用紙とプリンタの設定

画面のみかた

画像ファイルの読み込み

他の製品からの読み込み

画像の保存

基本操作

用紙とプリンタの設定

まず始めに[用紙設定]ボタンを押して用紙とプリンタの設定を行なって下さい。
注意
最初に用紙を設定しないと、画像の読み込みや編集ができません。

[用紙設定]ボタンを押すと、用紙・プリンタ設定ダイアログボックスが表示されます。

①設定しているプリンタと用紙の情報を表示します。
②トンボ/連続
 用紙の設定をします。
③印刷イメージ
 複数枚に印刷する場合、どのように分割するかイメージを表示します。
④プリンタの設定
 プリンタ固有の設定を行ないます。
⑤枚数設定
 何枚に分けて印刷するかを設定します。
⑥サイズ設定
 出力サイズを指定します。印刷に必要な枚数が自動的に算出されます。
⑦設定の復元
 保存してあるデイジーズームプリントファイル(DZFファイル)を読み込み、保存内容に従い設定を行ないます。
 

分割枚数の制限
指定できる枚数は縦横ともに最大で20枚、サイズはそれぞれ4m以内となります。1枚の用紙に印刷できる最大のサイズはご利用のプリンタの設定や仕様などによって変わるため、用紙の最大枚数は多少増減する場合があります。

 

DZFファイルについて
DZFファイルは、ズバリ巨大プリント 2で設定した分割枚数や画像の編集情報を保存するファイル形式です。
※ズバリ巨大プリント 2で作成できる出力サイズ(4mx4m)を超えるDZFはズバリ巨大プリント 2では読み込めません。

プリンタの設定
[プリンタの設定]ボタンを押すと、プリンタの設定ダイアログが表示されます。ここでは、印刷するプリンタ/用紙とプリンタのプロパティを設定できます。プリンタのプロパティ及び使用できる用紙はプリンタによって異なります。詳しくは、プリンタの取扱説明書をご覧ください。ロール紙(長尺紙)印刷を行なう場合も、プリンタの該当項目を設定してください。

ヒント
用紙の設定で、ロール紙(長尺紙紙)印刷設定を行なわない状態でロール紙(長尺紙)に印刷しても、正常な印刷結果は得られません。

トンボ・重ね合わせ領域を無効にする
複数枚を貼り合わせる為に用意した重ね合わせ領域を無効にできます。これにより、1枚しか印刷しない場合など、従来重ね合わせ用に印刷されていた部分まで広げて印刷されますので、用紙サイズを有効に利用することが可能です。


連続用紙(ロール紙)を使用する
連続用紙(ロール紙・長尺紙)の印刷をする場合にチェックします。これにより、アプリケーション内部で仮想的に用紙を接続した処理を行ない、ロール紙の様に長さが不定の用紙への印刷が可能になります。また、「印刷方向」はプログラムの処理内で仮想用紙をどのように扱うかを指定します。縦及び横を設定しますが、プリンタの設定に合わせてご利用ください。

ヒント
連続用紙の設定を行った場合には、必ずプリンタの設定で、ロール紙(長尺紙)印刷設定を行なってください。また、印刷方向もプリンタドライバの設定と合わせてください。

分割枚数を指定する
分割枚数で指定する場合には、[枚数設定]ラジオボタンを押します。ラジオボタンを有効にすると、その下にある[横枚数]と[縦枚数]の上下ボタンで枚数が指定できるようになります。


出力サイズから分割枚数を指定する
出力サイズ(貼り合わせ後のサイズ)から分割枚数を指定する場合は、[サイズ設定]ラジオボタンを押して、その下にあるコンボボックスから目的の用紙サイズを選択してください。また、[横サイズ][縦サイズ]に直接サイズを入力することも出来ます。

画面のみかた



①キャンバス
 ここに編集対象の画像が表示されます。
②編集機能タブ
 編集機能タブを選択して画像を加工したり、文字/カレンダーを追加することができます。
③編集コントロール
 編集機能に合わせたコントロールが表示されます。
④用紙設定ボタン
 分割枚数指定や、プリンタの設定などを行ないます。
⑤画像入力ボタン
 編集する画像ファイルを読み込みます。
⑥印刷ボタン
 画像を印刷します。
⑦保存ボタン
 画像をファイルへ保存します。

