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クラウドストレージを7項目で徹底比較!おすすめのサービスが分かる

カテゴリ: バックアップ・データ復元 2026/07/24 更新
クラウドストレージを7項目で徹底比較!おすすめのサービスが分かる

iCloud、Google Drive、OneDrive、Dropbox、pCloudの主要5サービスを7つの基準で徹底比較。OSとの相性や無料容量、共有機能の違いなど、選定ポイントを整理しました。個人・法人問わず、あなたの目的に最適なクラウドストレージの選び方を解説します。

「デスクトップ上に写真や動画が貯まってきて、そろそろクラウドストレージへの移行をしなければならない。結局のところ、自分にはどのクラウドストレージがいいんだろう...」

「社内で活用するクラウドストレージの選定に悩んでいる。主要なサービスは知っているものの、どのような違いがあるのか比較して検討したい」

多くの写真や動画、書類を保存できるクラウドストレージ。概要だけでは大きな違いが分からず、どれが最適なのか比較したいケースは多いでしょう。

主要なクラウドストレージサービスは、写真や動画、ファイルなどを保存できる点では共通しています。

しかし、下記のように、親和性のあるOS・サービスや細かな機能を比較すると違いが分かります。

サービス名

親和性のあるOS・サービス

無料での容量

ストレージ内の

データ共有

データの

共同編集

iCloud

Apple

5GB

Google Drive

Google

15GB

OneDrive

Microsoft

5GB

Dropbox

特にない

※外部連携可

2GB

pCloud

特にない

※外部連携可

10GB

そのため、目的や重視したいポイント、利用環境によって、おすすめのクラウドストレージサービスが変わります。

クラウドストレージサービス

おすすめのケース

iCloud

・Apple製品のデータを管理したい場合

Google Drive

・無料でより多くの容量を確保したい場合

・Google製品を活用して組織でファイルやフォルダを管理したい場合

OneDrive

・Windows製品を活用して組織でファイルやフォルダを管理したい場合

Dropbox

・写真や動画など特定の目的のファイルやフォルダを管理したい場合

・サブのクラウドストレージとして活用したい場合

pCloud

・長期的な保存を前提に使いたい場合

・サブのクラウドストレージとして活用したい場合

だからこそ、主要なクラウドストレージサービスを比較して、最も向いているサービスはどれなのか納得をしたうえで導入することが大切です。

本記事では、主要なクラウドストレージサービスの基本情報を押さえたうえで、7つの項目を比較しておすすめのクラウドストレージサービスが分かるように解説しています。

最後まで読めば、一見同じように見えるクラウドストレージサービスの違いが分かり、納得して選定できるようになります。

使いやすいクラウドストレージサービスを選ぶためにも、ぜひ参考にしてみてください。

1.主要なクラウドストレージサービスの基本情報

まずは、今回比較する主要なクラウドストレージの簡単な比較表をご用意しました。

クラウドストレージサービスは写真や動画、書類などを保存できるという機能そのものに大差がありませんが、利用環境や活用目的によって選択するべきサービスが変わります。

サービス名

親和性のあるOS・サービス

無料での容量

個人向け

最大容量

自動同期

設定

ストレージ内のデータ共有

データの

共同編集

iCloud

Apple

5GB

12TB:9,000円/月(税込)

Google Drive

Google

15GB

30TB:36,400円/月

OneDrive

Microsoft

5GB

6TB:2,740円/月

Dropbox

特にない

※外部連携可

2GB

3TB:2,400円/月

pCloud

特にない

※外部連携可

10GB

10TB:19.99USD/月

まずは、主要なクラウドストレージサービスの基本情報を簡単にご紹介します。どのようなクラウドストレージサービスがあるのかを押さえたうえで比較すると、より選びやすくなるので、参考にしてみてください。

