すぐわかるセキュリティ用語辞典

【か】

かくちょうし【拡張子】
Windowsではファイルの種類を区別するために、ファイル名の末尾にピリオドと3文字(まれに2文字、4文字の場合もあります)の英数字を付ける慣習になっていて、この英数字のことを拡張子と呼びます。拡張子は、アプリケーションと対応しているので、そのソフトを持っていれば、ダブルクリックで開けられます。 参考:Windowsの初期設定では拡張子が表示されないことが多いので、「フォルダオプション」の「表示」の設定を変更してみてください。
かくり【隔離】
ウイルスと断定できないか、ウイルス定義ファイルがないため、駆除も削除もできない際に、専用のフォルダに隔離します。その際に、ただフォルダを移動するだけでなく、ウイルスのプログラムそのものを書き換えて無効化してしまうので、隔離したファイルは無害です。
キーロガー (KeyLogger)
ユーザーのキー入力を監視して記録するツールのこと。すべてのキー入力動作を記録するので、パスワードやクレジットカード番号などを盗み出すために使われます。
きどうでぃすく【起動ディスク】 (Boot-Up Disk)
Windowsの重要ファイルが壊れてパソコンを起動できない場合や、起動ハードディスク内にウイルスが感染した場合に、ウイルスを実行させることなくWindowsを立ち上げるようにするためのフロッピーディスクのこと。
くじょ【駆除】
ウイルス対策ソフトが、ウイルスを検知した時の対処方法は、大きく分けると駆除、削除、隔離の3つがあります。駆除は感染したファイルからウイルスのみを除去することで、元のファイルが残ります。ワームやトロイの木馬は他のファイルに伝染しないので、対処としては削除するか、隔離するかの二通りです。
クッキー (cookie)
webページで、1度訪れたユーザーの利便性を高めるために、webサイト側がユーザーに渡す簡単な記録ファイルのこと。これを受け取ることで、「こんにちは○○さん」と専用の表示をしてくれたり、訪れる度に必要な作業を簡略化してくれたりします。ユーザーのパソコン内(インタネット一時フォルダ)に保存され、アクセスがある度に、webサイトはそれを参照・更新します。検索サイトから商用サイトまで、数多くのサイトで採用されており、一般的なサイトでは問題ありませんが、cookieを悪用して個人情報を入手することも可能なため、疑わしいwebサイトのcookieは受け入れないことをおすすめします。
クラッシュ
突然青い画面になること。リセットまたは電源スイッチで電源を切ってから、起動し直す他ありません。