WordやGoogleドキュメントなど無料で使えるものから、AI要約に対応した高機能ツールまで、おすすめの文字起こしツール8選を徹底比較!実際の検証結果をもとに、会議スタイルや目的に最適なツールの選び方と活用法を解説します。
「議事録を作るための、文字起こしをしたい」
「議事録用の文字起こしを効率よく行う方法を知りたい」
このように、今よりもスムーズに、そして正確に文字起こしをして議事録の作成が楽にできればと悩んでいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、議事録作成の文字起こしにおすすめのツールは、以下の8つです。
※選定基準(対応形式、話者識別、要約、料金、検証条件など)に基づく総合的な選定です。
ツール | 費用 | おすすめのケース |
無料 | すでに録音データがあり、Word上で文字起こしから議事録作成まで進めたい | |
無料 | 会議のメモ代わり程度に文字起こし機能を使いたい | |
有料 ※無料プランあり | 資料共有が多い会議に参加することが多い | |
有料 ※無料プランあり | Web会議や対面会議など、複数の形式の会議に参加することが多い | |
有料 ※無料トライアルあり | 長時間の会議から要点やTODOを素早く把握したい | |
有料 ※無料トライアルあり | 商談や社内会議など、会議ごとに議事録の形式を変えたい | |
有料 ※無料トライアルあり | 話し言葉を自然な日本語に整える手間を減らしたい | |
有料 ※無料トライアルあり | 時間をかけずに文字起こし~議事録作成まで行いたい |
※無料プランの有無や利用条件は変更される場合があります。2026年6月時点の情報です。
議事録作成に使える文字起こし方法には、Wordのトランスクリプト機能やGoogleドキュメント音声入力のように手軽に試せるものから、録音+文字起こし+要約まで対応できるAIツールまであります。
また、実は文字起こしツールによって、以下のように機能や精度などが大きく異なります。
・録音済みの音声ファイルを文字起こしできるか ・文字起こしだけでなく、録音や要約までできるか ・話者識別に対応しているか ・録音データや文字起こし結果を管理しやすいか |
自分に合う機能、必要な機能が備わっているツールを選べば、文字起こしはもちろん、議事録作成そのものが楽になるでしょう。
本記事では、議事録作成に使える文字起こし方法を要件別に紹介したうえで、
・おすすめツールの特徴を徹底比較
・各ツールを実際に使用した調査結果(精度や活用しやすさ)
まで詳しく解説します。
最後まで読めば、自分の会議スタイルに合った文字起こしツールを選びやすくなり、議事録作成にかかる時間を短縮できるでしょう。
1.【目的別】議事録作成におすすめな文字起こしツール8選
議事録作成に使える文字起こしツールのおすすめは、以下の8つです。
これらのツールは、会議後の作業をどこまで効率化したいかによって、大きく2つに分けられます。
それぞれの特徴について、下記で詳しく解説していきます。
1-1.手軽に文字起こしをしたい方向けのツール
すでに録音データがあり、まずはお金をかけずに今ある環境で文字起こしを試したい人におすすめのツールは以下です。
おすすめツール | 向いているケース |
すでに録音データがあり、Word上で文字起こしから議事録作成まで進めたい | |
会議のメモ代わり程度に文字起こし機能を使いたい |
これらのツールは、専用のAI議事録ツールを導入しなくても、普段使っているWordやGoogleドキュメント上で文字起こしできるのが特徴です。
ただし手軽に使えるツールは、要約機能や話者分離、長時間会議への対応などに制限があるケースが多い傾向にあります。
短時間の会議や個人メモであれば十分使いやすいのが特徴的と言えます。
1-2.文字起こし後の議事録作成まで効率化したい方向けのツール
会議のたびに録音、文字起こし、要約、議事録作成まで行っている人には、録音から要約まで対応できる以下のAI議事録ツールがおすすめです。
登録するプランによって異なる場合もありますが、たとえば下記のような機能が備わっているものが多く、議事録作成全体の工数削減につながります。
【搭載機能例】
・話者分離
・連続3時間以上の会議を記録
・会議の要約
・決定事項やTODOリストの作成など
ほかにも多くの機能があるため、詳しくは「2.【機能比較表】議事録作成におすすめな文字起こしツール一覧」以降でも詳しく解説していますのでぜひチェックしてください。
ポイント! |
AI議事録ツールは基本的に有料です(無料で利用できるプランもあるが、制限が多い)。 利用できる機能や容量、文字起こしに対応できる分数などはツールによって異なるため、事前に確認してから導入しましょう。 |
2.【機能比較表】議事録作成におすすめな文字起こしツール一覧
各ツールの詳細を紹介する前に、まずは議事録の文字起こしで使う主な機能を一覧で比較します。
先述したとおり、文字起こしツールによって対応範囲が大きく異なるからです。
とくに、議事録作成まで効率化したい場合は、文字起こしの有無だけでなく、下記の表で比較している要素を確認しておくと選びやすいでしょう。
【議事録作成に使える文字起こしおすすめツール8選:比較表】
ツール | 録音 | 文字起こし | 要約 | |||||
