すぐわかるセキュリティ用語辞典

【ウイルスセキュリティ】

アップデート(機能)
最新版に更新すること。「ウイルスセキュリティ」では、ウイルスを特定して処理するためのウイルス定義ファイルのアップデートの他に、プログラム本体を更新する場合もあり、共に自動で行なわれます。手動でアップデートする際には、画面右下のウイルスセキュリティ・アイコンを右クリックして、「アップデートを行なう」を選びます。
アドウェア(用語)
例えば、デスクトップなどに無断で広告を表示するようなプログラムのこと。
アンインストール(機能)
使わないプログラムを削除すること。セキュリティソフトは、同時に複数のソフトを使うと、それぞれが競合してトラブルになるため、使わないソフトを事前にアンインストールするのが鉄則です。アンインストールは、「スタート」ボタン→「プログラム」から、「削除したいプログラム」→「アンインストール」を選びます。プログラムにアンインストールの項目がない場合には、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」を選び、該当するソフトを探してクリックします。
ういるすじどうけんち【ウイルス自動検知】(機能)
パソコン使用中、常にウイルスを監視する、「ウイルスセキュリティ」の主要な機能です。
ういるすのけんさ【ウイルスの検査】(機能)
パソコン内にウイルス、スパイウェアが存在しないかをチェックすること。
えつらんせいげん【閲覧制限】(機能)
「個人情報を守る」機能を使って、インターネットの閲覧時間や指定したサイト以外にアクセスできないように管理できます。お子様のインターネット制限などに便利です。
えんとりーじょうほう【エントリー情報】(機能)
「ウイルスセキュリティ」は、パソコンごとの有効期限をサーバー(コンピュータ)で管理しています。「ウイルスセキュリティ」の使用を開始する際に、「利用開始のお手続き」で登録していただく、メールアドレスと製品のシリアル番号を「エントリー情報」といい、パソコンを区別する情報として使用しています。
エントリーページ(機能)
パッケージ版を購入して有効期限を延長したり、登録しているエントリー情報を変更したり、確認するための専用ページ。
オーナー(機能)
「ウイルスセキュリティ」は、パソコンをご家族で共用するお客様のために、ユーザー別に異なった設定をすることができます。初期設定のままでは、すべての設定が可能な「オーナー」権限ですが、複数ユーザーを設定した場合には、オーナー権限以外では「個人情報を守る」の設定画面を見ることができなくなります。
おしらせ【お知らせ】(機能)
セキュリティに関する情報を随時お知らせするメッセージ画面。「設定とお知らせ」画面の右側にあります。ウイルスの最新情報や製品のアップデート情報、マイクロソフトのセキュリティ修正プログラムの案内などをお知らせしています。(「お知らせ」を見るには、デスクトップ右下のウイルスセキュリティ・アイコンを右クリックして「設定とお知らせ」を選びます)。
がいこくごふぃるた【外国語フィルタ】(機能)
知人のいない国から来るメールはほぼ迷惑メールかウイルスメールです。外国語フィルタはその外国語で書かれているメールを迷惑メールトレイに分類する機能です。
かくり【隔離】(機能)
「ウイルスセキュリティ」は、ワームやトロイの木馬など、ファイルに感染しないタイプのウイルスを検知すると、ウイルスのプログラムを書き換えて安全な状態にし、「隔離フォルダ」に移動します。これを隔離と呼んでいます。隔離したプログラムが万一必要なものであった場合には元に戻すこともできます。
かめんのからーをえらぶ【画面のカラーを選ぶ】(機能)
メッセージ画面の色が設定できます。「設定とお知らせ」の「インフォメーション」画面にある「基本設定」で、12色の中からお選びください。
きょかりすと【許可リスト】(機能)
迷惑メール防止機能の1つで、この差出人からのメールは必ず通常メールとして扱いたい場合に、メールアドレス、ドメイン、差出人を登録しておくと、迷惑メールと判定されることがありません。
くじょ【駆除】(機能)
ウイルスに感染したファイルからウイルスのみを取り除いて安全な状態に戻すこと。「ウイルスセキュリティ」では駆除が可能な場合は駆除を行ない、駆除が不可能な場合は、ファイルを独自の形式に書き換えて安全な状態にして、専用のフォルダに移動する隔離という処理を行なっています。
けいぞくりよう【継続利用】(機能)
「ウイルスセキュリティ」は、有効期限を持つ製品です。継続して使う場合にはインターネット上の専用ページ「エントリーページ」で、新しいシリアル番号を入力するか、製品の継続リンクをクリックして「継続サービス」を購入します。
げんざいのじょうたいをふぁいるほぞん【現在の状態をファイル保存】(機能)
お客様がカスタマイズした設定や、許可リスト、ブロックリストなどに登録した情報は、ファイルとして保存しておくことができます。パソコンを買い換えたり、リカバリした際に、保存したファイルから復元でき、設定や登録をする手間が省けます。
ごかくにん【ご確認】(機能)
システム防御や各機能を無効にする際に、表示される確認画面です。お客様が指示するまで閉じません。 
さくじょ【削除】(機能)
ワームやトロイの木馬はファイルに感染しないため、削除することにより、パソコンから取り除きます。
しすてむぼうぎょ【システム防御】(機能)
システムファイルを監視して、内容が書き換えられるとお客様に確認を促す画面を表示して、お客様が意図しない書き換えを防ぐ機能です。ファーミング(正しいURLをクリックしても偽のサイトに飛ばすネット詐欺の手口)を防ぎます。 30種類のレジストリ項目、設定ファイルを監視しています。
