すぐわかるセキュリティ用語辞典

【さ】

さーびすぱっく【サービスパック】 (Service Pack)
発売後、随時公開しているWindowsの修正プログラムが、ある程度のボリュームに達した時点でひとまとめにしたもの。
さくじょ【削除】
感染したファイルを削除します。駆除できないタイプのウイルスに対する処置です。
しすてむりょういきかんせんがた【 システム領域感染型】
ハードディスクやフロッピーディスクのシステム領域に感染するウイルス。フロッピーディスクからパソコンを起動することが少なくなったので、このタイプのウイルスは減少しましたが、フロッピーディスクを使う際には注意すべきです。
じょうちゅうぷろぐらむ【常駐プログラム】
パソコンを使用中、常時作動するタイプのプログラム。ウイルス対策ソフトはその典型です。ウイルスにも、例えばフロッピーディスクを常時監視して、アクセスがあるとフロッピーディスクにウイルスを自動で埋め込むような常駐型のものがあります。
ジョークプログラム (joke program)
ユーザーをびっくりさせるのが目的の人騒がせなプログラム。
しょきか(ふぉーまっと)【初期化(フォーマット)】 (format)
ハードディスクやフロッピーディスクなどに、Windowsがデータを書き込めるようにすること。すでにデータがある場合には、その内容はすべて消去されます。物理的フォーマットを行なうとフォーマットに時間はかかりますが、ウイルスも含めてすべて消し去ることができます。
すきゃんえんじん【スキャンエンジン】
ウイルスを探すための本体部分である、ウイルス検索プログラムをこう呼びます。ここがアップデートされることにより、効率良くスキャンが行なわれるようになったり、新たなスキャン方法が加わったり、新種のウイルスを検知できるようになったりします。
スパイウェア (spyware)
ユーザーに気づかれないように、パソコン操作を監視したり、個人情報を収集して送信するプログラム。無料で配布されるソフトに付属することが多く、たいていは利用条件の中にどんな行動をするのかが明示されているので、きちんと目を通すことをおすすめします。
すぱむめーる【スパムメール】
受け手の許可も取らずに送りつける迷惑メール。
セキュリティパッチ (security patch)
セキュリティ修正プログラムのこと。
セキュリティホール (Exploit)
その名の通り、セキュリティ上の穴(=弱点)。クラッカー達はこれを見つけては新しいウイルスを作り出します。WindowsやInternet Explorerは使っている人口が多い分、狙われやすい宿命にあります。