録音の可否 | 音声ファイル取り込み | 話者分離 | リアルタイム文字起こし | 多言語文字起こし | 単語登録 | AI自動要約 | ToDo・アクション抽出 | |
不可 | 〇 | 〇 「話者1」などで表示 | × | 〇 80以上の言語に対応 | × | × | × | |
不可 | × | × | 〇 | 〇 複数言語に対応 | × | × | × | |
可 (対面・Web) | 〇 | 〇 話者人数を指定可能 | 〇 | 〇※ | × | 〇※ | 〇 | |
可 (対面・Web) | 〇 | 〇※ 最大10名まで識別 | 〇 | 〇 58言語に対応 | 〇 | 〇 | 〇 | |
可 (対面・Web) | 〇 | 〇 話者ごとに色分け | × | 〇 72言語に対応 | × | 〇 | 〇※ | |
可 (対面・Web) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
可 (対面・Web) | 〇 | 〇 声紋登録にも対応 | 〇※ | 〇 20以上の言語に対応 | 〇 | 〇※ | 〇※ | |
可 (対面・Web) | 〇 | 〇 発話人数を指定可能 | 〇 | 〇 多言語・翻訳に対応 | 〇 | 〇 | 〇 | |
※プランによって制限あり
ここからは、それぞれのツールの特徴や、実際の文字起こし結果から見えた使いやすさ、おすすめの人について、くわしく解説していきます。
検証方法について |
各ツール紹介において、実際の文字起こし結果をもとにした感想や精度について紹介していますが、すべて同じ音声データを使用しています。 音声データは、約15分、参加者10人の会議です。 |
3.Wordのトランスクリプト機能|Word上で作業できる
Wordのトランスクリプトは、Word上で録音や音声ファイルの文字起こしができる機能です。
文字起こし結果をそのままWord文書に追加できるため、普段からWordで議事録を作成している人にとって使いやすい方法です。
Wordのトランスクリプト機能の基本情報 | ||
料金プラン | 無料 ※Microsoft 365の契約状況によって利用可否が異なる | |
利用方法 | 1:音声ファイルをアップロード 2:「ドキュメントに追加」をクリック | |
対応ファイル 形式 | .wav/.mp4/.m4a/.mp3 | |
機能 | 録音の可否 | × |
音声ファイル取り込み | 〇 | |
話者分離 ※声の違いで別の人だと判断する | 〇 「話者1」などで表示 | |
リアルタイム文字起こし | × | |
多言語対応 | 〇 80以上の言語に対応 | |
単語登録 | × | |
AI自動要約 | × | |
TODOアクション抽出 | × | |
保存容量 | OneDriveの容量による | |
ログイン方法 | Microsoftアカウント | |
3-1.Wordトランスクリプト機能の特徴
Wordのトランスクリプト機能の特徴は、文字起こし結果をWord文書に直接反映できるところです。
録音やアップロードした音声を文字起こししたあと、全文または一部のテキストをWord文書に追加できます。
そのため、別のツールで作成した議事録をコピーして、Wordに貼り付ける手間を減らせます。
主な特徴は、以下のとおりです。
Wordトランスクリプト機能の主な特徴 |
・Word上で録音や音声ファイルの文字起こしができる ・話者ラベルや文字起こし内容を編集できる |
Wordのトランスクリプト機能では音声ファイルを読み込んだあと、ドキュメントに追加する際に「タイムスタンプと話者」を選択すれば、下記のように誰が・いつ・何を話していたか一目でわかります。
聞き取りにくかった発言があれば、確認しながら議事録を整えられる点も魅力です。
一方で、AI自動要約やToDo・アクション抽出、単語登録には対応していません。
文字起こし結果をもとに、決定事項や次回までの対応事項を整理する作業は自分で行う必要があるため気を付けましょう。
この特徴を踏まえると、下記のようなケースの方におすすめです。ぜひ試してみてください。
おすすめのケース |
・すでに会議の録音データがあり、Word上で文字起こしから議事録作成まで進めたい ・普段からWordで議事録を作成している |
3-2.実際の文字起こし結果・精度
調査項目 | 結果 (★1〜5) |
可読性 | ★★★ |
正確性 | ★★★★ |
速さ | ★★★★★ |
実際にWordのトランスクリプト機能で文字起こしをして感じたことは、以下のとおりです。
実際の文字起こし調査の結果 |
読みやすさ:△ ・タイムスタンプ付きで表示されるため、該当箇所の音声を確認しやすかった ・そのまま文字起こしがワード上に載るだけのため、該当部分を探すのは少し大変 話者識別能力:〇 ・登場人物が多い会話でも、複数の話者を判別できていた ・男性の話者が多い音声でも、話者ごとに発言が分かれていた 変換、ケバ取りの精度:△ ・意味が通らないほど大きく崩れた単語は少なかった ・「あー」「えー」などのあいづちもそのまま文字起こしされてしまう 文字起こし完了までの早さ:〇 ・15分の音声ファイルで10秒程度だった |
今回の検証では、音声の内容は比較的正確にテキスト化されており、文字起こしの正確性は高いと感じました。
