<2024年2月2日更新情報>
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が、先月24日に
「情報セキュリティ10大脅威 2024」を発表しました。
これは、2023年に社会的影響の大きかったトピックから、
百数十名の選考会の審議、投票により決定されたものです。
個人向けと組織向けがあり、ここでは個人向けを紹介します。
今回から、生活者自身がそれぞれご自身に関係のある脅威に対策して
もらうという意図で、順位をつけない形になりました。
情報セキュリティ10大脅威 2024/[ ]が初選出年、( )が過去結果
・インターネット上のサービスからの個人情報の窃取
[2016年] (5年連続8回目)
・インターネット上のサービスへの不正ログイン
[2016年] (9年連続9回目)
・クレジットカード情報の不正利用
[2016年] (9年連続9回目)
・スマホ決済の不正利用
[2020年] (5年連続5回目)
・偽警告によるインターネット詐欺
[2020年] (5年連続5回目)
・ネット上の誹謗・中傷・デマ
[2016年] (9年連続9回目)
・フィッシングによる個人情報等の詐取
[2019年] (6年連続6回目)
・不正アプリによるスマートフォン利用者への被害
[2016年] (9年連続9回目)
・メールやSMS等を使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求
[2019年] (6年連続6回目)
・ワンクリック請求等の不当請求による金銭被害
[2016年] (2年連続4回目)
選出された脅威は昨年と大きく変わりなく、引き続き
フィッシング詐欺、不正アプリ、不正送金が選出されています。
本通信でもたびたび紹介しているように、さまざまなブランドを
騙る詐欺メールが横行しています。
手口を知り、騙されないようにご注意ください。
<2023年2月7日更新情報>
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が、1月25日に
「情報セキュリティ10大脅威 2023」を発表しました。
これは、2022年に社会的影響の大きかったトピックから、弊社を含む
約150名で構成される10大脅威選考会の審議、投票で決定されたものです。
個人向けと組織向けがあり、ここでは個人向けを紹介します。
情報セキュリティ10大脅威 2023/( )内は前回の順位
1位 フィッシングによる個人情報等の詐取(1位)
2位 ネット上の誹謗・中傷・デマ(2位)
3位 メールやSMS等を使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求(3位)
4位 クレジットカード情報の不正利用(4位)
5位 スマホ決済の不正利用(5位)
6位 不正アプリによるスマートフォン利用者への被害(7位)
7位 偽警告によるインターネット詐欺(6位)
8位 インターネット上のサービスからの個人情報の窃取(8位)
9位 インターネット上のサービスへの不正ログイン(10位)
10位 ワンクリック請求等の不当請求による金銭被害(圏外)
出典:IPA https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2023.html
全体の傾向としては昨年と大きく変わりなく、引き続き
フィッシング詐欺が1位でした。
本ブログでもたびたび紹介しているように、さまざまなブランドを
騙る詐欺メールが横行しています。
手口を知り、騙されないようにご注意ください。