度獲得と、No.1の受賞回数を誇る総合的に評価されたセキュリティソフトといえるでしょう。
そのため、コスパを求めつつも、高い機能を求めたい方にぴったりな製品です。
ESET
引用元:https://www.eset.com/jp/
ESET HOME セキュリティ エッセンシャル, ESET HOME セキュリティ プレミアム, ESET HOME セキュリティ アルティメット
製品の詳細を見る価格 | ESET HOME セキュリティ エッセンシャル: 1年版 ¥4,950(1台)/ 3年版 ¥7,590(1台) ESET HOME セキュリティ プレミアム: 1年版 ¥6,930(1台)/3年版 ¥10,340(1台) ESET HOME セキュリティ アルティメット: 1年版 ¥11,616(5台)/3年版 ¥17,545(5台) |
---|---|
販売元 | キヤノンITソリューションズ株式会社 |
ESETは、日本のキヤノンITソリューションズ株式会社が販売しているセキュリティソフトに搭載されています。
誤認知の少なさが評価されており、2021年から2023年まで、毎年AV-Comparativesの誤認知の部門で金賞を獲得しています。
無害なファイルをマルウェアとして誤って検出した数が最も少ないということになるので、不要な警告や作業の妨害、混乱を防げます。
Kaspersky
引用元:https://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Internet Security (Standard), Kaspersky Plus, Kaspersky Premium
製品の詳細を見る価格 | Kaspersky Internet Security: 1年版 ¥5,120(3台まで)/ 3年版 ¥9,700(3台まで) Kaspersky Plus: 1年版 ¥6,320(5台まで)/ 3年版 ¥11,980(5台まで) Kaspersky Premium: 1年版 ¥6,410(5台まで)/ 3年版 ¥12,150(5台まで) |
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販売元 | 株式会社カスペルスキー |
Kasperskyは、ロシアのKaspersky Labが開発しているセキュリティソフトで、日本では株式会社カスペルスキーが販売元になっています。
AV-Comparativesでは、Bitdefenderと並んで過去10年で3度プロダクト・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、アウトスタンディングプロダクトアワードでは10年間で2度の受賞実績があります。
そのため、セキュリティソフトとしての性能が総合的に評価されている製品といえます。
K7
引用元:https://www.sourcenext.com/
ZERO ウイルスセキュリティ
製品の詳細を見る価格 | ZERO ウイルスセキュリティ: 1台 ¥2,970 / 3台 ¥5,480 / 5台 ¥7,980 |
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販売元 | ソースネクスト株式会社 |
K7はソースネクスト社が販売する「ZERO ウイルスセキュリティ」に搭載されているエンジンです。
先ほどご紹介した「ZERO スーパーセキュリティ」と同じソースネクスト社が販売しており、こちらも買い切り型のセキュリティソフトです。
搭載エンジンのK7は、AV-Comparativesの軽さ部門において2022年、2023年の2年連続で金賞を受賞した実績があります。
そのため、コスパや動作の快適さも重視したい方にぴったりな製品です。
McAfee
引用元:https://www.mcafee.com/ja-jp/heading.html
McAfee Total Protection, McAfee+™ Ultimate, McAfee+™ Premium
製品の詳細を見る価格 | McAfee Total Protection: 3年版 ¥15,000(10台) McAfee+™ Ultimate: 1年版 ¥8,500(台数無制限) McAfee+™ Premium: 1年版 ¥6,500(台数無制限) |
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販売元 | マカフィー株式会社 |
McAfee Total Protectionは、アメリカに本社を置くマカフィー株式会社が販売しているセキュリティソフトです。
ウイルス対策に加えて、ウェブ保護やファイアウォールなどの機能も備わっており、5ライセンスまでならVPNを利用できます。
2021年のAV-Comparativesのマルウェア防御で金賞、2023年のAV-testでは防御力賞を受賞した実績があります。さらに、2021年にはプロダクト・オブ・ザ・イヤーを獲得しており、セキュリティソフトとして高い機能が備わっているといえるでしょう。
Norton
引用元:https://jp.norton.com/
Norton 360 Standard, Norton 360 Deluxe, Norton 360 Premium
製品の詳細を見る価格 | Norton 360 Standard: 1年版 ¥4,780(1台まで)/ 3年版 ¥11,980(1台まで) Norton 360 Deluxe: 1年版 ¥7,680(3台まで)/ 3年版 ¥14,480(3台まで) Norton 360 Premium: 1年版 ¥7,980(5台まで)/ 3年版 ¥15,980(5台まで |
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販売元 | Gen Digital Inc.(旧ノートンライフロック株式会社) |
ノートンは、世界シェアが最も高いセキュリティソフト(※)です。
ノートンであれば、一番安いスタンダードプランでもVPN機能をデータ通信の容量無制限で利用できます。
VPN機能は、データ通信の容量に制限があるケースや上位プランでないと使えないケースが多いのですが、ノートンであればスタンダードプランでも利用可能です。
これによってホテルや空港などで公共ネットワークに接続するときにも安心できます。
そのため、公共のWi-Fiを利用するケースの多い方にぴったりなセキュリティソフトといえます。
※OPSWAT(本社:アメリカ サンフランシスコ)の「Windows Anti-malware Market Share Report」より
Trend Micro
引用元:https://jp.norton.com/
ウイルスバスタークラウド, ウイルスバスタークラウドトータルセキュリティスタンダード, ウイルスバスタークラウドトータルセキュリティプレミアム
製品の詳細を見る価格 | ウイルスバスタークラウド: 1年版 ¥6,380(3台)/ 3年版 ¥14,960(3台) ウイルスバスタークラウドトータルセキュリティスタンダード: 1年版 ¥7,700(6台)/ 3年版 ¥16,940(6台) ウイルスバスタークラウドトータルセキュリティプレミアム: 1年版 ¥10,450(6台)/ 3年版 ¥24,420(6台 |
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販売元 | トレンドマイクロ株式会社 |
「ウイルスバスタークラウド」は、コンシューマ向け製品において国内市場シェア16年連続No.1を獲得している製品です。
「セキュリティソフト」と聞いて、まずウイルスバスターを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
2018年にはAV-testの防御力賞に選ばれた実績もあります。
さらに本社が日本にある点やLINEでのサポートを行ってる点から、安心して利用できるのも特徴の1つです。
知名度もあるため、「有名で機能が揃っている製品にしたい」と考えている方にぴったりなセキュリティソフトです。
ソースネクスト セキュリティ製品担当プランナーからのコメント
セキュリティソフト選びは、第三者機関から高評価を得ていれば、まず失敗することはないでしょう。そのうえでどのような点を確認すれば、ご自身に合う製品を選べるのかを解説していきます。