話者も「話者1」「話者2」のように分けて表示されるため、複数人の会議でも発言の流れを追いやすいです。
追加のAI議事録ツールを導入せず、Word上で文字起こしから議事録作成まで進めたい人にとっては、十分使いやすいツールでしょう。
※ワードアプリをお持ちの方は、普段使っている画面からすぐにお試しいただけます
4.Googleドキュメント音声入力|会議中からメモ代わりとして活用できる
Googleドキュメント音声入力は、Googleドキュメント上でマイクに向かって話した内容を、リアルタイムで文字起こしできます。
Googleドキュメントを普段から使っている人であれば、専用ツールを新たに導入せず利用可能です。
Googleドキュメント音声入力の基本情報 | ||
料金プラン | 無料 ※Googleアカウントがあれば追加費用なしで利用可能 | |
利用方法 | 1.「ツール」から「音声入力」を選択 2.録音開始ボタンを押す | |
対応ファイル 形式 | 音声ファイルのアップロードには非対応 | |
機能 | 会議の記録方法 | × |
音声ファイル取り込み | × | |
話者分離 ※声の違いで別の人だと判断する | × | |
リアルタイム文字起こし | 〇 | |
多言語対応 | 〇 複数言語に対応 | |
単語登録 | × | |
AI自動要約 | × | |
TODOアクション抽出 | × | |
保存容量 | Googleドライブの容量による | |
ログイン方法 | Microsoft | |
Googleドキュメント音声入力の特徴は、Googleドキュメント上でリアルタイムに文字起こしできるところです。
マイクが使える環境であれば、Googleドキュメントを開いて音声入力を開始するだけで、話した内容がそのままシートに入力されます。
そのため、会議中の発言をリアルタイムで残したい場合や、議事録の下書きをその場で作りたい場合に使いやすいでしょう。
主な特徴は、以下のとおりです。
Googleドキュメント音声入力の主な特徴 |
・Googleドキュメント上でリアルタイムに文字起こしできる ・入力されたテキストをそのままGoogleドキュメントで編集できる ・URL共有や共同編集がしやすい |
Googleドキュメント音声入力は、文字起こし結果がそのまま文書内に入力されるため、文字起こし後に別ツールへ移す手間がかかりません。
会議中に入力されたテキストを見ながら、必要に応じてその場で修正したり、議事録の形式に整えたりできます。
また共有機能を使えば、文字起こしした文章からそのまま議事録を作成し、リンクを送るだけで関係者に共有しやすい点もメリットです。
ただし、録音済みの音声ファイルをアップロードして文字起こしする機能や、話者識別・タイムスタンプなどには対応していません。
録音もできないため、会議を記録したい場合は別ツールでの録音を推奨します。
この特徴を踏まえると、下記のようなケースの方におすすめです。ぜひ試してみてください。
おすすめのケース |
・会議のメモ代わり程度に文字起こし機能を使いたい ・少人数の会議やミーティングを記録したい人 |
5.toruno|会議画面・音声・発言ログをまとめて残せる
torunoは、会議中の発言内容だけでなく、そのとき表示されていた資料や共有画面もあわせて記録できるツールです。
文字だけでは会議の流れを思い出しにくい場合でも、発言と画面の情報をあわせて確認しながら議事録作成に活用できます。
torunoの基本情報 | ||
料金プラン | ・パーソナル無料プラン:累計3時間まで無料 ・パーソナル有料プラン:月額1,650円(税込) ・ビジネスプラン:月額9,000円(税抜)〜 ・ビジネスAI要約プラン:月額27,000円(税抜)〜 ※プランによって、利用できる機能・保存容量・文字起こしや録音できる時間が異なります | |
利用方法 | 1.「ファイルをアップロード」を押す 2.文字起こししたい会議の音声ファイルを選択する | |
対応ファイル 形式 | 音声:mp3/aac/m4a/ogg/opus/wav 動画:mp4/mov | |
機能 | 会議の記録方法 | 可 (対面・Web) |
音声ファイル取り込み | 〇 | |
話者分離 ※声の違いで別の人だと判断する | 〇 話者人数を指定可能 | |
リアルタイム文字起こし | 〇 | |
多言語対応 | 〇 ※プランによる | |
単語登録 | 〇 | |
AI自動要約 | 〇 ※プランによる | |
TODOアクション抽出 | × | |
保存容量 | 20GB~ | |
ログイン方法 | メールアドレス | |
5-1.torunoの特徴
torunoの特徴は、会議中に表示されていた資料や共有画面も、発言内容とあわせて残せるところです。
音声をテキスト化した上で、「どの資料を見ながら話していたのか」「画面上のどの内容について説明していたのか」、会議後に内容を振り返りながら議事録を作成しやすいのはtorunoならではです。
主な特徴は、以下のとおりです。
torunoの主な特徴 |
・会議中の音声、文字起こし結果、画面をまとめて記録できる ・実際に発言した人数を指定すると、話者識別の精度が向上を期待できる ・1文ごとに「重要」「決定事項」「ToDo」などを指定できる ・辞書機能で企業独自の用語を登録できる |