1-1.Apple:iCloud

出典:iCloud公式サイト

iCloudは、Appleが提供しているクラウドストレージサービスです。iPhoneやMacなどのApple製品との親和性が高い点が大きな強みです。

iCloudバックアップを設定しておけば、端末のデータを自動的に保存できます。写真や連絡先などはiCloudを通じて、複数デバイス間で自動同期することが可能です。

また、iCloud Driveを使うと、複数のデバイスから同じファイルやフォルダにアクセスできます。PagesやNumbersなどのApple純正アプリを利用する場合は、複数人での同時編集も行えます(別途条件あり)。

iCloud

使用環境

<パソコン>

・Mac

・Windows

<スマートフォン>

・iPhone

※一部Androidではブラウザ経由で一部機能を使用可能

費用

・5GB:無料

・50GB:150円/月(税込)

・200GB:450円/月(税込)

・2TB:1,500円/月(税込)

・6TB:4,500円/月(税込)

・12TB:9,000円/月(税込)

※クラウドストレージ以外のサービスが含まれる

保存条件・期限

・解約時には無料分5GBを除き削除される

ファイルの同期

・iCloud同期を使うと自動同期ができる

(手動で実行することも可能)

・自動バックアップ設定ができる

(iCloudバックアップオフにすると80日後に自動削除)

共有・共同編集

・ファミリー共有に参加している最大5人に共有できる(有料版のみ)

・iCloud Driveを使うとデバイス間でファイルやデータの共有ができる

・特定のアプリで共同編集ができる

検索機能

・キーワード、日付、タグなどで検索できる

おすすめのケース

・Apple製品のデータを管理したい場合

1-2.Google|Google Drive

出典:Google Drive公式サイト

Google Driveは、Googleが提供しているクラウドストレージサービスです。ファイルやフォルダを保存するだけでなく、共有、共同編集ができる機能に強みがあります。

とくに、文書作成ができるGoogleドキュメントや表計算のできるGoogleスプレッドシートなどと連携して使うと、作成から保存、共有までの流れを効率化できるでしょう。

また、WindowsやMacなどの利用環境に左右されずに使えるため、ビジネスシーンでも活用しやすくなっています。

Google Drive

使用環境

<パソコン>

・Mac

・Windows

<スマートフォン>

・iPhone

・Android

費用

・15GB:無料

<Google One(個人向け)プラン>

・2TB:2,900円/月

・5TB:3,600円/月

・10TB:7,280円/月

・30TB:36,400円/月

<Google Workspace(組織向け)プラン>

・30GB:800円/月(1アカウント)

・2TB:1,600円/月(1アカウント)

・5TB:2,500円/月(1アカウント)

※個人向け・法人向けプランともにクラウドストレージ以外のサービスが含まれる

保存条件・期限

<個人の場合>

・解約時に7日間の猶予期間が設けられるが、それを超えると利用できなくなる可能性がある

・保存容量の上限を超過した状態が2年以上続くとコンテンツが削除される可能性がある

<法人の場合>

・管理者設定によりアカウントを削除してもコンテンツを引き継ぐことができる

・譲渡設定をしていない場合はアカウント削除によりコンテンツも削除できる

ファイルの同期

・パソコン版のGoogleドライブではミラーリング・ストリーミングの同期設定ができる

(ミラーリング:Googleドライブとパソコンの両方に実データを保存)

(ストリーミング:パソコンに実データを置かずGoogle同期設定のみに保存)

共有・共同編集

・1つのファイルを最大600人分のメールアドレスに共有できる

・ファイル、フォルダに権限を付与すると共同編集ができる

検索機能

・キーワード、更新日などで検索できる

・検索オプションを設定できる

おすすめのケース

・無料でより多くの容量を確保したい場合

・Google製品を活用しつつ組織でファイルやフォルダを管理したい場合

1-3.Microsoft|OneDrive

出典:OneDrive公式サイト

OneDriveは、Microsoftが提供しているクラウドストレージサービスです。個人向けと組織向けで異なる機能があり、目的に応じて使える点が特徴です。

例えば、組織向けのプランでは、事前に独自の保持ポリシーを設定して、OneDrive上のデータを一定期間削除されないように管理できます。管理者がOneDriveの内容にアクセスして、データを引き継ぐ、移行するなどの作業も可能です。

