マイクロソフト社のWindows 10の公式サポートが終了する2025年10月14日まで、1年を切りました。
サポートが終了したOSを使い続けるのは、下に述べた通り危険ですし、
OSやパソコンの移行には、なにかと時間がかかるものです。
今お使いのパソコンがWindows 11のシステム要件を満たすのかを確認しておき、
アップグレードするのか、PCを買い替えるのかなど早めのご計画や準備をおすすめします。
マイクロソフトのサイトでは、今お使いのWindows 10のパソコンが、
Windows 11の最小システム要件を満たしているかどうかを簡単に
調べられるアプリを公開しています。
Windows 10 PC用のPC正常性チェックアプリ
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11#pchealthcheck
サポート切れのOSが危険な理由
古いOSの継続利用が危険な理由は、さまざまな攻撃の足がかりとなる脆弱性が修正されないからです。
例えば、2020年1月にサポート終了となったWindows 7の場合、同年2月以降に公表された脆弱性は791件。
そのうち、8割に迫る631件が「緊急」「重要」以上の高い危険度のものでした。
続けて使うということはそんなにも多くの危険な「穴」が空いたまま使うことです。
セキュリティ対策ソフトは攻撃やウイルスを検知しても、「穴」はふさげないし、
そもそも終了したOSでの動作保証はしないのが通例です。
参考
JVN iPedia(IPAが運営するぜい弱性検索データベース)で、
過去に公表されたWindows 10のぜい弱性の数
緊急: 102
重要: 2776
警告: 1042
注意: 27
Windows 10のサポート終了まで、あと1年
2024/10/22