すぐわかるセキュリティ用語辞典

【た】

ダウンロード (download)
インターネットを通じて必要なデータをパソコン内にコピーすること。
だっと【DAT】
ウイルス定義ファイルの通称の1つ。ウイルス定義ファイルの種類がdatファイル(.dat)であることから、こう呼ばれています。
でぃれくとり(ふぉるだ)【ディレクトリ(フォルダ)】
ファイルを分類してしまっておくための仕組み。書類を入れるフォルダのようなものです。サブフォルダ、サブディレクトリという言い方もよくしますが、フォルダ内フォルダのことです。
デマメール (Virus Hoax)
知人から「こんなウイルスが流行しているので、知人に知らせてあげてください」という内容のメールがくることがあります。この手のメールには決して応じないようにしてください。善意の気持ちを悪用されて、ネズミ算のように無意味なメールが世界中に駆け巡ることになります。それはこのメールを企てた者を喜ばせるだけです。
てんぷふぁいる【添付ファイル】 (Attachment)
メールには、本文とは別にファイルをくっ付けて送信することができ、このファイルのことを添付ファイルと言います。添付ファイルが、プログラム、Word、Excelなどの場合はウイルスの可能性もありますので、ウイルス検査をおすすめします。
どすこうげき【DoS攻撃】 (DoS:Denial of Service)
サーバーやネットワークを妨害する攻撃のこと。狙ったサーバーに大量のデータや不要な処理をさせるデータを送信するなどの方法が使われます。攻撃元が複数で、狙われたコンピュータが1つの場合は DDoS(Distributed Denial of Service:分散型サービス不能化)攻撃と呼ばれ、攻撃者自身が実行するよりも、攻撃者が事前に標的以外の複数サイトに、攻撃プログラムを仕掛けておき、遠隔操作などで一斉攻撃するケースが多いようです。 Windows以前のOSである、MS-DOS(Microsoft Disk Operating System)のDOSとは無関係です。
とろいのもくば【トロイの木馬 】(Trojan Horse)
例えば「便利な無料プログラム」と信じ込ませ、ダウンロードさせて悪事を働くプログラムです。実行したとたん破壊活動を始めるもの、システムの一部として潜伏し、時間が経ってから活動するもの、後でクラッカーがそのコンピュータを乗っ取るための手先として働くものなどがあります。ウイルスのように他のファイルやシステムには感染しません(感染活動をしないものをトロイの木馬と分類しています)。トロイの木馬の語源は、ホメロスの叙事詩「イリアス」に描かれている、トロイ軍が戦利品として運び込んだ巨大な木馬に、実はギリシャ軍が潜んでいて、一気にトロイを陥落させた、というエピソードにちなんでいます。怪しいプログラムはダウンロードしないようにご注意ください。