独立行政法人国民生活センターは、毎年、消費者問題として注目を集めたものや
消費生活相談の特徴的なものなどから、その年の「消費者問題に関する10大項目」を
選んで公表しています。
昨年12月に発表された2024年の10大項目のうち、セキュリティに関連する項目では
「サポート詐欺 高齢者のトラブルが後を絶たず」の見出しでサポート詐欺が前年に続いて
選定されたことを伝えています。
参考資料としてリンクされている、同センターのページ(2024年3月公開)では
特に70歳以上の相談件数が大幅に増加していること、
新たにネットバンキングで送金させる手口の相談事例が記載されています。
具体的には次のようなものです。
ネットバンキングで送金させる手口
修理代100円のはずが、遠隔操作で100万円を送金
ネット閲覧中に大音量の警告音が鳴り、警告画面に書かれたマイクロソフト社のサポートに電話。
電話の指示通りにソフトをインストールし、遠隔操作での処置後に相手から
「最近、銀行の取引をしたか」と聞かれて利用したと回答。
銀行へのログインを指示され、パソコンの修理代として請求された通りに100円と入力したところ、
遠隔操作で「0」を追加され、100万円が送金された。
この事例でもわかるように、サポート詐欺は電話詐欺であり、特殊詐欺との違いは、
電話が掛かってくるのではなく、こちらから掛けるように仕向けられる点です。
特殊詐欺では電話に出ない、電話を切るが対策になりますが、
サポート詐欺では、電話を掛けないためにも手口を知っておくことと
ブラウザの画面の閉じ方を知っておくことが有効な対策です。
ブラウザ画面を閉じる方法
方法1: [Esc](エスケープキー)を長押しする。
方法2: [Ctrl] [Alt] [Delete]を同時に押し、「タスクマネージャー」でブラウザの「タスクを終了」させる。
国民生活センターの「消費者問題に関する2024年の10大項目」
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20241211_2.html