また、Microsoft Officeとの親和性が高く、共同管理、編集ができる点もポイントです。OneDrive上に保存されているOfficeファイルを複数人が同時に開いて編集、保存できます。

OneDrive

使用環境

<パソコン>

・Mac

・Windows

<スマートフォン>

・iPhone

・Android

費用

・5GB:無料

<Microsoft 365(個人向け)プラン>

・100GB:260円/月

・1TB:2,130円/月

・6TB:2,740円/月(最大6名使用で1人あたり1TB)

<Microsoft 365(組織向け)プラン>

・1TB:899円(税抜)/月~(1アカウント)

※個人向け・法人向けプランともにクラウドストレージ以外のサービスが含まれる

保存条件・期限

<個人の場合>

・無料分はアカウントを削除しない限り利用できる

・ストレージ容量を超過している場合は半年後にOneDriveとファイルが削除される可能性がある

<法人の場合>

・解約後30日後にストレージ内のデータが削除される可能性がある

・事前に独自の保持ポリシーを設定していると組織内でデータを保持できる

ファイルの同期

・OneDriveフォルダ内のデータを自動で同期できる

・WindowsやMacのデスクトップにあるフォルダをOneDriveにバックアップ設定できる

(どちらも手動で停止することが可能)

共有・共同編集

・リンクの共有、メールアドレスの指定で情報を共有する

・OneDriveに保存したOfficeドキュメントを共有して編集する

検索機能

・キーワード、タグなどで検索できる

・AIを活用した検索に対応している(一部プランのみ)

おすすめのケース

・Windows製品を活用しつつ組織でファイルやフォルダを管理したい場合

1-4.Dropbox|Dropbox

出典:Dropbox公式サイト

Dropboxは、サンフランシスコに本社を構えるDropbox社が提供しているクラウドストレージサービスです。大容量のファイル転送に強く、動画やCAD図面など重いデータを安定して扱える点が強みです。

重いデータの共有もリンクを共有するだけなので「長時間待機する」「なかなか共有が終わらない」などのストレスを軽減できます。

また、連携できるツールが豊富で、Dropboxをデータ管理、保存のハブとして使い、活用の幅を広げていくことも可能です。

Dropbox

使用環境

<パソコン>

・Mac

・Windows

・Linux

<スマートフォン>

・iPhone

・Android

費用

・2GB:無料

<1人用(個人向け)プラン>

・2TB:1,500円/月

・3TB:2,400円/月

<3人以上(組織向け)プラン>

・チーム全体で5TB:1,800円/月(1アカウント)

・チーム全体で15TB~(拡張可能):2,880円/月~(1アカウント)

保存条件・期限

・原則としてアカウント削除と同時にデータが削除される

・無料分から超過したデータは削除や同期、アップロード制限になる可能性がある

ファイルの同期

・Dropboxフォルダにファイルを保存すると自動同期ができる

(手動設定で同期を解除することも可能)

共有・共同編集

・共有したいフォルダやファイルにユーザーを追加、権限を変更する

・リンクやQRコードを共有する

・Microsoft、Dropbox Paperなどと連携をして共同編集をする

検索機能

・キーワードやファイル名、タグで検索できる

おすすめのケース

・写真や動画など特定の目的のファイルやフォルダを管理したい場合

・サブのクラウドストレージとして活用したい場合

1-5.pCloud|pCloud

出典:pCloud公式サイト

pCloudは、スイスを拠点とするpCloud AGが提供しているクラウドストレージサービスです。5人まででストレージを共有できるファミリープランは一括支払い型で、ランニングコストが発生しない点が特徴です。

