CADソフト　ドラフティングキャドプロ

CADソフト

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株式会社インフィニシス

株式会社インフィニシス

手軽に使えるCADソフト

ドラフティングキャドは、通常のCADソフトと違って、専門的な知識は必要ではありません。建築／土木設計や間取り図、ペーパークラフトの型紙、電気配線図の作成など、パーソナルユースからプロユースまであらゆる図面にお使いいただけます。上位版ならAutoCADのDXFファイルとDWGファイルの変換もできます。

製品の情報は、インフィニシス社によるものです。

・建築図　　　　　・イラスト図

・電子回路図　　　・特許図面

・機械加工図　　　・土木図面

・電気配線図　　　・自動車部品

・医学図表　　　　・日曜大工

・間取り図　　　　・教材、書類作成

・照明の配置図　　・家具の配置

・舞台仕込図面　　・漫画

・ガーデニング図　・ポスター

・プリント基板図　・チラシ

サンプル図面

描画機能

作成ツール

２次元作図をするにあたり、オブジェクトの描画に必要な多彩な作図ツールを用意しており、様々な作図を強力にサポートします。基本的な線ツール、長方形ツール、多角形ツール、弧ツール、円ツール、曲線ツールに加え、既存のオブジェクトに関連づけた線を簡単に描く為の様々な特殊線ツールを用意しています。これらのツールを使うと、既存の線や辺に垂直な線、既存のオブジェクトの中点や端点、中心点に接続した線、既存の円や弧に接する線、既存の線のオフセット線等が素早く描けます。さらにこれらのツールには多彩なオプションが用意されており、例えば円ツールでは描画の際に、半径から描いたり、３点を通る円を描いたりすることができます。

高度ツール（上位版のみ）

オブジェクトの編集がパワフルに、かつフレキシブルに行える「高度ツール」が非常に役に立ちます。オブジェクトハンドルの追加／削除、開いたオブジェクトを閉じたオブジェクトに変更する結合、その逆の分離、２つのオブジェクトの合体／切り抜き、線の延長／切り落とし／トリミング、オブジェクトを反転させるミラー、オブジェクト同士のハンドル部分を連動させるリンク機能などを装備し、描画ツールで描いた図形をさらに複雑に変化させることによって、多種多様な形の図形を生成することが可能となります。

オブジェクトの装飾

オブジェクトの線、面の塗り、そして塗りつぶしパターンについて様々な編集が可能です。線、面の塗りにお好みの色を付けることができ、カラーパレットにない色はシステム標準のカラーパレットから色を作り出すことができます。さらに、塗りつぶしパターンはあらかじめ用意されている使用頻度の高いパターン以外にも、ユーザーが独自に編集し作成することもできます。また、オブジェクトの線、面の塗りに対して透明度の設定をする機能とグラデーション作成機能があります。

グラデーション作成

グラデーションの作成と編集が簡単にできます。

不透明度の設定

各色、模様とグラデーションの不透明度を調整できます。

配置・分配ツール

ドラフティングキャドにはオブジェクトを整列させたり、一定の基準に従って揃えたりする配置ツール、分配ツールが搭載されています。これらを使えば、オブジェクトをどのように揃えるかを正確に指定することができます。

デザインサポート機能

寸法線ツール

オブジェクトに対して、水平、垂直、平行、垂線、円の直径／半径、角度寸法を入れることができ、入れた寸法線に対して、起点・末端記号の変更、表示位置、引出し線の有無、円などの直径や半径の単位シンボルの有無、公差値の設定などができます。また、寸法線はオブジェクトにリンクすることができ、オブジェクトのサイズを変更すると、自動的に寸法表記の数値が変更されます。これらの寸法記入要素は英米法単位（米国規格協会監修）とメートル法（BS-308、DIN、ISO、JIS 準拠）による製図ならびにデザインの「公認規格」に準拠しています。さらに、寸法要素はユーザーが独自に設定することも可能です。

レイヤ機能（上位版のみ）

レイヤとは図面に重ねる透明なフィルムのようなものです。このレイヤに作図することで、他のレイヤに影響を与えることなく、自由に作図／編集を行うことができます。メモリの許す限り、何層ものレイヤを作ることができます。作図した図形をレイヤごとに分けて管理できるので、わかりやすく効率的に図面を作成することができます。

スナップ機能

オブジェクトを描画する際に、オブジェクトのハンドル（四隅／その他）部分や画面のグリッドに吸着させることができます。これにより線の先端から別の線を引く際などに、ぴったり密着した線を簡単に描くことが可能になります。

