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ショートメッセージ上のURLに注意

ネット詐欺 フィッシング

2024/03/01

1月末に日本サイバー犯罪対策センター(JC3)が
「あなたのスマホがフィッシングサイトをばら撒く!」という
記事を公開し、被害が多発しているスミッシングメールによる
ウイルス感染への注意を呼びかけています。




増える不正送金の被害

  スミッシングメールとは、ショートメッセージ(SMS)を使った
  フィッシングメールのこと。
  不正送金の被害額は、2022年の15.2億円から2023年の11月には
  80.1億円に急増しています。同センターではその原因の1つとして
  スミッシングメールの増加を挙げ、感染すると他の人に
  無断でSMSを送信し、さらに感染を広げる2つのウイルス
  「KeepSpy」「XLoader(別名MoqHao)」を紹介しています。


手口

  1. SMSで次のようなメッセーを受信する。
    「お客様が不在であったため、荷物を持ち帰りました」
    「〇〇銀行 緊急のお知らせ」など
  2. 何だろうと思って表示されているURLにアクセスする。
  3. 遷移した画面に「マルウェア(ウイルス)が検出されました」などの
    警告が表示され、セキュリティアプリのインストールを奨める。
  4. 奨めに従ってアプリをインストールする。
  5.その結果、ウイルスに感染し下のような結果につながる。
   ・銀行口座の情報を盗みとられ不正送金の被害に遭う
   ・自身のスマホから別のユーザーに同様のSMSが
    無断で送信されるようになる



ウイルス(KeepSpy、XLoader/MoqHao)の特徴と注意点
   ・Android端末が多いが、iPhoneもある。
   ・ウイルスは、有名企業のアイコンを偽装している。
   ・被害者は20代~70代で、現役世代が多い。
   ・ウイルスは進化するため、この手口と同じでなくても用心する。

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