家族や少人数のチームでクラウドストレージを保有し、長期的に共有・管理しながら活用するといった運用にも適しています。

また、同期するフォルダを細かく指定できるため、すべてのファイルをローカルに保存する必要がなく、不要なデータによって容量を消費してしまうリスクを抑えられます。

pCloud

使用環境

<パソコン>

・Mac

・Windows

・Linux

<スマートフォン>

・iPhone

・Android

費用

・10GB:無料

<個人用プラン>

・500GB:4.99USD/月

・2TB:9.99USD/月

・10TB:19.99USD/月

<ファミリープラン>

・最大5人で2TB:890USD(買い切り)

・最大5人で10TB:2249USD(買い切り)

保存条件・期限

・無料アカウントの場合は1年無活動だとアカウント、データが削除される

・解約後は無料分から超過したデータは30日後にランダムにゴミ箱に移動、15日間ゴミ箱に保存された後に削除される可能性がある

ファイルの同期

・リアルタイムで同期する「インスタント同期」機能がある

・ファイルやフォルダごとに同期設定ができる

(Dropbox、Google Drive、OneDriveとデータのバックアップ連携が可能)

共有・共同編集

・共有リンクの送付やフォルダに招待をして共有できる

検索機能

・キーワード、タグ検索ができる

おすすめのケース

・長期的な保存を前提に使いたい場合

・サブのクラウドストレージとして活用したい場合

2.比較1:OS・サービスとの親和性

比較から分かること

・自分の使用しているOS・サービスと親和性の高いクラウドストレージがおすすめ

・特定のOS・サービスとの連携を考えない場合は使用環境に適用していれば選択できる

まずは、クラウドストレージとOS・サービスとの親和性を比較してみましょう。クラウドストレージによっては、特定のOS・サービスと親和性が高く、連携をしながら活用できます。

クラウドストレージごとの親和性の高いOS・サービスは、下記のとおりです。

クラウドストレージサービス

親和性の高いOS・サービス

iCloud

Apple:iPhoneやMacなど

Google Drive

Google:Google Workspaceなど

OneDrive

Microsoft:WordやExcelなど

Dropbox

特にない

(Microsoftなどと連携は可能)

pCloud

特にない

(Dropbox、Google Drive、OneDriveとバックアップ連携は可能)

例えば、iCloudはApple製品との親和性が高いです。iPhoneとMacを使用している場合、iPhoneで撮影した写真をiCloudに自動同期し、Macからすぐに閲覧・編集できる環境を構築できます。

また、Google Driveは、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなど、Googleが提供する各種サービスとの親和性が高いクラウドストレージです。

業務で使用するGoogleドキュメントをGoogle Drive上で保存・共有・管理するなどの使い方が可能です。

このように、クラウドストレージを使用する環境が特定のOSやサービスと強く結びついている場合は、親和性の高いクラウドストレージを選択したほうが、運用や管理の負担を軽減できます。

一方で、動画や写真などのデータを保存することが主目的で、特定のOSやサービスとの連携を重視しない場合は、自身の使用環境で問題なく動作するクラウドストレージであれば、幅広く検討できるでしょう。

3.比較2:クラウドストレージの費用

比較から分かること

・無料で使える範囲で活用したいならGoogle Drive

・1~2TBでたっぷり使いたい場合はシンプルな機能ならiCloud・Dropbox

続いて、クラウドストレージの費用を比較してみましょう。今回は、無料で使える容量と、たっぷり使いたいときに目安となる1~2TBの費用の2軸で比較してみました。

クラウドストレージサービス

無料で使える容量

1~2TBの費用(個人向け)

iCloud

5GB

2TB:1,500円/月(税込)

Google Drive

15GB

2TB:2,900円/月(税込)

OneDrive

5GB

1TB:2,130円/月(税込)

Dropbox

2GB

2TB:1,500円/月(税込)

pCloud

10GB

2TB:$99.99/年(約1,557円/月)

※無料利用には該当するサービスへの登録が必要

※2026年2月時点の価格です

無料で使える範囲でのクラウドストレージ活用を検討している場合は、Google Driveが向いています。無料でも、15GBまで使用できます。例えば、写真1枚が3〜5MBの場合、15GBあれば約3,000〜5,000枚を保存できます。ただし、保存枚数は写真の形式や画質によって変動します。

