セキュリティ情報|
最新のウイルス情報や、セキュリティ対策に関するコラムを公開しています

暗号資産の投資詐欺にご注意

ネット詐欺 フィッシング

2024/02/15

先月の23日に国民生活センターが暗号資産の投資詐欺について
注意喚起を行なっています。相談者は20代で「20代要注意!」
と呼びかけています。利益が出ても出金時に多額な金額を
要求されるケースもあり、ご注意ください。




事例 1 利益の出金に過大な金額が必要

  画像投稿のSNSで知り合った外国人男性から勧められ、
  国内の暗号資産取引所のアプリで2万円相当の暗号資産を購入。
  数日後、利益が3万円相当になり、アプリ内の口座へ出金できたので
  信用して40万円相当の暗号資産を送付。これも利益が出て
  出金しようしたら12%の税金(約5,800ドル=約86万円)が必要と言われた。

事例 2 投資したが儲からない

  誘った知人が参加する副業グループの話を聞きに行き、
  「暗号資産の自動売買ソフトを使えば儲かる。投資の勉強ができる」
  と言われ、ソフトを買い、50万円相当の暗号資産を購入し送金。
  その後、ソフトを使って売買をしたが儲からず。誰かを勧誘すると
  紹介料がもらえると聞いていたが、誰も勧誘していない。返金してほしい。


  トラブル防止のポイント
    同センターでは次のような注意を行なっています。

   勧誘をうのみにしない
    SNSやマッチングアプリなどで知り合った面識のない相手から
    暗号資産の投資を勧められら詐欺を疑う。話の真偽は確認できず、
    連絡が取れなくなる可能性もあり、被害の回復は極めて困難。

   知人でも不要なら断わる
    さらに、自分が他の友人、知人を勧誘すると、被害者を増やしたり
    人間関係のトラブルになることもある。

   無登録の業者とは取引しない
    暗号資産交換業者は、金融庁・財務局への登録が必要。
    事前に金融庁のサイトで登録業者かどうかをず確認する。
    同サイトには、無登録業者として警告された業者も掲載されている。

   詳細を理解せずに契約しない
    取引相手が登録業者であっても、暗号資産は価格が変動し
    急落するリスクもある。十分に理解できなければ取引をしない。
    交換業者から説明を受けるとともに、金融庁などのサイトで十分調べる。

   早めに相談する
    不安に思ったら早めに消費生活センターなどに相談する。

あわせて読みたい、関連記事

フィッシング ネット詐欺 を含む記事

最新記事(4件)

記事一覧