尺度と定規表示

「10：1」から「1：10,000」まで、英米法の場合は「10 X」から「1" = 5000'」まで設定する事が可能です。さらに設定した尺度を反映する「尺度定規」と図面の実際のサイズを表示する「標準定規」のどちらか２種類を作図画面上に表示することができます。尺度を自由に設定できます。

テキスト入力

標準で搭載されているテキスト機能に加えて、サイズやフォントの選択、行揃え、行間調整、回転、着色が行えます。

面積自動計算機能

円や長方形、どんな複雑な図形も自動計算されます。

アンドゥ＆リドゥ機能

作業のアンドゥ（取り消し）とリドゥ（やり直し）を行うことができます。 (注)回数の上限は搭載メモリ容量に依存します。

プレゼンテーション機能

スライドショー機能（上位版のみ）

レイヤを一枚ずつ表示するスライドショーという機能があります。図面のレイヤをスライドとして手動でも自動でも連続表示することができます。さらに一つのレイヤを「マスタースライド」にし、他のスライドの背景として使うことも可能です。この機能を使用すれば、図面の作成からプレゼンテーションまでドラフティングキャドで行うことができます。

下図はドラフティングキャドの作図例をプレゼンテーションするために作成したサンプルスライドショーです。

データ管理機能

レポート機能

ドラフティングキャドにはレポートという機能が備わっています。オブジェクトひとつひとつにオブジェクト情報を保持でき、それらをレポートとして抽出することができます。また、オブジェクトに情報を入力しない場合でも、図面の中にあるオブジェクトの特性（周辺、面積、長さ、その他の計測値など）においては様々な形で抽出することが容易にできます。オブジェクト情報とレポート機能をつかえば、簡単な積算をする事ができます。また、これらの機能の別の使い方として、備品などの管理（ファシリティマネージメント）にも利用できます。さらにタブ区切りテキストで書き出すことが可能なので、他のデータベースソフトや表計算ソフトに読み込ませて活用すれば、様々な表現方法が可能です。

付属シンボルライブラリ

シンボルライブラリ

ドラフティングキャドには予め「家具」、「木」、「車」、「植物」、「電気配線記号」、「電子回路図記号」、「フローチャート」のシンボルが 7 つのファイルに分かれて収録されています。さらに自分で作成したシンボルを登録もできます。

上位版は2,000個以上、通常版は500個以上収録されています。

建築関係（収録シンボル数：上位版は1,000 以上）

窓、ドア、屋根、など建築関係の様々な部品を網羅し、ビルなどの設計図に使われるシンボルも多数収録されています。

電子記号（収録シンボル数：上位版は450 以上）

一般的な電子部品と、ロジックシンボルなどが含まれています。

グラフィック（収録シンボル数：上位版は500 以上）

人物、自動車およびトラック、樹木、家具、組織図や文房具のイラスト、間取り図用の家具など、フローチャートのパーツ、罫（フレーム）などが収録されています。

大判印刷機能（上位版のみ）

図面サイズ

画面サイズは「453cmx453cm」まで設定することが可能です。プリンタに設定できる用紙サイズが図面の大きさよりも小さい場合、プリンタで設定した用紙サイズで分割されて印刷されます。

対応ファイル形式

入出力形式

ファイルフォーマット	入力	出力
DraftingCAD Mac 6 (.md60)	○	○
旧DraftingCAD (.mdd)	○	○
DraftingCAD Win (.p55)	○
DraftingCAD Stationery (.drs)	○	○
DraftingCAD Symbol Library (.dsy)	○
DXF (.dxf)	○	○
DWG (.dwg)	○	○
TIFF (.tif)	○
JPEG (.jpg)	○	○
Photoshop (.psd)	○
PNG (.png)	○	○
Windows BMP (.bmp)	○	○

「BMP」や「JPEG」などラスター形式のフォーマットにも対応していますので、出力した画像をそのまま webに公開することも可能です。上位版なら異なる CAD アプリケーション同士でのファイル交換で標準的なフォーマット「DXF」や、AutoCAD の標準出力形式の「DWG」に対応しています。

DXF、DWGファイル対応：2000, 2004, 2007, 2010, 2013

機能比較表

機能	ドラフティングキャドプロ	ドラフティングキャド
DXF/DWG ファイルの読み書き	○	×
レポート機能	○	×
レイヤー機能	○	×
寸法基準のカスタマイズ	○	×
高度ツールパレット	○	×
ツールパレット	○	○
属性パレット	○	○
図面サイズ	453X453cm	43X43 cm
サイズ変更パレット	○	○
配置パレット	○	○
クリップアート集	2,000個以上	500個以上