11月になると例年発生するのが、冬物ブランドの衣料、履物などの偽物トラブルです。
独立行政法人国民生活センターによると、11月~1月に集中する傾向があるそうです。
お気をつけください。
典型的な事例(国民生活センターへの相談内容から)
SNS上で有名ブランドのダウンジャケットを限定 300 着大幅割引という広告を見て注文。
支払方法は代金引換で、商品を受け取って中身を確認したら明らかな偽物だった。
すぐに事業者に連絡を取ろうとしたが、電話がつながらず、
メールでも問い合わせたが、返信がなかった。(2017 年 11 月受付 40 歳代 男性)
最近の詐欺・模倣品サイトの特徴
・サイトの日本語表示
過去には字体や表現がおかしいものも多かったが、
最近は簡単に見分けられない巧妙なサイトも見られる。
・販売価格
大幅に割引をしてユーザーの目を引くようにする。
一方、安過ぎると怪しまれるため、割引率をわざと抑える手口も。
・支払い方法
クレジットカードや代金引換など。
対策
・サイトの情報を確認する
違和感のある表現や文字がないか、不審な価格でないかを確認する。
また偽サイトは電話番号を記載しないことが多いので、
問い合わせ方法がフォームやメールだけの場合は要注意。
・検索する
例えば、「www.〇〇.com」というURLのサイトなら
「〇〇 詐欺」などで検索する。
詐欺被害や評判などが記載されていることがあり判断の一助に。
・セキュリティソフトの導入
国内で販売されている多くのセキュリティソフトは、
警察等から入手した偽サイトのURLをブロックするため、安全度が高くなる。