じどういんすとーる【自動インストール】(機能)
CDを入れるだけで自動でインストールを完了できるソースネクスト製品独自の機能です。誰でも簡単に新しいソフトを使えるようにするために開発しました。
じどうくろーず【自動クローズ】(機能)
ウイルスを自動処理した時や外部からのアクセスをブロックした時など、お客様の判断を必要としない報告画面は、自動でクローズします。
じどうめーるけんさ【自動メール検査】(機能)
迷惑メールの基本機能で、特に設定や登録をすることなくメールを監視し、フィッシングメール、疑わしい添付ファイルのあるメールを自動で迷惑メールトレイに振り分けます。
ジョークプログラム(用語)
冗談やいたずらに近いプログラム。近年は悪質なウイルスが増え、ジョークプログラムの類は減っています。
スパイウェア(機能)
無断でパソコン内の情報を送信するプログラム。無害なデータを送信するものも多い反面、重要な個人情報を盗み出す悪質なものもあります。フリーウェアなどにも含まれ、ウイルスと異なり判定が難しいのが現状です。むやみに削除すると支障をきたす場合もあるため、「ウイルスセキュリティ」では明らかに悪質と確かめられたスパイウェアを検知すると自動で隔離するようにしています。なお、無断で送信しようする動きはファイアウォールで、あらかじめ登録した文字情報を含む情報送信は、個人情報無断送信防止機能で防ぐことができます。
セキュリティリスク(用語)
パソコンにとって好ましくはないプログラム。
せっていがめん【設定画面】(用語)
「ウイルスセキュリティ」では、すべての設定を「設定とお知らせ」画面で行なえます。画面右下のウイルスセキュリティ・アイコンを右クリックして、「設定とお知らせ」を選びます。
せっていとお知らせ【設定とお知らせ】(機能)
「ウイルスセキュリティ」のすべての設定を行なう画面。画面右下のウイルスセキュリティ・アイコンを右クリックして、「設定とお知らせ」を選びます。
ダイアラー(用語)
ダイヤルアップ接続で勝手にインターネット接続をするプログラム。ダイヤルアップ接続が主流だった頃には、ダイヤルQ2やアダルトサイトなどに接続し、高額な請求をされることが話題になった時期もありました。
ていきけんさ【定期検査】(機能)
日、週、月単位で、定期的なウイルス検査を設定できます。少なくとも月に1度はウイルス検査をすることをおすすめします。
ネットワークアクセス(用語)
外部からの侵入を許可するプログラム。
ハッカーツール(用語)
ハッカーが不正侵入や悪事に使ったり仕込んだりするプログラム。
ファイアウォール(機能)
パソコンには、通信する際にデータをやり取りする、家で言えばドアや窓に当たる出入り口があり、これらをポートと読んでいます。ファイアウォールは言わばパソコンの戸締まりプログラムで、窓と違い、目には見えないポートを監視して開け閉めをコントロールできるようにします。原義は防火壁。
ファミリー
「ウイルスセキュリティ」でユーザーを設定している場合で、ログオフした状態が「ファミリー」権限です。
ブロックリスト(機能)
迷惑メール防止機能の1つで、この差出人からのメールは必ず迷惑メールとして迷惑メールトレイに振り分けるようにしたい場合に、メールアドレス、ドメイン、差出人を登録しておくと受信トレイには入ってこなくなります。
ほすつふぁいる【hostsファイル】(用語)
特定のURLを別のURLに飛ぶように指定するシステムファイルの1つ。正しいURLを入力しても偽装したサイトに飛ばすファーミングと呼ばれるネット詐欺はこのファイルを書き換えます。「ウイルスセキュリティ」は「システム防御機能」がこのホスツファイルを監視し、書き換えがあった場合にお客様に確認を促す画面を表示し、意図しない書き換えを防止し、ファーミングを未然に防ぎます。
ミニパネル(機能)
「ウイルスセキュリティ」の各機能の状態、ウイルス検査、手動アップデートなどをまとめた簡易画面。
めいわくめーる【迷惑メール】(用語)
広告・宣伝のメールで、スパムメールとも呼ばれます。
めーるるいじどはんてい【メール類似度判定】(機能)
迷惑メール防止機能の1つで、お客様が「迷惑メール」と判断したメールにどれぐらい似ているかを判定して、受信したメールのうち迷惑メールを自動で迷惑メールトレイに振り分けます。初期設定では類似度50%になっています。この機能を使うには、受信トレイのメールを選択してOutlook、Outlook Expressのツールバーに組み込まれた「迷惑メール」「通常メール」に振り分ける必要があります。お客様が振り分けたメールを分析して、類似度50%以上のメールを迷惑メールトレイに振り分けます。比較するサンプルが多いほど判定が正確になっていき、50通程度のメールを分類すると、かなり正確に自動選別してくれるようになります。
ゆうこうきげん【有効期限】(機能)
「ウイルスセキュリティ」は、1年間の有効期限を持つ製品です。
りようかいしのおてつづき【利用開始のお手続き】(機能)
「ウイルスセキュリティ」のインストールが終了後、最新版のアップデートをできるようにするために必要な手続きです。メールアドレスと製品のシリアル番号(エントリー情報と言います)を、インターネットで専用サーバー(コンピュータ)に送信します。エントリー情報は、パソコンごとの有効期限を確認する目的で使われます。
りれき【履歴】(機能)
「ウイルスセキュリティ」が実行した処理の記録です。「設定とお知らせ」画面の右上部のアイコンをクリックすると開きます。各機能別に見ることができます。