便利なツールチップ機能
ズバリ巨大プリント 2には、機能の簡単な説明をポップアップ表示する[ツールチップ]を搭載しています。マウスカーソルをボタンの上に置いて数秒待つとツールチップが表示されますので、参考にしてください。

編集ツールの表示・非表示
[表示]メニューから[編集ツールを表示する]を選択すると、編集ツールの表示と非表示を交互に切りかえることができます。
編集ツール表示

編集ツール非表示

 

画像ファイルの読み込み

用紙・プリンタの設定が完了したら、画像入力ボタンを押して画像ファイルを読み込みます。

注意

前項で設定の復元機能を使用した場合には、画像ファイルの読み込みは必要ありません。
注意
読み込み可能な画像サイズは、16x16ピクセル~9999x9999ピクセルとなります。これより小さい画像や、これよりも大きい画像は読み込むことができません。

画像を選択する
[画像・設定の読み込み]ダイアログボックスでは、ファイルを指定するとサムネイル(縮小画像)が左に表示されます。サムネイル画像をみながら目的の画像ファイルを指定してください。

①読み込む画像をマウスでクリックして指定します。
②指定された画像のサムネイルが表示されます。
③開くボタンを押して、指定したファイルを読み込みます。

ドラッグ&ドロップで読み込む 
  画像ファイルをWindowsのエクスプローラからズバリ巨大プリント 2のキャンバスへドラッグ&ドロップしても読み込むことが出来ます。

既に画像を編集している際に画像を読み込んだ場合
  既に画像が読み込まれている状態で、画像の読み込みを行った場合には現在の編集内容を破棄して新たな画像を開いてよいかどうか問い合わせるダイアログが表示されます。このダイアログで、OKボタンを押すと、その時点での編集内容がすべて破棄されます。他の画像を読み込まれる場合には、必要に応じてファイルの保存を行なってください。

注意
ズバリ巨大プリント 2には複数の画像を読み込み、並べて印刷を行なうような機能はありません。このような印刷を行なわれたい場合には事前に他のアプリケーションで配置を行った画像ファイルを作成し、ズバリ巨大プリント 2に読み込んでください。

 

他の製品からの読み込み

アプリケーションの印刷機能から読み込むことができます。 
※WordやExcel、PowerPoint、PDFなどのファイルを拡大印刷する場合はこの手順を行ないます。

  1. 使用するアプリケーションで、「ズバリ巨大プリント 2」に読み込む書類を開いてから、印刷します。
  2. 印刷のダイアログが開いたら、「プリンターの選択」から「SOURCENEXT ズバリ巨大プリント 2」を選択します。
  3. 「印刷」を押します。
  4. 「ズバリ巨大プリント 2」の「用紙・プリンタの設定」が表示されます。
  5. 以降は画像の加工が必要な場合は「画像編集」で加工してから、加工の必要が無い場合は直接「印刷/ポスターの貼り合わせ」にお進みください。 

    画像の保存

     画像の保存
    ズバリ巨大プリント 2で編集した画像データをDZFファイルに保存します。また、リアルズームの高品位な画像拡縮を使ってbmp, jpegファイルへ保存することができます。

    保存ボタンを押します。

    注意
    BMP形式(ビットマップ)やJpeg形式のファイルに保存した場合、カレンダーやテキストなどのレイヤー情報は画像として統合されます。なお、統合されたレイヤーは再編集することができません。その場合、DZF形式で保存してください。

    画像保存のダイアログボックス
    画像保存ボタンを押すと、画像保存のダイアログボックスが表示されます。このダイアログでは、画像保存フォーマットやサイズ、品質などを設定することができます。

    ① 保存する画像のサイズを指定します(DZFを除く)。
    ② 保存ファイル形式を選択します。
    ③ ファイルの品質係数を指定します(Jpegのみ)。
    ④ 保存する画像ファイルの情報を表示します。
    保存する画像の縦横サイズは、最大9999x9999ピクセルです。ただし、元画像の縦横比を変えて保存する事はできませんので、縦または横のどちらか大きい方の最大が9999ピクセルになります。予想されるファイルサイズはあくまで目安としてご覧ください。
     
     
    [保存開始]ボタンを押すと、名前を付けて保存ダイアログが表示されます。ここで、保存先フォルダ、ファイル名を指定して保存してください。
    注意
    実装メモリや使用可能メモリが少ないと、大きな画像の保存ができない場合があります。