書き損じた年賀状は切手などに交換できる!交換できる期間・場所

書き損じた年賀状は、切手などに交換できる/その期間と場所

年賀状を書き損じたり、プリントを失敗してしまったりした経験を多くの方がお持ちだと思います。
例えばボールペンのように消せない筆記具で書き損じたら、新しいはがきに書き直すことが一般的です。
パソコンでプリントした場合も同じです。では、書き損じた年賀状は処分するしかないのでしょうか。

ここでは、書き損じた年賀状を有効活用する方法や、書き損じを防ぐ手段について紹介しましょう。

郵便局で、交換できる

書き損じた年賀状は、郵便局での交換がおすすめです。新しい年賀状との交換はもちろん、ほかにもさまざまなものと交換できます。所定の手数料を支払えば、以下のものと交換ができます。ただし、ゆうゆう窓口では書き損じた年賀状の交換に対応していませんので、ご注意ください。


手数料を支払えば、交換できるもの


  • 普通切手
  • 年賀はがき
  • 通常はがき
  • 絵入りはがき
  • 広告付きはがき
  • 郵便書簡
  • 特定封筒 


過去の年賀状は切手や通常はがきには交換はできますが、今年の年賀はがきへの交換はできません。当年度発行以前の年賀状を交換したい場合は、使用頻度の多い切手などに交換するのが良いでしょう。


交換の手順

ここでは、書き損じた年賀状を交換する手順や、交換に必要な手数料について紹介します。

1.交換できるか確認する

先程、書き損じた年賀状は交換できると述べましたが、条件によっては交換できないことがあります。

交換できないのは「棄損したもの」「料金印字部分が汚れているもの」の2種類です。料金印字部分とは、年賀状の切手が印字されている部分のことを指します。また、書き損じた年賀状を同年度の年賀はがきに交換できるのは郵便局で年賀状を販売している期間のみです。販売期間を過ぎると、年賀はがきへの交換ができなくなるので注意しましょう。

2.料金を確認する

書き損じた年賀状が交換できる状態のものであることが確認できたら、交換に必要な料金をチェックしましょう。

交換時に料金が発生する場合と無料で交換できる場合があるので、事前に手数料の有無を把握しておくとスムーズに交換できます。
交換の際に手数料が必要になるのは、書き損じはがき、お手軽年賀はがきなどの印刷済みはがきの交換を行うケースです。はがき1枚につき5円の手数料が必要になり、現金もしくは手数料分の未使用切手で支払います。

一方で、次の場合には交換手数料が無料になります。

  • 誤って購入した場合
  • 服喪のために利用できなくなった場合

ただし、どちらも年賀状が未使用の場合に限られます。基本的には、書き損じたものに関しては手数料が必要です。

3.郵便局で交換する

交換の可否や必要な手数料について確認できたら、郵便局の窓口に持ち込んで交換してもらいましょう。

郵便局によって窓口の営業時間が異なるので、事前に調べておいた方が良いかも知れません。基本的に、町の小さな郵便局は、土日祝日には営業していないことが多い傾向にあります。仕事などで、平日の営業時間帯に窓口へ足を運ぶことが困難な場合には、土日祝日にも空いている大きい営業所を探してみると良いでしょう。

交換できそうにない時

書き損じた年賀状が交換できない場合に、有効活用できる方法はあるのでしょうか。ここからは、書き損じ年賀状を交換する以外の活用方法や、書き損じを防ぐ手段について紹介します。

寄付する

書き損じ年賀状を交換できないときは、書き損じはがきを回収している団体に寄付するという手もあります。

日本ユニセフ協会や公益社団法人日本ユネスコなど、国際協力活動を行っているNPO法人などが不要なはがきを回収しています。発展途上国などへのワクチン供給などに利用されるため、社会貢献活動に協力できる方法です。ただし、棄損したものや料金印字部分が汚損しているものは寄付の対象外となります。

現金化する

書き損じた年賀状は、金券ショップで現金化することもできます。はがきや切手などを使う予定がない場合にいかがでしょう。買取価格はショップによって異なりますが、30~40円程度が一般的です。ショップによっては、郵送買取にも対応していることもあります。

抽選まで取っておく

お年玉くじ賞品との引き換えは、書き損じや未使用はがきでも可能です。書き損じた年賀状は、すぐに交換せずに抽選まで取っておき結果を確かめてから交換しましょう。ただし、抽選日以降に新しい年賀状に交換することはできません。当年度の年賀はがきに交換できるのは、年賀はがきの販売期間に限られます。販売期間は1月6日〜10日前後となるため、年賀状を書き直したい時は、抽選結果を待たずに交換しましょう。

まとめ

注意していても書き損じはあります。しかし、交換できることや有効に活用する方法を知っていれば、書き損じた年賀状を無駄にすることなく利用できます。この記事が少しでもお役に立てば幸いです。