一方で、2TB前後の容量を費用重視で選ぶ場合は、iCloud・Dropboxも候補になります。個人向けプランであっても、月額1,500円で2TBが使用できます。

【Google DriveやOneDriveは付帯サービスが充実しているので割高に見える】

Google DriveやOneDriveはクラウドストレージ以外の機能も付帯しているため、月額費が高くなっている背景があります。

例えば、Google Driveの2TB(個人向け)には、AIツールや画像編集ツールなどが付帯しています。クラウドストレージだけではなく、画像編集なども行いたい場合には検討できるでしょう。

このように、Google DriveやOneDriveは、クラウドストレージの容量と費用と併せて、使える機能も確認して判断することがおすすめです。

4.比較3:クラウドストレージの容量

比較から分かること

・個人利用でとにかく大容量を確保したい場合はGoogle Drive

・組織向けで大容量を実現したい場合はGoogle Drive・Dropbox

ここでは、クラウドストレージの個人向けと組織向けプランに分けて、最大容量を比較してみました。

クラウドストレージサービス

個人向けの最大容量

組織・ファミリー向けの最大容量

iCloud

12TB:9,000円/月(税込)

Google Drive

30TB:36,400円/月

5TB:2,500円/月(1アカウント)

(要問い合わせのカスタマイズプランあり)

OneDrive

6TB:2,740円/月

1TB:899円(税抜)/月~(1アカウント)

Dropbox

3TB:2,400円/月

チーム全体で15TB~:2,880円/月~(1アカウント)

(要問い合わせのカスタマイズプランあり)

pCloud

10TB:19.99USD/月

最大5人で10TB:2249USD(買い切り)

個人、組織問わず、費用よりもクラウドストレージの容量にこだわりたい場合は、Google Driveが向いています。

個人向けでは30TB、組織向けでは1人あたり5TBの容量を確保できます。

とくに、個人向けでは、他のクラウドストレージの最大容量を大きく上回る容量を確保できるため「動画・図面などをたくさん保存したい」「長期的にデータを蓄積していきたい」という場合に、活用できるでしょう。

