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フィッシング詐欺の最新事情

フィッシング ネット詐欺

2023/01/23 更新

メールやSMSから偽サイトに誘導するフィッシング詐欺が後を絶ちません。
有名なブランドや企業だからと信頼していると被害に遭いやすいため、本ブログでは、
悪用された具体的なブランド名や企業名をお伝えしています。




<2023年1月23日更新情報>

フィッシング詐欺の最新事情(2022年10月~12月)
 こんな企業からのメール、SMSに注意

 有名ブランド、企業、官公庁を騙るフィッシング詐欺
 (フィッシング対策協議会の注意喚起から/2022年10月~12月)
  2022年10月
  ・金融庁
  ・MyJCB
  ・警察庁
  ・新生銀行
  ・じゃらん

  11月
  ・ソニー銀行
  ・ゆうちょ銀行
  ・楽天市場および楽天カード
  ・So-net
  ・ETC利用照会サービス
  ・BIGLOBE
  ・OCN

  12月
  ・ソフトバンク
  ・オリコ
  ・ビューカード

 同協議会の注意喚起は、それが新しい手口だったり、
 報告件数の増加しているものだったりする場合がほとんどで、
 定常的に多い案件は含まれません。上に記載されていなくても
 次のブランドは、圧倒的に数が多いためご注意ください。

 定常的に多く報告されているブランド、企業、官公庁
  ・Amazon、楽天
  ・三井住友カード、イオンカード、JCB、楽天カード
   セゾンカード、オリコなどの各種カード
  ・国税庁
  ・えきねっと など

傾向
  フィッシング詐欺の報告数やなりすまされるブランドの
  数は毎月少しずつ減っている傾向にありますが、
  絶対数は、まだまだ多いため、注意が必要です。

対策
  ・メールやSMSのリンクからアクセスしない
    IDやパスワードを入力するwebサイトは、
    あらかじめブックマーク(お気に入り)やアプリなど
    事前に登録しておき、そこからアクセスしましょう。
  ・ウイルス対策ソフトの導入
    フィッシング詐欺サイトへのアクセスをブロックします。




<2022年10月11日更新情報>

フィッシング詐欺の最新事情(7月~9月)
 こんな企業からのメール、SMSに注意

 有名ブランド、企業を騙るフィッシング詐欺
 (フィッシング対策協議会の注意喚起から/7月~9月)
  7月
  ・DMM
  ・日本郵便
  ・セゾンNetアンサー
  ・PayPay銀行
  ・ETC利用照会サービス
  ・えきねっと
  ・JR西日本

  8月
  ・経済産業省 資源エネルギー庁
  ・Amazonやクレジットカードブランド等
   (Google翻訳の正規URLから誘導)
  ・国税庁(2回)

  9月
  ・みずほ銀行
  ・イオンカード
  ・GMOあおぞらネット銀行
  ・りそな銀行・埼玉りそな銀行
  ・日本赤十字社
  ・国税庁
  ・スルガ銀行
  ・ビットキャッシュ

 同協議会が行なう注意喚起は、それが新しい手口だったり、
 報告件数の増加しているものだったりする場合がほとんどで、
 定常的に多い案件は含まれません。
 以下のブランドは、圧倒的に数が多いためご注意ください。 

 定常的に多く報告されている有名ブランド、企業
  ・VISA、マスターカード、JCBなど
   (クレジットカードの利用確認を装うもの)
  ・Amazon
  ・三井住友カード など

傾向
  悪用されたブランドの総数は4~6月の月次100件前後から
  85件前後と少し減りましたが、詐欺の総数は減っておらず、
  クレジットカード各社、国税庁、みずほ銀行など、
  攻撃者に効率の良い(反応が多い)ブランドへのシフトと推察できます。

対策
 ・メールやSMSのリンクからアクセスしない
   IDやパスワードを入力するwebサイトは、
   あらかじめブックマーク(お気に入り)やアプリなど
   事前に登録しておき、そこからアクセスしましょう。
 ・ウイルス対策ソフトの導入
   フィッシング詐欺サイトへのアクセスをブロックします。




<2022年7月8日更新情報>

フィッシング詐欺の最新事情(4月~6月)
 フィッシング対策協議会が、4月から6月に同協議会のサイト上で
 注意を喚起した有名ブランドを騙るフィッシング詐欺は次の通りです。

  4月
  ・au
  ・厚生労働省(コロナワクチンナビ)
  ・mixi
  ・ZOZOTOWN
  ・So-net
  ・日本年金機構(ねんきんネット)
  ・NHK
  ・@nifty

  5月
  ・フィッシング対策協議会
  ・住信SBIネット銀行
  ・九州カード

  6月
  ・ゆうちょ銀行
  ・東京電力
  ・日専連ファイナンス
  ・ヤマト運輸
  ・さくらインターネット
  ・Evernote
  ・三井住友カード
  ・三越伊勢丹
  ・クレジットカードの利用確認

 なお、注意喚起に至る詐欺は、それが新しい手口だったり、
 以前よりも報告件数が増えてきたりしたためと言えます。
 次のブランドを騙る詐欺は、ここに掲載されていなくても
 定常的に多いのでご用心を。

  定常的に多く報告されている有名ブランド
  ・Amazon
  ・メルカリ
  ・JCB
  ・三井住友カード など

傾向/ますます多岐にわたるブランド
 決済サービスから公共機関、果てはフィッシング対策協議会まで
 多岐にわたるブランドが狙われています。
 また、1つのブランドにURLの異なる複数のサイトを使い、
 対策しづらくしようと犯罪者が手を変えている傾向も伺えます。
 直近では「カード年会費のお支払い方法に問題があります」などと、
 つい確かめたくなるような文面がさまざまなカード会社の
 名を騙って送られており、注意が必要です。

対策
 ・IDやパスワードを入力するwebサイトは、
  メールやSMSのリンクからアクセスしない。
  あらかじめブックマーク(お気に入り)やアプリなど
  事前に登録しておき、そこからアクセスする。
 ・ウイルス対策ソフトの導入
  フィッシング詐欺サイトへのアクセスをブロックします。

2022/07/08 公開

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