1文ごとに音声を再生したり、文字起こし画面でそのまま修正できたりするのも、torunoの特徴です。
また、文字起こし結果には1文ごとに「重要」「決定事項」「ToDo」などのタグを付けられるため、長時間の会議の必要な情報も整理しやすいでしょう。
ただし、リアルタイムで会議を記録できるのは、Windowsユーザーのみです。
この特徴を踏まえると、下記のようなケースの方におすすめです。ぜひ試してみてください。
おすすめのケース |
・資料共有が多い会議に参加することが多い ・発言内容と共有された画面の流れをあわせて確認しながら議事録を作成したい |
5-2.実際の文字起こし結果・精度
※無料パーソナルプランの文字起こし結果
調査項目 | 結果 (★1〜5) |
可読性 | ★★★★★ |
正確性 | ★★★★ |
速さ | ★ |
実際にtorunoで文字起こしをして感じたことは、以下のとおりです。
実際の文字起こし調査の結果 |
読みやすさ:〇 ・会話ごとに文章を再生できるので、聞き直す際に楽だと感じた ・タイムスタンプ付きで表示されるため、該当箇所の音声を確認しやすかった ・1人の会話が細かく分かれてしまうことがある 話者識別能力:〇 ・文字起こし画面で話者名を設定できるので、会議の内容を振り返りやすい ・登場人物が多い会話でも、複数の話者を判別できていた 変換、ケバ取りの精度:〇 ・意味のわからない単語に変換されている部分はなかった ・「あー」「えー」などのあいづちはカットされる 文字起こし完了までの早さ:△ ・15分の音声ファイルで約10分以上かかった |
今回の検証では、torunoは音声データの内容が大きく崩れることなく、会議の流れを把握しやすい形でテキスト化されていると感じました。
「あー」「えー」などのあいづちがカットされているため、文字起こし後の修正作業を減らせる点も使いやすいポイントです。
録音データの内容を細かく確認しながら、議事録の下書きを整えたい人に向いているでしょう。
6.Notta|Web会議・音声ファイルなど幅広い用途で使いやすい
Nottaは、Web会議や対面会議、録音済みファイルなど、さまざまな音声データの文字起こしに対応したAI文字起こしツールです。
録音から文字起こし、要約、共有まで一つのツール上で進められるため、会議形式が毎回変わる場合でも使いやすい傾向にあります。
Nottaの基本情報 | ||
料金プラン | ・フリー(無料):0円(文字起こしが閲覧できるのは1ファイル当たり3分まで) ・プレミアム:1,185円/月 ・ビジネス:2,508円/月 ・エンタープライズ:要相談 ※年間プランの場合 | |
利用方法 | 1.「アップロード」を押す 2.文字起こししたい会議の音声ファイルを選択する | |
対応ファイル 形式 | 音声フォーマット:WAV/MP3/M4A/CAF/AIFF 動画ファイル:AVI/RMVB/FLV/MP4/MOV/WMVなど | |
機能 | 会議の記録方法 | 可 (対面・Web) |
音声ファイル取り込み | 〇 | |
話者分離 ※声の違いで別の人だと判断する | 〇 最大10名まで識別 ※プランによる | |
リアルタイム文字起こし | 〇 | |
多言語対応 | 〇 58言語に対応 | |
単語登録 | 〇 | |
AI自動要約 | 〇 | |
TODOアクション抽出 | 〇 | |
保存容量 | 50ファイル~/月 ※プランによって異なる | |
ログイン方法 | Googleアカウント/Microsoftアカウント/Apple ID/メールアドレス | |
6-1.Nottaの特徴
Nottaの特徴は、Web会議・対面会議・録音済みファイル・URLなど、形式の異なる音声データの文字起こしに対応しているところです。
会議ごとに録音方法が変わる場合でも、文字起こし結果をNotta上に集約できるため、過去の会議内容をすぐに検索・編集・共有できます。
主な特徴は、以下のとおりです。
Nottaの主な特徴 |
・音声ファイルや動画ファイルをだけでなくURLからの文字起こしにも対応している ・Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Webexの会議の文字起こしに対応している ・自分が作成したもの、自分以外が作成したものを分けて管理できる |
文字起こし結果をキーワード検索できるNottaは、過去の会議内容をあとから探しやすいです。
複数の会議を連続して記録する場合でも、必要な発言や議題を見つけやすいのが魅力といえます。
また、自動で会議の概要や、トピックごとの目的・課題・背景などをまとめてくれるため、スピーディーな議事録作成につながります。
ただし、フリープランは文字起こし時間や利用できる機能に制限がある点に注意してください(無料プランは1回の文字起こしが3分まで)。
長時間の会議や定期的な議事録作成に使う場合は、有料プランの利用が必須です。
この特徴を踏まえると、下記のようなケースの方におすすめです。ぜひ試してみてください。
おすすめのケース |
・Web会議や対面会議など、複数の形式の会議に参加することが多い ・議事録作成する機会が多く、文字起こし結果を管理しやすいツールを探している |
6-2.実際の文字起こし結果・精度
※無料フリープランの文字起こし結果
※冒頭3分までの結果を使用しています
調査項目 | 結果 (★1〜5) |
可読性 | ★★ |