また、Google Drive・Dropboxには、組織向けのカスタマイズプランがあるので、より多くの容量を確保したい場合には、別途相談が可能です。

5.比較4:保存条件・保存期間

比較から分かること

pCloudのみ無料アカウントを1年間動かしていないと削除される可能性がある

Google Drive・OneDriveの法人プランではデータ引き継ぎ設定ができる

クラウドストレージを利用するときに「データが保存できなくなる条件があるのでは?」と気になっている方もいるでしょう。

そこで、どのタイミングでデータが削除される可能性があるのか、比較してみました。

クラウドストレージサービス

データが削除される可能性があるタイミング

iCloud

・解約時に無料分5GBを除き削除される可能性がある

Google Drive

<個人の場合>

・解約時に7日間の猶予期間が設けられるが、それを超えると利用できなくなる可能性がある

・保存容量の上限を超過した状態が2年以上続くとコンテンツが削除される可能性がある

<法人の場合>

・管理者設定によりアカウントを削除してもコンテンツを引き継ぐことができる

・譲渡設定をしていない場合はアカウント削除をするとコンテンツも削除される

OneDrive

<個人の場合>

・無料分はアカウントを削除しない限り利用できる

・ストレージ容量を超過している場合は半年後にOneDriveとファイルが削除される可能性がある

<法人の場合>

・解約後30日後にストレージ内のデータが削除される可能性がある

・事前に独自の保持ポリシーを設定していると組織内でデータを保持できる

Dropbox

・原則としてアカウント削除と同時にデータが削除される

・無料分から超過したデータは削除や同期、アップロード制限になる可能性がある

pCloud

・無料アカウントの場合は1年無活動だとアカウント、データが削除される

・解約後は無料分から超過したデータは30日後にランダムにゴミ箱に移動、15日間ゴミ箱に保存された後に削除される可能性がある

基本的に今回比較しているクラウドストレージでは、該当プランの費用を支払っていれば、勝手にデータが削除されることはありません(コンプライアンス違反を除く)。

ただし、pCloudのみ、無料アカウントで1年間動かしていないとデータが削除されるため注意しましょう。

また、Google DriveとOneDriveの法人プランでは、事前に管理者設定をすると、退職によりアカウントを削除してもデータを引き継げるようになります。

組織がクラウドストレージを使用するときに、重要なデータの紛失リスクが気になる場合は、Google Drive・OneDriveが検討できるでしょう。

6.比較5:ファイルの同期

比較から分かること

・任意フォルダ・デスクトップ同期をしたいなら親和性の高いクラウドストレージサービスを検討する

・同期範囲を限定して運用したい場合はDropboxも候補になります

続いて、クラウドストレージのファイルの同期を比較してみましょう。ファイルの同期とは、どの端末から指定のファイルを見ても同じ内容になるように最新の状態を保つことです。

例えば、スマートフォンのアプリやデスクトップのフォルダなど、どこからファイルを見ても、同じ状態になっていることが該当します。

今回比較するクラウドストレージはすべて自動同期機能がありますが、主な同期の対象に違いがあります。

クラウドストレージサービス

自動同期機能あり

同期の手動設定

主な同期の対象

iCloud

同一Apple IDでサインインしているApple端末間の指定アプリ、iCloud Drive内のデータ

(同じApple IDのMacとiPhoneのデータを同期するなど)

Google Drive

Google Drive内のデータ・フォルダ・指定しているフォルダ+パソコン上の任意フォルダ

(Google Drive内のドキュメント変更を同期するなど)

OneDrive

OneDrive内のデータ・フォルダ+主要なデスクトップ上のフォルダ、任意フォルダ

(Windowsのデスクトップ上にあるフォルダをOneDriveを通して同期するなど)

Dropbox

Dropboxフォルダ内のファイル・フォルダ+デスクトップなどのバックアップ(設定必要)

(Dropboxフォルダ内の写真の更新を同期するなど)

pCloud

pCloud内のファイル・フォルダ+パソコン上の任意フォルダ

(デスクトップ上のフォルダ変更をpCloud内に反映するなど)

※契約プランや使用環境によってできることが異なる可能性があります

例えば、iCloudやOneDriveは、OSとの親和性が高いところが大きな強みです。iCloudは、同じAppleIDで管理している端末間でiCloud上のデータを同期できるため、iPhoneとMacで同じ情報を扱える状態を維持できます。

また、OneDriveやpCloudは、パソコン上の指定したフォルダをクラウドと同期できます。デスクトップ上の写真とクラウド上のデータを同じ状態に保つなどの運用も可能です。

一方でDropboxは、Dropboxフォルダを中心に同期する設計になっています。同期範囲を意図的に限定しやすい点が特徴です。容量を無駄に消費したくない場合や、誤同期などのトラブルを避けたい場合に向いています。

7.比較6:共有・共同編集

比較から分かること

・クラウドストレージ内のデータ共有にはどのサービスも対応している

・リアルタイムで共同編集をしたい場合はGoogle Drive・OneDriveが向いている

続いて、クラウドストレージ内のデータを共有、編集したいときの機能を比較してみましょう。

クラウドストレージサービス

クラウドストレージ内の

データ共有

共同編集

iCloud

・ファミリー共有(有料のみ)

・iCloud Driveでフォルダ・データを共有

・特定のアプリ、条件下で可能

Google Drive

・メールアドレス・リンクなどでの共有

・権限を付与することでリアルタイムでの共同編集が可能

OneDrive

・メールアドレス・リンクなどでの共有

・OneDriveに保存したOfficeドキュメントの共同編集が可能

Dropbox

・権限変更やリンク、QRコードなどでの共有

・Dropbox Paperを活用すれば可能

pCloud

・フォルダへの招待やリンクなどでの共有

・外部連携が必要

今回比較しているクラウドストレージは、どのサービスも複数の方法でデータの共有ができます。例えば、写真フォルダを関係者に共有したい場合は、リンクの送付や権限変更などで、簡単に共有することが可能です。

