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フィッシング詐欺の傾向(2022年1月〜3月)

フィッシング ネット詐欺

2022/04/12

フィッシング対策協議会がこの1月から3月に同協議会のサイト上で注意を喚起した
フィッシング詐欺は次の通りです。




 同協議会が注意喚起した
 有名ブランドを騙ったフィッシング詐欺/1月~3月

  ・三菱HCキャピタルカード(1月)
  ・LINE Pay(1月)
  ・プロミス(1月)
  ・Uber Eats(1月)
  ・TS CUBIC CARD(2月)
  ・NTTドコモ(2月)
  ・Yahoo!JAPAN(2月)
  ・千葉銀行(3月)
  ・えきねっと(3月)
  ・JR西日本(3月)
  ・JR東日本(3月)
  ・出前館(3月)


 出前サービスを騙る詐欺も登場
 金融機関、通信会社、交通サービスのほか、
 新型コロナウイルスにより利用者が急増した宅配出前サービスの
 Uber Eats、出前館などが加わっており、
 世相を反映して、多くの人が利用するブランドが騙られることが
 改めてわかります。


 全体で数の多いフィッシング詐欺は
 これらは、新しい手口だったり、以前よりも報告件数が
 増えてきたりしたために注意喚起に至ったケースがほとんどです。
 以前から件数が多い、つまり全体の中で件数が多いのは、
 次のようなブランドです。

  定常的に多く報告されている
  有名ブランドを騙ったフィッシング詐欺
  ・Amazon
  ・メルカリ
  ・JCB
  ・三井住友カード など


 SMSに届くメッセージにはご注意を
 上記はメールで届くフィッシング詐欺についてですが、
 近年の傾向としてスマホのSMS(ショートメッセージ)で届く
 ものも注意が必要です。
 メールによるフィッシングへの警戒はかなり浸透してきましたが、
 SMSを使ったメッセージは、まだ手口としては新しく、
 利用中のサービスで、たまたまタイミングが合えば
 「何だろう?」と反射的に開いてしまう人は多いでしょう。
 メッセージ上のURLにアクセスして、うっかり情報を入力すると
 クレジットカード情報を含むさまざまな情報を盗まれてしまいます。
 安全を確認する習慣をぜひ、身につけたいものです。


 対策
  ・IDやパスワードを入力するwebサイトは、
   メールやSMSのリンクからアクセスしない。
   あらかじめブックマーク(お気に入り)やアプリなど
   事前に登録しておき、そこからアクセスする。
  ・ウイルス対策ソフトの導入
   フィッシング詐欺サイトへのアクセスをブロックします。

 参考
  「キ・ケ・ンの取説」フィッシングの関連記事
   https://www.sourcenext.com/product/security/blog/list/?tag=Phishing

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