正確性 | ★★★ |
速さ | ★★★★★ |
実際にNottaで文字起こしをして感じたことは、以下のとおりです。
実際の文字起こし調査の結果 |
読みやすさ:〇 ・話者が話した内容ごとに吹き出しで分かれているため、誰が話したのかわかりやすい ・タイムスタンプ付きで表示されるため、該当箇所の音声を確認しやすい 話者識別能力:× ・別の話者が同一人物だと認識されていた ※有料プランには話者識別機能が付いています 変換、ケバ取りの精度:△ ・意味のわからない単語に変換されている部分はなかった ・「あー」「えー」などのあいづちもそのまま文字起こしされてしまう 文字起こし完了までの早さ:〇 ・15分ほどの音声ファイルは即アップロードできたため早いと感じた |
今回は、冒頭3分までしか文字起こし結果を確認できないNottaの無料プランを試した感想になりますが、無料プランでは話者識別・ケバ取りなどの制度が不足していると感じました。
しかし、有料プランだと使える機能や精度が大きく異なるため、正確に文字起こしをして議事録作成したい方には有料プランをおすすめします。
無料プランでも、会議全体の概要や要約などをまとめてもらえるため、気になる方は一度無料プランで試してみてください。
7.AutoMemo|文字起こし精度が高く要約が見やすい
AutoMemoは、文字起こし正解率99%と公表している、録音・文字起こし・要約に対応したツールです。
※2026年5月時点の情報です。
文字起こし結果を話者ごとに分けて表示できるほか、会議の要点やToDoも自動でわかりやすく整理できるため、議事録の下書きを作成する手間を減らせます。
AutoMemoの基本情報 | ||
料金プラン | ・無料お試しプラン:0円(7日間限定) ・プレミアムプラン:1,480円/月 ・法人専用プラン:19,800円~ | |
利用方法 | 1.「アップロード」を押す 2.文字起こししたい会議の音声ファイルを選択する | |
対応ファイル 形式 | 音声フォーマット:WAV/MP3/M4A/CAF/AIFF 動画ファイル:AVI/RMVB/FLV/MP4/MOV/WMVなど | |
機能 | 会議の記録方法 | 可 (対面・Web) |
音声ファイル取り込み | 〇 | |
話者分離 ※声の違いで別の人だと判断する | 〇 話者ごとに色分け | |
リアルタイム文字起こし | × | |
多言語対応 | 〇 72言語に対応 | |
単語登録 | × | |
AI自動要約 | 〇 | |
TODOアクション抽出 | 〇 ※プランによる | |
保存容量 | 無制限 | |
ログイン方法 | Googleアカウント/Microsoftアカウント/Apple ID | |
7-1.AutoMemoの特徴
AutoMemoの強みは、精度の高い文字起こし結果をもとに、議事録として確認しやすい要約を作成できる点です。
会議全体を短くまとめるだけでなく、発言者ごとの要約やToDo、期限なども整理できるため、長時間の文字起こし結果を最初から読み直さなくても、重要な内容を把握できます。
主な特徴は、以下のとおりです。
AutoMemoの主な特徴 |
・要約、決定事項、共有事項などをそれぞれ箇条書きでまとめてくれる ・何分にどんな会話をしているか、タイムラインをまとめてくれる ・話者ごとの要約をまとめてくれる ・要約部分に自分で追記できるため、そのまま議事録として使用できる |
AutoMemoでは、文字起こし結果を確認しながら、同じ画面に自分のメモを追記できます。
自動で作成された要約に補足やコメントを書き加えられるため、文字起こしの内容を確認しながら、議事録を同時にまとめられる点が魅力です。
一方で、単語登録には対応していません。
社内用語や専門用語が多い会議では、文字起こし後に人名・サービス名・業界用語などを確認する必要があります。
専門用語が多い会議で使う場合は、重要な単語や人名をあらかじめメモしておくと、修正作業を進めやすいでしょう。
この特徴を踏まえると、AutoMemoは下記のようなケースの方におすすめです。ぜひ試してみてください。
おすすめのケース |
・長時間の会議から要点やTODOを素早く把握したい ・議事録として確認しやすい形で要約してほしい |
7-2.実際の文字起こし結果・精度
※無料お試しプランの文字起こし結果
調査項目 | 結果 (★1〜5) |
可読性 | ★★★★★ |
正確性 | ★★★★★ |
速さ | ★★ |
実際にAutoMemoで文字起こしをして感じたことは、以下のとおりです。
実際の文字起こし調査の結果 |
読みやすさ:〇 ・話者ごとに「A」「B」と表示され、されに色分けされているため誰の発言か判断しやすい ・タイムスタンプ付きで表示されるため、該当箇所の音声を確認しやすい 話者識別能力:〇 ・登場人物が多い会話でも、複数の話者を判別できていた ・男性の話者が多い音声でも、話者ごとに発言が分かれていた 変換、ケバ取りの精度:〇 ・意味の分からない単語に変換されている部分はなかった ・「あー」「えー」などのあいづちはカットされる 文字起こし完了までの早さ:△ ・15分の音声ファイルで5分程度だった |
今回の検証では、AutoMemoは文字起こしの精度が高く、話者ごとに色分けされているため、誰の発言かを確認しやすいと感じました。