クラウドストレージごとの共有方法さえ確認しておけば、機能的に困ることは少ないでしょう。

一方で、クラウドストレージ上のデータを共同編集したい場合は、Google Drive・OneDriveがおすすめです。どちらも権限を付与すれば、複数人で1つのデータを共同編集できます。

【リアルタイムでの共同編集の例】

・Google Drive:GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどの共同編集ができる

・OneDrive:Word・ExcelなどのOfficeファイル形式の共同編集ができる

例えば、業務で使用するファイルを単に保存するだけでなく、編集や共有をシームレスに行いたい場合は、Google Drive・OneDriveの強みを有効活用できるでしょう。

8.比較7:ファイルや写真の検索

比較から分かること

・どのサービスでも複数の方法でファイルや写真を検索できる

Google Drive・OneDriveには一歩進んだ機能が搭載されている

最後に、ファイルや写真を検索する機能を比較してみましょう。

クラウドストレージサービス

検索機能の有無

iCloud

キーワード、日付、タグなど

Google Drive

・キーワード、更新日など

・検索オプションの設定が可能

OneDrive

・キーワード、タグなど

・AIを活用した検索に対応(一部プランのみ)

Dropbox

・キーワード、ファイル名、タグなど

pCloud

・キーワード、タグなど

どのクラウドストレージサービスにも複数の検索機能があるので、ファイルや写真を検索しやすくなっています。

保存時にファイル名を揃える、タグを付けるなどの工夫をしておけば、大容量のファイルを保存しても見つけやすくなるでしょう。

また、組織での活用や大容量データの利活用を念頭に置いているGoogle Drive・OneDriveには、より細かく検索設定ができる機能が備わっています。

とくに、OneDriveでは、一部のプランでAIを活用したファイルの保存先を探す機能が導入されています。

より早く指定のファイルやフォルダが見つかるように管理したい場合は、Google Drive・OneDriveを検討してみるといいでしょう。

9.クラウドストレージの比較から分かるおすすめのケース

ここまで、5つのクラウドストレージサービスをさまざまな視点から比較してきました。

多くのファイルやフォルダを保存できる基本的な機能は同じですが、強みや特徴に違いがあることが分かったでしょう。

ここで、クラウドストレージサービスごとに、おすすめのケースを整理しました。

サービス

活用シーン

向いているケース

iCloud

個人

サブ

・Apple製品のデータを管理したい場合

Google Drive

個人

組織

・無料でより多くの容量を確保したい場合

・Google製品を活用しつつ組織でファイルやフォルダを管理したい場合

OneDrive

個人

組織

・Windows製品を活用しつつ組織でファイルやフォルダを管理したい場合

Dropbox

個人

組織

サブ

・写真や動画など特定の目的のファイルやフォルダを管理したい場合

・サブのクラウドストレージとして活用したい場合

pCloud

個人

サブ

・長期的な保存を前提に使いたい場合

・サブのクラウドストレージとして活用したい場合

iCloudやGoogle Drive、OneDriveは特定のOS・サービスとの親和性が高いため、該当のOS・サービスを活用している場合は、優先度をあげて検討できるでしょう。

例えば、iCloudはやはりApple製品との親和性の高さが強みなので、Apple製品を軸にしてデータを管理したい場合に向いています。

組織で扱うファイルやフォルダを管理したい場合は、組織向けの機能、プランが充実しているGoogle DriveやOneDriveが検討できるでしょう。

また、DropboxやpCloudは特定のサービスに依存しない柔軟性が武器なので、サブのクラウドストレージや写真、動画保存など特定の目的を満たすクラウドストレージとして検討できます。

