最後は、結びの挨拶を書きます。基本的には、故人が生前お世話になったことへの感謝の言葉や、今後も良いお付き合いを願う言葉が適切です。
結びの挨拶を考えるときは、以下の3つのポイントを押さえて考えるとすっきりとした文章ができあがります。
- 送り先への感謝の言葉
- 送り先の健康や無事を祈る言葉
- 今後のお付き合いをお願いする言葉
具体的な例は、以下のとおりです。
文例
「これまで賜りましたご厚情に故人になり代わりまして厚く御礼申し上げます」
「生前故人に賜りましたご厚情に深謝し謹んで御礼申し上げます」
「ここに生前のご厚情を深謝いたしますとともに明年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」 など
他にも、「皆様が健やかなる新年をお迎えになりますよう心よりお祈り申し上げます」など、送り先が良い新年を迎えられるような言葉を添えても良いでしょう。
喪中はがきを出すタイミングは体調を崩しやすい時期でもあるため、「なお時節柄一層のご自愛のほどお祈り申し上げます」と送り先の健康を気遣う言葉も適しています。