要約や会議の議題、課題、今後の対応事項が見やすく整理されており、会議に参加していない人でも内容を把握しやすいことも確認できました。
無料のお試しプランでも、文字起こしや要約の使いやすさは十分に実感できます。
ただし、無料プランは毎月1時間までの文字起こしに限られ、データの閲覧期間も7日間です。
まずは短時間の会議音声で試し、継続して使いたい場合は有料プランを検討するとよいでしょう。
8.YOMEL|会議の目的に合わせて要約形式を選べる
YOMELは、会議の種類に合わせて要約テンプレートを選び、必要な情報を整理できる法人向けのツールです。
商談や社内会議、プロジェクト会議など、用途ごとに要約のまとめ方を変えられるため、議事録作成後の編集負担を抑えられます。
YOMELの基本情報 | ||
料金プラン | ・無料トライアル:0円(2週間程度) ・スタータープラン:月額28,000円(税抜) ・スタンダードプラン:月額95,000円(税抜) ・ビジネスプラン:月額180,000円(税抜) ※プランによって利用時間や機能が異なります | |
利用方法 | - | |
対応ファイル 形式 | mp3/mp4/m4a/wav/flac | |
機能 | 会議の記録方法 | 可 (対面・Web) |
音声ファイル取り込み | 〇 | |
話者分離 ※声の違いで別の人だと判断する | 〇 | |
リアルタイム文字起こし | 〇 | |
多言語対応 | 〇 | |
単語登録 | 〇 | |
AI自動要約 | 〇 | |
TODOアクション抽出 | 〇 | |
保存容量 | 36ヶ月 | |
ログイン方法 | メールアドレス | |
YOMELの特徴は、会議の内容や用途に合わせて、AI要約の形式を選べるところです。
テンプレートを使うだけでなく、営業商談では「顧客の課題」「提案内容」「次回までの対応事項」、プロジェクト会議では「決定事項」「進捗」「今後のタスク」のように、会議の目的に合った情報を中心に整理できます。
主な特徴は、以下のとおりです。
YOMELの主な特徴 |
・会議の種類に合わせて公式の要約テンプレートを選べる ・必要な項目を指定したカスタムテンプレートを作成できる ・要約結果を議事録の編集画面へ反映できる ・個人情報の自動削除機能がありセキュリティ面が安心 |
YOMELは、辞書登録では社内用語や商品名、人名などをあらかじめ設定できます。
グループごとに最大1,000語まで登録できるため、固有名詞が多い会議でも文字起こし後の修正を減らしやすいでしょう。
ただし、YOMELは法人向けの料金設定で、最も安い有料プランでも月額28,000円です。 個人で短時間の音声を文字起こしする用途よりも、社内の複数人で継続的に議事録を作成するケースに向いています。
これらを踏まえると、YOMELは以下のようなケースにおすすめです。ぜひ導入を検討してみてください。
おすすめのケース |
・商談や社内会議など、会議ごとに議事録の形式を変えたい ・社内の複数人で議事録作成ツールを利用したい |
9.Rimo Voice|自然な日本語で読みやすく文字起こしできる
Rimo Voiceは、日本語に最適化されたAIによって、会議音声を自然な文章に整えながら文字起こしできるツールです。
話者ごとに発言を分け、内容のまとまりに合わせて段落を作成するため、会話をそのまま並べた文字起こしよりも読み進めやすくなっています。
RimoVoiceの基本情報 | ||
料金プラン | ・無料トライアル:1週間 ・文字起こしプラン:月額1,650円(税込) ・プロプラン:月額4,950円(税込) ・チームプラン:月額6,600円(税込)/1アカウント ・法人プラン:要見積もり | |
利用方法 | 1.「アップロード」を押す 2.文字起こししたい会議の音声ファイルを選択する | |
対応ファイル 形式 | 音声:mp3/m4a/wav/aif/aiff/flac/alac/aac/ogg/wma 動画:avi/mov/wmv/flv/mpg/mpeg/mp4/mkv/webmなど | |
機能 | 会議の記録方法 | 可 (対面・Web) |
音声ファイル取り込み | 〇 | |
話者分離 ※声の違いで別の人だと判断する | 〇 声紋登録にも対応 | |
リアルタイム文字起こし | 〇 ※プランによる | |
多言語対応 | 〇 20以上の言語に対応 | |
単語登録 | 〇 | |
AI自動要約 | 〇 ※プランによる | |
TODOアクション抽出 | 〇 ※プランによる | |
保存容量 | 公式サイトに詳細な記載なし | |
ログイン方法 | Googleアカウント/Microsoftアカウント/メールアドレス | |
9-1.特徴
RimoVoiceの特徴は、話し言葉を自然な日本語へ整え、内容のまとまりに合わせて読みやすく表示できるところです。
日本語会話を専門用語まで正確に認識し、高精度で自動文字起こし・要約ができます。
漢字やカタカナ、句読点を補うほか、「えーと」などの不要な発声も自動で取り除いてくれるのが強みです。
そのほかの主な特徴をまとめました。
RimoVoiceの主な特徴 |
・日本語に最適化されたAIで文字起こしできる ・声紋(声の特徴)を登録すると、発言者を自動で推定できる ・録画された動画ファイルからも高精度な文字起こしを実現できる ・文字起こし結果や議事録をCSV、Excel、PDFなどで出力できる |
