狙われる理由
犯罪者はお金になる情報を狙います。
すでにマイナンバーも狙われはじめており、十分な注意が必要です。
マイナンバーとは
・住民票を持つすべての人に割り振られ、生涯変わらない12 桁の番号
・社会保障、税、災害対策などの行政手続きに使われる
1 人1 人に固有の番号であるマイナンバーに氏名、生年月日、住所、電話番号、職業、家族構成、納税額などの個人情報を紐づけると、照合や検索がしやすくなります。それにより、行政手続きが効率化され国民も便利になると期待されているわけですが、同時に、犯罪者にも便利な情報です。
詐欺の手口
総務省と偽り「マイナンバー確定のお知らせ」という件名のメールを送り、メールに記載されたURL から不正サイトへ誘導するようなフィッシング詐欺が起きています。
まっとうな企業や公的機関がメールや電話で、マイナンバーを含む重要情報を照会することはありません。決して入力したりリンクをクリックしないことが大切です。
ネット上で個人情報を明かさない
SNS やブログなどネット上に自分で公開した個人情報も、常に収集・悪用される危険性があります。SNS ではプロフィールや投稿の公開範囲をむやみに広げず、ブログには、個人情報を特定されるような書き込みをしないよう気をつけましょう。
「マイナンバー占い」のような、情報を入力すると占いができるといった類の詐欺もあるため、安易に書き込まないようにしましょう。
堅牢な専用ブラウザを使う
今後、マイナンバーも、詐欺だけではなく不正プログラムに狙われる可能性もあります。勤め先からの依頼などによりwebサイトでマイナンバーを送信する必要がある場合には、専用ブラウザを使うのも有効です。
「スーパーセキュリティ」に搭載されている「決済ブラウザ」は元々、ネットバンキング用に設計されたものです。ウイルスが入り込めない構造に加え、キーボードでタイプした情報を盗む「キーロガー」と呼ばれるタイプのウイルスや画面をキャプチャして送信するウイルスへの安全性も抜かりありません。