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ボールを誤って動かしてしまった場合の処置方法

カテゴリ: 基礎編 2025年03月19日 更新
ボールを誤って動かしてしまった場合の処置方法

ゴルフを始めたばかりの皆さん、プレー中にうっかりボールを動かしてしまったことはありませんか?ボールを誤って動かしてしまうと、ルールに従った適切な処置が必要になります。ここでは、初心者にもわかりやすく、ボールを誤って動かしてしまった場合の処置方法を解説します。

ボールを誤って動かしてしまった場合の処置は、状況によって異なります。以下に、代表的なシチュエーションとその対応方法を説明します。(規則9.4)

1. アドレス中にボールを動かしてしまった場合

アドレスを取る際、クラブがボールに当たって動かしてしまうことがあります。この場合の処置は次の通りです。

ペナルティ:1打罰を受けます。
処置:ボールを元の位置にリプレースします。

例外:ティーイングエリア、グリーン
ティーイングエリアでは誤ってクラブがボールに当たってしまって、ボールがティーから落ちた場合は、無罰でティーアップできます。(規則6)
グリーンでは偶然球を動かしてしまった場合、無罰でリプレースすることができます。

2. 偶然にボールを動かしてしまった場合(規則7.4)

たとえば、ボールを捜索中に気付かず当たってしまった場合です。この場合の処置は次の通りです。

ペナルティ:ペナルティはありません。
処置:ボールを元の位置にリプレースします。

3. 処置をしようとしてボールを動かしてしまった場合(規則15.1b)

ボールのそばにある落ち葉などを取ろうとして、動かしてしまった場合の処置は、パッティンググリーン上、ティーイングエリア内にある場合を除き、次の通りです。

ペナルティ:1打罰を受けます。
処置:ボールを元の位置にリプレースします。

救済を取ろうとした際に、動かしてしまった場合の処置は、次の通りです。

ペナルティ:ペナルティはありません。
処置:救済処置で他の場所にドロップやプレースをする場合を除き、元の位置にリプレースします。

まとめ

ボールを誤って動かしてしまった場合の処置方法を正しく理解しておくことは、スコアを守るために重要です。シチュエーションごとに適切な対応をすることで、無駄なペナルティを避けることができます。ゴルフはルールを知ることでさらに楽しめるスポーツです。初心者の皆さんも、今回の知識を活用して、より快適にプレーしましょう。とはいえ、コースですべてを思い出して再現することは難しいです。対話型ゴルフAIデバイス「BirdieTalk」はその場でアドバイスが聞けるので、冷静に対処することができますのでお勧めです。