RimoVoiceであらかじめ声紋を登録しておくと、声の特徴から発言者を推定し、各発言に話者情報を付けられます。
複数人が参加する会議でも、誰の発言かを整理しながら議事録を作成しやすくなるのも魅力ポイントの一つです。
一方、AI要約や会議AIアシスタント、録画Botなどの機能は、文字起こしプランでは利用できません。文字起こし後の要約やネクストアクションの抽出まで任せたい場合は、プロプラン以上を検討しましょう。
これらを踏まえると、Rimo Voiceは以下のようなケースにおすすめです。
おすすめのケース |
・話し言葉を自然な日本語に整える手間を減らしたい ・社内用語や専門用語が多い会議を文字起こししたい |
9-2.実際の文字起こし結果・精度
※無料トライアルの文字起こし結果
調査項目 | 結果 (★1〜5) |
可読性 | ★★★ |
正確性 | ★★★★★ |
速さ | ★★★ |
実際にRimo Voiceで文字起こしをして感じたことは、以下のとおりです。
実際の文字起こし調査の結果 |
読みやすさ:△ ・タイムスタンプ付きで表示されるため、該当箇所の音声を確認しやすい 話者識別能力:△ ・声紋(声の特徴)を登録しないと話者識別されず、誰の発言かわかりづらい 変換、ケバ取りの精度:〇 ・意味の分からない単語に変換されている部分はなかった ・「あー」「えー」などのあいづちはカットされる 文字起こし完了までの早さ:〇 ・15分の音声ファイルで2分程度だった |
今回の検証では、15分の音声を約2分で処理できたうえ、意味が通らない誤変換もほとんど見られませんでした。
そのため、話者が少ない会議や、発言者を自分で把握できる音声であれば、議事録の土台を短時間で作りやすいと感じました。
しかし、今回試した無料プランでは声紋を登録していない状態では話者が判別されず、その点は不便だと感じました。
複数人の会議で使う場合は、事前に声紋を登録しておくことをおすすめします。
10.AI議事録取れる君|文字起こしから議事録の修正まで自動化できる
AI議事録取れる君は、文字起こしした内容の誤変換や不要な言葉をAIが補正し、議事録として読みやすい文章へ整えられるツールです。
会議音声をテキスト化するだけでなく、AI要約や補正まで自動で行えるため、文字起こし後に自分で文章を修正する必要がありません。
RimoVoiceの基本情報 | ||
料金プラン | ・無料トライアル:7日間 ・お試しプラン:月額1,380円(税抜) ・Enterprise P-10:月額5,800円(税抜) ・Enterprise P-100:月額47,000円(税抜) | |
利用方法 | 1.ホーム 2.「議事録を作成」を押す 3.文字起こししたい会議の音声ファイルを選択する 4.「作成」を押す | |
対応ファイル 形式 | 公式サイトに詳細な記載なし | |
機能 | 会議の記録方法 | 可 (対面・Web) |
音声ファイル取り込み | 〇 | |
話者分離 ※声の違いで別の人だと判断する | 〇 発話人数を指定可能 | |
リアルタイム文字起こし | 〇 | |
多言語対応 | 〇 多言語・翻訳に対応 | |
単語登録 | 〇 | |
AI自動要約 | 〇 | |
TODOアクション抽出 | 〇 | |
保存容量 | 公式サイトに詳細な記載なし | |
ログイン方法 | Googleアカウント/メールアドレス | |
10-1.特徴
AI議事録取れる君の特徴は、会議中から参加者全員で、議題・要約・文字起こし結果を同じ画面上で編集できるところです。
主な特徴は、以下のとおりです。
AI議事録取れる君の主な特徴 |
・参加者全員で議題や要約、文字起こし結果をリアルタイムに共同編集できる ・誤変換や不要な言葉をAIが自動で補正する ・発話人数を指定して話者を識別できる ・要約レベル(シンプル、標準など)を選択できる ・議事録をWord、CSV、Markdown形式で出力できる |
AI議事録取れる君では、会議が終わってから一人で議事録を仕上げるのではなく、参加者同士で内容を確認しながら、その場で記録を整えられます。
たとえば、重要な発言をブックマークしたり、認識が異なる部分を参加者がすぐに修正したりできるため、会議後の確認作業を減らしやすいでしょう。
さらに、会議終了後はAI補正によって、誤変換や不要な言葉を整えられます。
会議中の共同編集と終了後のAI補正を組み合わせることで、文字起こし結果を議事録として仕上げるまでの工程を短縮できるのは大きな魅力です。
これらを踏まえると、AI議事録取れる君は以下のようなケースにおすすめです。該当する方は、ぜひ導入を検討してみてください。
おすすめのケース |
・時間をかけずに文字起こし~議事録作成まで行いたい ・文字起こし後の誤字や不要語を修正する負担を減らしたい |
10-2.実際の文字起こし結果・精度
※無料トライアルの文字起こし結果
調査項目 | 結果 (★1〜5) |
可読性 | ★★★★ |
正確性 | ★★★★★ |
速さ | ★ |
実際にAI議事録取れる君で文字起こしをして感じたことは、以下のとおりです。
実際の文字起こし調査の結果 |
