ゴルフを始めたばかりの皆さん、プレー中にうっかりボールを動かしてしまったことはありませんか?ボールを誤って動かしてしまうと、ルールに従った適切な処置が必要になります。ここでは、初心者にもわかりやすく、ボールを誤って動かしてしまった場合の処置方法を解説します。
ボールを誤って動かしてしまった場合の処置は、状況によって異なります。以下に、代表的なシチュエーションとその対応方法を説明します。(規則9.4)
ペナルティ:1打罰を受けます。
処置:ボールを元の位置にリプレースします。
例外:ティーイングエリア、グリーン
ティーイングエリアでは誤ってクラブがボールに当たってしまって、ボールがティーから落ちた場合は、無罰でティーアップできます。(規則6)
グリーンでは偶然球を動かしてしまった場合、無罰でリプレースすることができます。
ペナルティ:ペナルティはありません。
処置:ボールを元の位置にリプレースします。
ペナルティ:1打罰を受けます。
処置:ボールを元の位置にリプレースします。
救済を取ろうとした際に、動かしてしまった場合の処置は、次の通りです。
ペナルティ:ペナルティはありません。
処置:救済処置で他の場所にドロップやプレースをする場合を除き、元の位置にリプレースします。
1. アドレス中にボールを動かしてしまった場合
アドレスを取る際、クラブがボールに当たって動かしてしまうことがあります。この場合の処置は次の通りです。ペナルティ:1打罰を受けます。
処置:ボールを元の位置にリプレースします。
例外:ティーイングエリア、グリーン
ティーイングエリアでは誤ってクラブがボールに当たってしまって、ボールがティーから落ちた場合は、無罰でティーアップできます。(規則6)
グリーンでは偶然球を動かしてしまった場合、無罰でリプレースすることができます。
2. 偶然にボールを動かしてしまった場合(規則7.4)
たとえば、ボールを捜索中に気付かず当たってしまった場合です。この場合の処置は次の通りです。ペナルティ:ペナルティはありません。
処置:ボールを元の位置にリプレースします。
3. 処置をしようとしてボールを動かしてしまった場合(規則15.1b)
ボールのそばにある落ち葉などを取ろうとして、動かしてしまった場合の処置は、パッティンググリーン上、ティーイングエリア内にある場合を除き、次の通りです。ペナルティ:1打罰を受けます。
処置:ボールを元の位置にリプレースします。
救済を取ろうとした際に、動かしてしまった場合の処置は、次の通りです。
ペナルティ:ペナルティはありません。
処置:救済処置で他の場所にドロップやプレースをする場合を除き、元の位置にリプレースします。