コロナ禍で中止、延期、縮小されていたコンサートやスポーツ観覧などが、対策を講じたうえで開催されるようになっています。
それに伴いインターネットでのチケットの転売に関するトラブルが増え、全国の消費生活センターなどに寄せられる相談件数は
2021年4、5月の2か月間の合計が77件だったのに対し、2022年には384件と約3倍に急増しています(PIO-NET:パイオネット/全国消費生活情報ネットワークシステムによる)。
被害内容の例
・検索結果などから転売仲介サイトに飛んでしまい、
公式のサイトと思い、高額なチケットを買ってしまう
転売仲介サイトとわかりにくかったり、チケットの残り枚数や制限時間の
カウントダウンが表示され、購入を急かすサイトがあります。
・転売チケットの利用が禁止されているイベントでは、購入したチケットで参加できない
・SNSなどの個人間の取引で、代金を持ち逃げされてしまう
対策
・チケットは公式サイトから購入する。
・転売仲介サイトを利用する場合は、そのイベントが転売を禁止していないか調べる。
・不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、
すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう。
消費者ホットライン
電話番号 188(いやや/全国共通の3桁)