このように、クラウドストレージは何となく選ぶのではなく、目的や重視したいポイントを押さえて選択するようにしましょう。

【目的に応じて複数のクラウドストレージを活用するのも1つの方法】

クラウドストレージサービスはそれぞれ特徴が異なるので、目的に応じて使い分けるのも1つの方法です。

例えば、個人向けでは無料で利用できる容量が多いGoogle Driveを使い、長期保存目的ならDropboxを使うなどの方法が検討できます。

特定のクラウドストレージサービスだけでは満足できる環境に整えられない場合は、複数のサービスの併用を検討してみてください。

10.【弊社提供サービス】Dropbox Plus 3年版のご案内

弊社では、Dropbox Plusを3年分まとめて利用できる「Dropbox Plus 3年版」を提供しています。クラウドストレージサービスを比較した結果、Dropboxが利用目的に合う場合は、購入先の一つとしてご確認ください。

Dropbox社公式でDropbox Plus(2TB)を3年間購入すると、47,520円かかるところを37,500円で購入できます。

※Dropbox Plus(2TB)の年間払いを選択している場合の費用です

3年分を一括でご購入いただくことで、条件によっては公式サイトの年額払いよりも費用を抑えられる場合があります。

もちろん製品機能は公式サイトで販売しているものと同じなので、2TBの大容量を活用してファイルやフォルダの保存ができます。

クラウドストレージサービスは中長期的に活用することが多いため、容量・機能・契約期間・価格を確認したうえで、購入方法を検討しましょう。

ソースネクストが提供している「Dropbox Plus 3年版」の詳細は、下記よりご確認いただけます。

11.まとめ

本記事では、主要なクラウドストレージサービスを比較して、クラウドストレージサービスごとにおすすめのケースを解説しました。

最後に、この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。

〇主要なクラウドストレージサービスの比較は下記のとおり

比較項目

比較内容

OS・サービスとの親和性

・自分の使用しているOS・サービスと親和性の高いクラウドストレージがおすすめ

・特定のOS・サービスとの連携を考えない場合は使用環境に適用していれば選択できる

クラウドストレージの費用

・無料で使える範囲で活用したいならGoogle Drive

・1~2TBでたっぷり使いたい場合はシンプルな機能ならiCloud・Dropbox

クラウドストレージの容量

・個人利用でとにかく大容量を確保したい場合はGoogle Drive

・組織向けで大容量を実現したい場合はGoogle Drive・Dropbox

保存条件・保存期間

・pCloudのみ無料アカウントを1年間動かしていないと削除される可能性がある

・Google Drive・OneDriveの法人プランではデータ引き継ぎ設定ができる

ファイルの同期

・任意フォルダ・デスクトップ同期をしたいなら親和性の高いクラウドストレージサービスを検討する

・不必要な同期を避けたいならDropboxがおすすめ

共有・共同編集

・クラウドストレージ内のデータ共有にはどのサービスも対応している

・リアルタイムで共同編集をしたい場合はGoogle Drive・OneDriveが向いている

ファイルや写真の検索

・どのサービスでも複数の方法でファイルや写真を検索できる

・Google Drive・OneDriveには一歩進んだ機能が搭載されている

〇クラウドストレージサービス別のおすすめケースは下記のとおり

クラウドストレージサービス

おすすめのケース

iCloud

・Apple製品のデータを管理したい場合

Google Drive

・無料でより多くの容量を確保したい場合

・Google製品を活用して組織でファイルやフォルダを管理したい場合

OneDrive

・Windows製品を活用して組織でファイルやフォルダを管理したい場合

Dropbox

・写真や動画など特定の目的のファイルやフォルダを管理したい場合

・サブのクラウドストレージとして活用したい場合

pCloud

・長期的な保存を前提に使いたい場合

・サブのクラウドストレージとして活用したい場合

クラウドストレージサービスは、中長期的に使うことが多いからこそ、導入時の選定が重要です。この記事を参考に、目的や利用環境に合うクラウドストレージサービスを選択しましょう。