読みやすさ:〇 ・タイムスタンプ付きで表示されるため、該当箇所の音声を確認しやすい ・文字起こし部分にも、何についての会話をしているのか、完結にタイトルが表示されるため見直しが楽 話者識別能力:〇 ・登場人物が多い会話でも、複数の話者を判別できていた ・男性の話者が多い音声でも、話者ごとに発言が分かれていた 変換、ケバ取りの精度:〇 ・意味の分からない単語に変換されている部分はなかった ・「あー」「えー」などのあいづちはカットされる ・話者が言葉に詰まった箇所、冗長表現をしている箇所も、AIによってわかりやすく修正された 文字起こし完了までの早さ:△ ・15分の音声ファイルで約10分以上かかった |
今回の検証では、話者ごとの発言が細かく分断されず、会話のまとまりを追いやすい形で文字起こしされていると感じました。
文字起こし結果と同じ画面上で議事録を作成できるため、画面やツールを切り替えずに作業を進められる点も便利です。
また、AI補正前の文字起こしも保存されている点も、安心できるポイントです。
一方、全体の要約は文章が続けて表示されるため、重要な情報を一目で把握するには、見出しや箇条書きを加えて整える必要があると感じました。
11.議事録の文字起こしを効率化するためのコツ
文字起こしツールを使っても、録音環境や会議前の準備によっては、誤変換が増えたり、文字起こし後の確認に時間がかかったりします。
ここでは、文字起こしの精度を高め、確認・修正の手間を減らすためのコツを2つ紹介します。
1.会議前に参加者名や専門用語を整理しておく 2.録音機器は参加者の声を拾いやすい位置に置く |
11-1.会議前に参加者名や専門用語を整理しておく
文字起こしを効率化するために、会議前に参加者名や専門用語を整理しておきましょう。
なぜなら、人名や商品名、社内用語などの固有名詞は誤変換されやすいからです。
文字起こし自体は正確でも、固有名詞が間違っていると、あとから録音を聞き直して修正しなければなりません。
たとえば、会議前に以下の情報をメモしておくと、文字起こし後の確認を進めやすくなります。
・会議の参加者名
・会社名や部署名
・商品、サービス名
・業界特有の専門用語
・会議内で使用する略称
単語登録に対応しているツールを使う場合は、これらの言葉を事前に登録しておくのもおすすめです。
単語登録に対応していない場合でも、正しい表記を一覧にしておけば、文字起こし後に検索したり、すぐに書き換えたりできます。
文字起こしで誤変換があるかどうか一つずつチェックする手間を減らすためにも、会議前に確認が必要な言葉をまとめておきましょう。
11-2.録音機器は参加者の声を拾いやすい位置に置く
対面会議で録音・文字起こしをする場合は、録音機器を参加者全員の声が均等に届きやすい位置へ置きましょう。
文字起こしツールの性能が高くても、音声が小さい、参加者同士の声が重なる、といった状況では、誰の発言なのかを正確に認識しにくくなるからです。
たとえば、録音機器を一人の参加者の近くに置くと、遠くに座っている人の声が小さくなり、誤変換や聞き取り漏れが増える可能性があります。
テーブルの中央付近のような、一部の参加者だけに近づきすぎない場所へ置けば、全員の声を拾えるでしょう。
また、会議が始まる前に、以下の点も確認しておいてください。
・マイクを資料や荷物でふさいでいないか
・空調や機械音などの雑音が大きくないか
・録音を開始できているか
・音声を問題なく保存できるか
録音機器の配置と音声の入り方を事前に確認しておけば、誤変換や聞き取り漏れを減らし、スムーズに議事録作成までできるでしょう。
12.まとめ
本記事では、議事録作成に使える文字起こし方法8選と、各ツールごとの特徴、実際に使用した結果を紹介しました。
〇議事録作成におすすめの文字起こしツール8選
ツール | 機能 | 費用 | おすすめのケース |
文字起こし | 無料 | すでに録音データがあり、Word上で文字起こしから議事録作成まで進めたい | |
録音 文字起こし | 無料 | 会議のメモ代わり程度に文字起こし機能を使いたい | |
録音 文字起こし 要約 | 有料 ※無料プランあり | 資料共有が多い会議に参加することが多い | |
録音 文字起こし 要約 | 有料 ※無料プランあり | Web会議や対面会議など、複数の形式の会議に参加することが多い | |
録音 文字起こし 要約 | 有料 ※無料トライアルあり | 長時間の会議から要点やTODOを素早く把握したい | |
録音 文字起こし 要約 | 有料 ※無料トライアルあり | 商談や社内会議など、会議ごとに議事録の形式を変えたい | |
録音 文字起こし 要約 | 有料 ※無料トライアルあり | 話し言葉を自然な日本語に整える手間を減らしたい | |
録音 文字起こし 要約 | 有料 ※無料トライアルあり | 時間をかけずに文字起こし~議事録作成まで行いたい |
※無料プランの有無や利用条件は変更される場合があります。2026年6月時点の情報です。
〇議事録の文字起こしを効率化するためのコツ
1.会議前に参加者名や専門用語を整理しておく 2.録音機器は参加者の声を拾いやすい位置に置く |
議事録作成に使える文字起こしツールを使う際は、手軽に文字起こしできればよいのか、議事録作成まで効率化したいのかをはっきりさせると選びやすくなります。
効率化につながるツールは有料のものが多いですが、無料お試しプランがあるものも多いです。
本記事の比較表や文字起こし結果を参考に、気になるツールがあれば実際に試してみてください。